今回の旅では4つのD&S列車を乗り継ぎましたが、それぞれ座席の指定方法も変わっており、より良い席を確保するためのポイントを紹介してみたいと思います。
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1.指宿のたまて箱
・種別:特急
・座席:全車指定
・座席表:↓
・Webでの座席の指定:◯
・おすすめの席:
1人であればカウンター席で十分です。桜島の方向を向いていますし、テープルがあるので肘を付きながらボーっとするのも◯。また、見た目以上に左右の間隔が空いているので隣の人とぶつかる心配はありません。ただし、端は戸袋が邪魔になるので、なるべく中央部を押さえておくのが良いでしょう。
・座席写真:↓
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2.はやとの風
・種別:特急
・座席:一部指定席
・座席表:↓
・Webでの座席の指定:◯
・おすすめの席:
戸袋に近い席でなければ座席配置自体は普通の特急と同じく2列席ですので、お好みで問題ないと思います。座席数は少ないですが、自由席に賭けるのも有りかも。
・座席写真:↓
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3.しんぺい
・種別:普通
・座席:ほとんど指定席
・座席表:↓
・Webでの座席の指定:✕ (予約はできるが座席表からの指定ができない)
・おすすめの席:ボックス席の奇数列のA(人吉行き)又はD(吉松行き)席
・理由:
この4つの中で一番のクセものなのがこの列車です。普通列車としても機能するので申し訳程度の自由席がありますが、景色を座席から・・ということであれば指定席を抑えるのは必須です。
この列車、2列席があることはあるのだが、いずれも戸袋が邪魔。ということで、ボックス席を抑えることになるのですが(どういう人と相席になるのかは運次第!)、絶景ポイントが片側に偏っているため、加えて列の番号まで指定しないといけません。それがボックス席の奇数列(運用によってボックス席となる番号も変わるので要注意)となります。また、座席の記号も怪奇で、AとD席が窓側になります。人吉方向であればA席、吉松方向であればD席が比較的進行方向を向いて進む時間が長い席になります。
そしてトドメは、普通列車なのでWebでは座席表からの指定ができない・・ということでみどりの窓口でこれらの要望をまとめて言う必要があります。
・座席写真:↓
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4.SL人吉
・種別:快速
・座席:全車指定席
・座席表:↓
・Webでの座席の指定:✕ (予約はできるが座席表からの指定ができない)
・おすすめの席:奇数列の2人席の窓側(A席)
・理由:
こっちの方が長く球磨川の景色を楽しめるから。また、親切にも各車両に数列ずつ2人席があるので、それを押さえておけば良いでしょう。ただし、これもみどりの窓口で要望を伝える必要があります。また、進行方向を前にする席と背にする席がありますので(向きは固定)、それも進行方向(熊本行き又は人吉行き)に合わせてお好みで選択すればいいかと思います。
・座席写真:↓
以上 4列車の座席案内でした。