(北関東その12、ウォーキングWS14-3)
下っていきます。登りでは必死だったということもあって、見えなかった景色が見えてきます。笹だらけの区間を抜けると、
山々がそれなりに見えてきました。
登りの時に赤かった部分を上から見るとこんな感じ。数少ない良い景色が広がっていました。
岩場付近です。この尾根沿いに進んでいくことになるのですが、上から見るとこの辺に鎖場あるんだよなーって分かるくらいに道が良く分かります。
熊穴沢避難所まで降りてきましたが、そのころにはやはり慣れないロープ場の連続ということもあって、足がかなり悲鳴を上げていました。それもあって思いのほか写真も残っていませんでした。何とか来た道を見上げます。やっぱり山頂はすっぽりと雲の中でした。
オキノ耳を出発して2時間30分、合計で約5時間30分でロープウェー乗り場に帰着。生きて帰ってこれた―と実感した瞬間でもありました。
さて、あとはここからロープウェーに乗って下るだけ・・・・・・・と思っていたら何だか様子が変。
Oh・・・・
後で調べると、工事車両が誤って電源線を切ったということで、実はリフトもその影響で停電で運休。リフト目当てであの分岐を上がっていったら足の状況もあって悲惨なことに・・・。
では、どうやって下っていくんだろうか・・と思っていたらとりあえず乗って出発。なんと、ホームの中では係員が人力でゴンドラを押して本線に押し出していました。
非常電源が稼働しているのか、3km/hと人が歩くよりも遅いペースですが、何とか進んでいます。
時折停まるので、ゴンドラが前後にゆーらゆらw。同乗した子供がキャッキャw。2本式なので横揺れはないのですが、その分縦揺れが余計に効いてきます。
山頂では押し出されていましたので、山麓駅では、どうなるのかと思っていたら、係員が”受ける”準備をしていました。
ということで、通常の2倍以上の時間をかけて40分ほどで山麓駅に到着。ふと乗り場を見ると登り方向は終日運休ということになりました。
しかも、予定していたバスはタッチの差で行かれてしまったのでさてどうしよう。
とりあえず、窓口に行くと運休によるお詫びとして、ロープウェー代金が往復分共に全額返金となしました。ラッキー♪・・?