(H29→H30その9)
18.蔵王山麓→地蔵山頂
ロープウエイの看板ですが、オーストリアの国旗横にかけられていました。そして、バス駐車場では隣には東南アジアから来たと思われるスキーの団体客の姿も。こちらはスキー場で散歩(?)、あちらはスキー場でスキー・・・なんだかアウェー感を感じた瞬間でした。
ロープウエーに乗車します。待ち時間は20分位だったでしょうか。スキー―板抱えた客に混じってミラーレスカメラを抱えた客が混ざってますw
ゴンドラが降りてきました。
行きのゴンドラ内は満員でいい場所も取れなかったので、撮影は下りに賭けます。乗客の半分以上は滑って降りてくるでしょうしね。
途中の乗換駅で1枚撮影です。
樹氷高原駅でロープウェーを乗り換えます。ゴンドラを支えるロープが2本になりました。わざわざ2本にした理由が終点に到着と同時に分かりました。1本式ならなら運休ですねこれ。
まぁ、麓から既に雲がかかっていたため、どこからか雲の中に入るかなぁとは思っていました。ということで、早速雲の中です。
視界が悪く、前のゴンドラが見えるか見えないか微妙なところです。
眼下には雪を纏った木々が広がっています。
晴れていればかなりのパノラマビューになりそうな場所ですが、雲の中なので真っ白です。・・・なので、画像を少しいじってみます。
木々の様子が多少分かるようになりました。ついでに雰囲気が妙に神秘的になったような・・・。
支柱も完全に凍りついています。樹氷ならぬ柱氷化しています。
終点に到着したので、周辺を散策してみます。
19.ほぼホワイトアウトの地蔵山頂散策
地蔵山頂に到着です。晴れていれば蔵王地蔵尊を背景に・・と展望台からの圧倒的な樹氷の様子が拝められるはずなのですが・・・白いです。そして風も凄く、軽く地吹雪状態でした。まぁ、この風あっての樹氷なんですけどね。
かろうじて樹氷っぽそうなのがありましたが、それでもこれだけでした。
地蔵尊までやって来ましたが残りは見事に真っ白です。もう少し進んでも良さそうなのですが、スキー客でもなく、このまま斜面を滑り出したら大変なので諦めました。
地蔵尊をアップにしてみました。賽銭箱がスキー板に乗っかっていました。そう言えばバスガイドがここの賽銭箱は積雪によって高さが変わる不思議な賽銭箱と言っていましたが・・・がめついお地蔵様だことw
開運の鐘もありましたがこちらも凍りついています。鐘は鳴らせそうでしたが・・。
展望台に上がってきました。まるでどこかのRPGの雪のステージですね。
この眼下にも樹氷が広がっているはずなのですが・・・やはり真っ白・・・。
こちらも画像をいじってみました。何だか現実世界にいるような気がしませんw
遠くに樹氷らしきものは見えなくはないのですが、如何せん白背景なので、見難い。
展望台から眼下を見た姿です。うんやっぱり真っ白。
流石に何時迄もこの暴風下にいられないので、展望台を後にします。うん、眼鏡のフレームが凍りついてましたw
20.地蔵山頂~樹氷高原と散策
暴風でロープウェーが停まるとたまらないので下りのロープウェーに乗車です。この風の中でも動くのはやはり2本吊りの賜物なんでしょうね。そして、眼下の白さは登るときよりも濃くなったでしょうか?
まさに、White Out w
でも、雲の下はと言うと、比較的穏やかだったりします。ということで、乗換駅である樹氷高原で少しだけ散策です。
樹氷高原駅をバックに。
頂上だったらこれに輪をかけて雪の塊がこびり付いているんでしょうねぇ。
ちなみにゲレンデの様子はと言うと、2方向からコースがやって来ていて、一つはこちら
もう一つは↑から左に45°位振ったこちらです。
もう少しだけ雪で覆われた木々の様子を撮影して、
下りのロープウェーに乗車します。
下りは何とか窓際が確保できたので、撮影頑張ってみます。
21.樹氷高原から山麓へ
山麓駅へ向かって下っていきます。ロープウェーの窓も凍りついているので、写真がイマイチになってしまいますが仕方がありません。まだこの辺は雲が残っています。
左下にはスキーリフトも見えてきました。
横を見るとやはり先が見通せない真っ白な背景に木々が揺れていました。
この標高だとさすがに木々にはしっかりと雪がこびりつく・・と言うような状況にななっていませんでした。
ということで、無事に麓に到着。出発まで30分位残っていたので、玉こんにゃくの試食券を食べつつ周辺散策。背後には見事な雪山が広がっていますが・・・電線が何だか邪魔。景観重視で電線を地下に!と政府は張り切っていますが、都心部よりもこういう場所から手を付けたほうが観光客的には寄り付くのではないかを思った瞬間です。
雑ですが、画像処理で目立った電線を取り除いてみました。欧州の町並みのように見えなくもない・・かな?ただ、印象がぜんぜん違うのは間違いありません。
その間に雲に切れ間が出てきました。ロープウェーの終点である樹氷高原駅がはっきりと見えます。
先程の山並み&町並みです。うーん、やっぱり電線が残念・・・。
バスに戻ってきました。昼食は予定通り食べる時間がなかったため、売店でこんなものを買ってみました。山形はだだちゃ豆も有名&この手のものにしてはリーズナブルだったのですが、歯ごたえ抜群で昼食代わりには十分でした。
では次のスポットに向けて移動を開始します。