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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

ブラックダイヤモンドのトレッキングポール

今のところ、低山/高低差の少ない登山が中心ですが、それでも何回か登る内に装備なしで動き回ると膝への負荷が大きいことを実感。ということで、主に膝へのダメージ軽減を目的にトレッキングポールを購入。

 

1.トレイル

初めての1本はお店の方に勧めらたのがブラックダイヤモンドの「トレイル」でした。そのときに特におすすめポイントとして挙げられたのがロック方式でした。低価格帯でよくあるスクリュー方式は使っていくうちにいきなりロックが外れて「すっぽ抜ける」可能性があるとのことでした。

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1-1.スペック

・形状    : I型

・使用時伸縮長: (63.5㎝~)105㎝~140㎝

・収縮時長  : 63.5㎝

・素材    : アルミ

・ロック方式 : フリックフロック(レバーロック式)

・アンチショック:なし

・重量    : 489g(ペア)

 

1-2.使用感

まだ、数回の使用ですが、ポールを突いた時の安定感はすごく、体重を多少預けてもたわむような気配もありません。逆に今の使用環境ではオーバースペックでは?と思うこともしばしば。なので、ポール依存症にならないかちょっと心配。

1-3.欠点

「収縮時の長さ」の1点に尽きます。

公共交通機関での移動がメインなので、この収縮時の長さが意外と厄介です。収縮時の長さが63.5㎝と長く、リュックの中には当然納まりません。他社含めてほかの同等レベルのトレッキングポールを見ても50㎝台が多いので、やっぱり目立ちます。だって、50L台のザックよりも長いんですもん・・・。

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  中身を悟られないように収納袋を買ってリュックの横に差しても、先端が頭の上近くまで来るので、電車移動とかだと目立ってしょうがありません。特に大阪駅みたいな巨大駅で乗り換えると・・・。

 更に、飛行機で移動する場合は致命傷になります。スーツケースを持参でその中に入ればいいのですが、バックパッカー的な装備で移動する場合、長さ制限で機内に持ち込めない、なので預入荷物に・・・ってこれだけを預けるというのが中途半端すぎるし、リュックも・・・となると今度はポールと合わせて2ピース^^;。到着の空港で同時に出てくるのか?この2つw

1-4.ということで・・・

もちろん、この強度が必要とするような高低差のあるような登山(関西だと伊吹山とかかな?)をするときは活躍してもらうのですが、使う機会があるかどうか微妙なコースを行く時用ということで、もう一つ調達しました。

 

2.ディスタンスカーボンFLZ(2018モデル)

調達したのは同じブラックダイヤモンド製の折り畳み品です(類似品としてシナノのフォールダーFREEと迷いました)。軸がアルミタイプのものとカーボンタイプのものがありましたが、せっかくなので少々値は張りますが、アルミタイプよりも95g軽いカーボンタイプを購入してみました。持ち出したものの、使う機会が無ければただの重りですから、軽いほうということで。

(価格イメージ:トレイル+6000円=アルミタイプ、アルミタイプ+6000円=カーボンタイプ)

2-1.スペック

・形状    : I型

・使用時伸縮長: 105㎝~120㎝

・収縮時長  : 37㎝

・素材    : カーボン

・ロック方式 : ピンロック(全体長)+レバーロック(収縮長の微調整用)

・アンチショック:なし

・重量    : 360g(ペア)

本モデルには他にも使用時伸縮長が95㎝~110㎝のものと120㎝~140㎝のものがありますが、大体115㎝前後で使っているので、105㎝~120㎝のモデルをチョイス。長さ固定式にしたら2000円ほど安価で更に100gほど軽くなるのですが、丁度いい長さというのがまだわかっていないもので・・。

この長さであれば、リュックの中の押しこめて、1ピースとし預けられそうです。

 

2-2.伸ばした時の外観

伸ばした状態のもの(105㎝)を並べてみました。上がトレイル、下がディスタンスカーボンFLZです。まずは色遣いが赤と青で全く違う^^;。先端の形状も違うのですが、これもやはり使用用途の違いからみたいです。トレイルは雪山でも使える4シーズン仕様ですが(ここでは装着していませんが、スノーバケットも付属しています)、ディスタンスカーボンFLZは雪山での使用は想定していません。

また、長さ調整はトレイルは2か所に対して、ディスタンスカーボンFLZは1か所なので後者の方が頻繁な長さ調整には有利そうです。このレバーロック、意外と硬いもので。ねじで緩めることもできるのですが、緩すぎるときちっと締まっているか心配になる・・。

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主軸の部分をアップにしました。強度重視のトレイルの方が太いのが良く分かります。まぁ、重量が100g以上も違うので当然と言えば当然。

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2-3.畳んだ時の外観

これを目的に購入しましたので、感想は「全然違う」。これだけw

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2-4.使用感

とにもかくにも35Lのリュックの中にはみ出すこと無く突っ込めて飛行機の持ち込み荷物としてX線を通過できたのが特筆事項ですね。

使用感については、やっぱりリュックの中に収まると言うことで、ターミナル駅等での移動中も周囲にぶつかって・・と言う心配をする必要が無いのも大きいです。

実際使ってみると、確かに岩とかに引っかけて横方向に力が掛かるとたわんで折れそうな感触になりますが、これまでまた場所に関しては普通に突いて進む分には特に問題なく使うことができました。

 こことか。

こことか。

 で、スノーバケットがとりつかない構造のため、雪の中で使用するとこうなります。

雪の中に、何の抵抗もなくズボ。

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