(2017GWその16~19) ※4記事をひとまとめにしました。
1.きりしま5号(霧島神宮→隼人)
乗車電車が到着です。JR九州の787系です。登場時は華々しかったのですが、今では末端区間での運用が多くなっています。
横にはツバメのロゴマークが書かれています。
九州新幹線が開通するまでは博多~西鹿児島(現鹿児島中央)の主力電車だった名残です。
車内はこんな感じ。荷物棚が飛行機と同じく収納式で、このような荷物棚を備えているのはJR九州だけでしょうか。
乗車はわずか2駅、約10分で隼人駅に到着。乗り換えのために下車します。
自由席が300円だとは気付かず、e-チケットで指定席(通常であれば自由席と同じ料金)を
確保していました・・・。
※きりしま5号 霧島神宮 9:36 → 隼人 9:52 指定席 610円
2.はやとの風2号(隼人→吉松)
ここでの乗り換えは16分ですので駅の様子を探索します。
物凄くシンプルな駅舎です。
乗車列車の案内板です。この列車の読み方がよくわからなかったのですが、漢字で書けば「隼人の風」ということのようです。で、今いるのがその「隼人」駅です。
ホームの様子です。
いよいよ乗車列車が到着します。D&Sの中でも最古列車なので、外観にも年季が入ってきました。
では乗車します。車内の様子はこんな感じです。乗車率は「ほぼ」満席でした。
この列車は観光列車であることは知っていますが、見どころのある停車駅ではわざわざ停車時間を確保して駅の観光時間を確保までしているところまでは知りませんでした^^;そのおかげで、思っていた以上に慌ただしい時間が流れました。
最初の停車駅は嘉例川駅です。
駅舎もこんな感じで木造のまま保存されていました。
ミラー越しで映る黒い車体。なんか渋いw
ちなみのここ、ものすごく僻地にあるかと思っていたら・・・こう見えても空港が徒歩圏内^^;
列車は先に進み、次は霧島温泉駅です。
ここでは、ホーム上で地元の方の物販が行われていました。せっかくなので、ホームからの一枚です。また違った雰囲気です。
では出発です。ここでホーム売りのカップケーキと霧島温泉駅積み込みの地元産小麦を使用したサンドイッチを購入しました。記念乗車票も一緒に。
早朝出発だったので朝食も取れず、これでようやく本日の1食目です。カップケーキがフワフワで印象的でした。
ちなみのこの列車、車内の明かりにも気を使っており、トンネルの中ではこんなレトロとな雰囲気になります。
さて、列車は更に進んで大隅横川駅の到着です。
こちらも木造駅舎がそのままで、国の有形文化財に指定されているようです。
ただ、こう見るとただの古い駅にしか見えないのが何とも・・・。
隼人を出発して約1時間で終点吉松駅に到着です。
思っていたよりかは忙しい一時間でした。
※隼人 10:08 →吉松 11:11 指定席特急券 610円(e-チケット、820円)
3.吉松駅散策
次の列車の到着まで駅前を散策します。駅前の様子ですが、非常にシンプルな駅舎です。
駅のすぐ近くにSLが展示されていましたので、寄ってみます。C55でしょうか。凛々しいお姿です。
特にこの車輪の迫力が凄いです。
運転席にも上がれますので登ってみます。たくさんの計器とバルブが並びますが、どのように使用するのでしょうか。これらを考えた人はすごいですね・・。
間もなく、乗車する次の列車が到着しますので、駅の戻ります。跨線橋を渡るときに列車が入線してきましたので撮影です。
この列車と先程乗ってきた「はやとの風」号と接続するため、同一ホームでに列車が並んでいる姿が撮影できます。種車が同じなので、車体が同じなのですが、色合いの違いで雰囲気の違いを感じます。
では、次の列車、今回3つ目のD&S列車である「しんぺい2号」に乗車します。なお、この列車は人吉までの全区間、普通列車です。なので、特急券は必要ないのです・・・が、自由席は7席しか無いという罠がありますので、ゆっくりと巡りたい場合は指定席の購入をオススメします。
さて、発車まで時間があるので、その間に昼食を車内で頂きます。ついさっきサンドウィッチを食べたばかりですが、列車が動き出すとバタバタして落ち着かなさそうなのが予想できるので早いですが食べます。人吉駅構内で売っていた駅弁(650円)を購入し、駅で交わる2列車の乗車記念票と一緒に撮影です。
ではお弁当御開帳です。
特段特産品が入っているような感じではなく、良くも悪くもオーソドックスな内容ですが、車内の雰囲気とあいまって旅情を感じさせるには十分な内容と味でした。
4.普通列車 しんぺい2号(吉松→人吉)
この列車、ネーミングと運転方法がやや複雑ですので整理してみます。
いさぶろう1号:熊本→特急→人吉→普通→吉松
しんぺい2号 :吉松→普通→人吉
いさぶろう3号:人吉→普通→吉松
しんぺい4号 :吉松→普通→人吉→特急→熊本
熊本から離れる列車が「いさぶろう」、熊本に向かう列車が「しんぺい」そして、吉松~人吉はそれぞれの名前を冠して普通列車として2往復します。
列車のロゴマークと
車内の様子です。レトロ感のある車内です。
では出発です。こちらも他のD&S列車と同じく、アテンダントが乗車して改札と見所案内を行います。まず最初は軍人の慰霊碑でした。アテンダントの案内がなければ一瞬なので取り逃していたことでしょう。
最初の停車駅、真幸に到着です。ここで1回目のスイッチバックを行います。一瞬だけ宮崎県に突入です。
ここではスイッチバックをするため、先には線路はありません。
間近で撮る一枚です。この赤さが何とも言えません。
地元の方の販売もありましたが、写真撮影に夢中でそれどころではありませんでしたw
では出発します。さっきまでいた駅が写ります。
真横を通過します。地元の方が手を降ってお見送りです。田舎ならではな光景で、都会だったら入場券払え~ってどやされることでしょう。
少し進むと「日本3大車窓」と言われる地点に到着です。列車はこの地点で一時停車して写真撮影タイムとなりました。
列車は更に進み、次の停車駅、矢岳駅に到着です。
駅舎はお約束どおりの木造。この駅では何があるかというと・・・
何故かSLが展示されていました。早くも2台目ですw
車内から覗き見た駅の様子です。
列車は更に進みます。すると、下に線路と駅を発見。ここからループ線を辿ってその駅に向かいます。ものすごい線形ですw
大畑駅に到着です。満開の花がお出迎えです。
駅舎の様子ですが、何かが窓一面に貼り付けられており、治安が悪そうな気がしますが・・・
全部名刺でした。
駅前の様子です。何故ここに駅が!って言う感じですが、理由はスイッチバック駅だから・・・に尽きそうです。
ここでも2の数字と駅の様子です。
JR九州の保守車両も居ましたので合わせて撮影です。
ここからは後は終点の人吉まで一気に進むだけです。吉松駅を出発して約1時間16分で到着です。ついたお隣には3月に運行を開始したばかりのD&S列車「かわせみやませみ」号が「しんぺい」号の到着を待っていました。「かわせみ」側とのツーショット、
「やませみ」側とのツーショットです。
予約開始時点で団体客で満席だったので、この列車の予約は取れず、人吉市内散策をすることにしました。
※吉松→人吉 指定席券 520円