(四国周遊その12)
32.宇和島駅と新幹線0系"気動車"
宇和島城を思いのほか早く往復してしまったため、次の列車まで40分ほど余ってしまいました。ということで、よく考えてみたら昼食がまだだったので、何か食べようとしましたが・・・これといったお店が近くになかったので、駅横にあったコンビニでこれを購入。セール期間中なので150円です。
はい?初日に食べたこれと具材が同じ?・・・そうかも。
でもこちらは炊き込みご飯風でした。味は・・・似ていたような?
次の列車はトイレなし車両で2時間強の乗車時間のため、トイレと水分補給用の飲み物の購入を済ませて乗車列車の到着を待ちます。この区間を乗り通そうと思うとかなり高確率で観光列車(ホビートレインか海洋堂トレイン)になります。
宇和島駅のホームの様子です二面三線の終端式のホームです。
駅名版になります。予讃線と予土線の路線番号が振られていました。
ホームには松山行のリラックマ?のような列車が停車していました。
窪川行きの列車が入線してきました。燃料を補給していたのでしょうか。折り返し列車ではなく、留置線方向からやってきました。なんとも衝撃的な見た目・・。
反対側には到底敵いませんがw ということで、0系もどきの列車に乗っていきます。車内はというと、
こんな感じで鉄道模型が飾られていました。
車内は東海道新幹線カラーである青が強く出ています。
このホビートレインの模型までありましたw
列車自体はこんな見た目ですが普通の生活路線でも使用されていますので、乗客は観光客だけではなく、高校生等の地元の方も多数乗車されていて、これ以上の車内の様子の撮影はあきらめて出発時刻を待ちます。
33.予土線走破
出発して外の様子を眺めていきます。何となく地図を見る限りは山岳路線のイメージでしたが、最初一気に高度を上げた後はこんな感じの田園風景が続いていきます。
駅間隔もそんなに長くなく、数駅に数人ずつぽつぽつと降りていく感じです。
こんな感じののどかな光景が続いて行っています。
ちなみに、車内ではほかにも郵便ポストが設置されており、ここから記念はがきを出すことができます。どんな消印がつくのでしょうか?
途中駅ではしまんトロッコというトロッコ列車とすれ違います。GWとはいえ、前半戦の最終日だったからなのか、数人しか乗車しておらず、少し寂しい光景でした。
前方の様子です。架線がないと景色が広々としていて良いですね・・・でもこの列車特有の「鼻」がなんだかすごく気になるw
順調に高度を下げていきながら線路は進んでいくわけですが、
田園風景はだんだん少なくなり山々がだんだんと近づいてきています。いよいよ山岳路線に突入か?と思わせるようになってきました。
途中駅での様子です。
鏡に反射して映るこの車両を撮影したわけですが、よくよく考えたら山奥で新幹線もどきの車両が走るって、画としてはなんか変w
列車はいつの間にか高知県に入ってきました。
途中の江川崎駅で数分間の停車です。列車交換というわけではなく。「この駅にはトイレがあるので、行きたい人はどうぞ」ということで、半ばトイレ休憩停車です。
折角なのでその間に下車してこの列車を改めて撮影です。
何だか雰囲気がここ(霧島温泉駅)に似ていたような気がしました。
ここまでで予土線の2/5といったところでしょうか。ここからは後半戦ということで、四万十川と合流してひたすら登っていきます。
実は、ハイキングの記録用として購入したGPSウォッチの汎用性を確認したくてこの路線の様子を記録していました。ルート図はこんな感じ・・・でトンネル部分を除けばしっかりと線路の上についてきていました。
個人的に気にしていたのがこの高度。山岳路線に乗っていると一体どの高度を走っているのかが気になるのですが、地図だけでは分かりませんからね。ということで、路線全体の高度はこんな感じでした。後半戦はトンネルも多かったので、波打ったグラフになっていますが、まぁ、高度のイメージはわかるので問題なし。現在いる江川崎駅は宇和島駅から約35㎞・・高度で言えば谷間の底にいるという感じです。
ここからひたすら登っていくということになります。海の方向に直線的に進んでいくので、川に沿って下っていくのかと思っていたら、逆だったんですね。江川崎を出発後は四万十川に沿って進んでいきます。ということで、川沿いの景色を堪能です。道路も並行して走っていますが、道路と一緒だったり、
線路単独だったり。とにもかくにも四万十川沿いをひたすら「登って」行きます。
しばらく進むと前方に何やら吊るされているものが見えてきました。何かなぁと思ったら、
谷の間を埋め尽くす鯉のぼりの大群でした。
運転手の方が気を利かせて下さったのか、鯉のぼりに最も近づく地点に合わせて減速運転をしていました。定期列車でもこういうことができるのは列車密度が少ない田舎路線ならではですな。
5月らしさを楽しんだ後も川沿いに進んでいきます。
終盤に差し掛かるとトンネルが多くなり、トンネルとトンネルの間に四万十川を渡る・・ということも。
終点、窪川までもう一息、陰に映り込む列車を撮影してみました。煙突つければSLになりそうw
車内にある料金表です。上半分は普通の料金表ですが、下半分が東海道新幹線開業時の駅一覧になています。足りない駅・・・分かりますか?
宇和島駅を出発して2時間15分で終点、窪川駅に到着です。
・区間:77.8km、乗車券1,850円
・合計:373.5km、乗車券6,630円、特急券3,780円、計10,410円
次の列車まで時間があるので、駅を散策です。
34.あしずり10号~高知市内(2泊目)
乗り換えに30分くらいあるので、周辺を散策しようと駅を出場してみましたが・・・その時間で何とかできそうな場所がない^^;。
ということで、改札口付近から改めて列車を撮影です。こう見ると、先頭の鼻の部分がなんだか少し下にズレているよう見えます・・。
窪川駅は土佐くろしお鉄道の起点でもあるので、JRの駅とは違う場所にホームもあります。と言っているうちに、土佐くろしお鉄道の車両がやってきました。
これまた派手な列車が来ましたなぁ^^;
それと入れ替わる形で土佐くろしお鉄道に乗り入れる特急列車が到着・出発していきました。
そして、今度はそれに入れ替わる形で乗車する特急あしずり10号がやってきました。さらにそれに入れ替わる形でさり気なく乗ってきたホビートレインが宇和島に向かって出発していきました。意外と忙しいです。
窪川駅から1時間4分後、2泊目の宿泊地となる高知駅に到着です。
・区間:72.1km、乗車券1,460円、特急券1,180円、計2,640円
・合計:445.6km、乗車券7,710円、特急券4,960円、計12,670円
元を取れるまでは後3,470円。何とかなりそうです。
ホテルまでは路面電車での移動になります。
途中、はりまや橋での乗り換えとなるのですが、その交差点の様子です。
ホテルの到着してチェックインです。チェックイン後に夕食を食べに出ようとしましたが、高知駅周辺まで戻らないといけなく、疲れてそこに戻るのが面倒になったので、ホテル横にあったコンビニで買いこんで夕食にしました。先に食べてからチェックインすべきだったと失敗。
これはこれで見たことのないものでしたので、美味しく頂けました。
ということで、2日目が終了になります。