以前から構想はあったものの、コロナ禍の中で中々結構できませんでしたが、ついに決行です。いろいろと詰め込んだ結果、乗り継ぎの旅にもなってしまいました。
ここではダイジェストで紹介。ここの名所等の詳細は別記事で順次アップ予定です。
1.区間1:水戸5:36→常磐線→友部5:50 16.5㎞
まずはスタートとなる区間。早朝ですし、順調なスタート
2.区間2:友部5:54→水戸線→小山6:56 50.2㎞
4分の乗り継ぎですが、跨線橋を渡るだけですので、余裕をもって乗り換え。
3.区間3:小山7:02→東北新幹線→新白河7:42 104.8㎞
ただでさえ乗り継ぎが6分と少ないのに、対向列車待ちで小山駅には約2分延着。ドアが開くのと同時にほかの乗客とともにダッシュ(早歩き)大会開幕。ホームに上がった時には電車が入線してました。
4.区間4:新白河7:51→JR関東バス→白河駅8:00頃
東北本線の電車との接続がすこぶる悪く、タクシーや歩き(約4㎞)移動も覚悟していたのですが、白河駅へ行くバスがドンピシャのタイミングでありました。
5.名所1:小峰(白河)城
前日の雨でだいぶ花びらが叩き落されていましたが、何とか見られるくらいには残っていました。城内へは開場時間前だったので、外から見守るだけ。
白河駅のすぐ近くにあります。それにしても、旅客列車よりも本数が多いんじゃね?という位貨物列車が走っていました。
6.区間5:白河8:46→東北本線→二本松10:09 62.1㎞
途中、郡山駅で23分停車というおぞましい電車ですが、この区間、1時間に1本しか電車が走っていないので、それでも乗り続けるしかありません。仕方がないので、ここでおにぎりを買い食いしてエネルギー補給。
7.名所2:二本松城址
思っていた以上に山城でした^^; 標高は340mほど。
ただその分、景色はすこぶる良好で、奥に見える雪の被っている山が安達太良山になるでしょうか。
8.区間6:二本松12:04→東北本線→福島12:27 22.5㎞
1時間に1本なダイヤですので、2時間後の電車に乗車。山頂まで片道で40分ほど掛かりましたので、そもそも1時間で往復すること自体が無理。
9.名所3:信夫山
福島城は福島県庁と面白くなさそうでしたので、代わりに信夫山の展望台に行ってきました。福島駅から歩いて行き1時間、帰り45分の山で標高は270mほど。登山道もあるのですが、今回は装備が無いので、車道経由で。そして、この山を貫くようにしてまーーーすぐな線を描いているのが東北新幹線。
10.区間7:福島14:40→東北本線→白石15:16 34.0㎞
ここも1時間に1本の区間。うとうとして気が付いたら終点でした。乗客が多くて撮影できませんでしたが、もも畑が赤い花を咲かせていました。
11.名所4:白石城
駅から1.5㎞程にあるお城ですが、工事中で中に入れず。元々滞在時間が40分の設定でしたので、工事中でなくても、中にはいる時間はありませんでしたが・・。
12.区間8:白石15:55→東北本線→船岡16:12 16.3㎞
ここからは仙台圏ということで、本数が増えてきます。
13.名所5:船岡城址
本日最後の名所として、船岡城址にやってきました。城址自体は現在は平和観音像が建ておりお城感はありません。それよりも、この桜並木の方が有名な場所です。白河以降、桜が残念なことになっていましたが、ここは持ちこたえていました。まぁ、写真に大量に映り込むほど現在進行中で散りまくっていましたが。
船岡城址の本丸からの一枚です。川沿いに桜が並んでいるのが分かるかと思います。
14.区間9:船岡17:26→東北本線→仙台17:59 28.7㎞
本日の最終区間、宿泊先のある仙台へと向かいます。
15.夕食&朝食
ホテルにチェックインする前に夕食ということで、折角なので、B級グルメの仙台油麩丼を頂くことに。親子丼の鶏肉の一部をお麩にしたものとなります。
それだけだと物足りないので、仙台青葉餃子も注文。どう見ても小籠包ですが、餃子です。名前の通り、皮の部分が青いのですが、食べてみると、獣臭さではなく、青臭さが口いっぱいに・・・餡も緑でした^^;。
翌日の朝食はホテルのバイキングで。この中で「地元メニューではない」のはウィンナーと焼き豆腐とオレンジジュースのみです。前日の夕食が思った以上にヘルシーだったので、その反動ですw奥にあるのは(仙台牛の)ビーフシチューで決してカレーではありません。
16.区間10:あおば通一丁目7:30→市営東西線→八木山動物公園7:40
と、のんびり朝食を食べている場合ではありません。早速行動開始です。まずは渓谷を橋で渡る不思議な地下鉄で八木山動物公園駅へ、
17.区間11:八木山動物公園7:49→市バス→仙台城跡南7:55頃
そこからバスで仙台城跡南へ。ありがたいことにバス代は特定区間料金として100円でした。
18.名所6:青葉城址
象徴となる伊達政宗公の銅像は3月16日の地震で被害に遭っており、その姿を見ることができませんでした。
19.区間12:仙台城跡南8:26→市バス→八木山動物公園8:32頃
ついでに言えば、石垣の一部も崩落しており、三の丸(下から)からの道路も通行止めとなっているため、やや遠回りして仙台城に来たわけです。
20.区間13:八木山走物公園8:34→市営東西線→仙台駅8:46
とはいえ、中々シビアな乗り継ぎになってしまいました。
21.区間14:仙台9:02→東北本線→国府多賀城9:17 11.7km
再び東北本線に乗って北上していきます。乗車するのは2番線の電車ですが、何だか隣のホームがざわざわと・・。
鉄道開通150周年記念ラッピングを纏った臨時列車とお見送り隊が勢揃いしてました。
22.名所7:国府多賀城址
この特徴的な階段の先に本丸跡があるのですが、
桜もドンピシャで見頃でした。
23.区間15:国府多賀城10:01→東北本線→小牛田10:34 31.5km
今回の旅を立案する上で一番のネックになったのがここからの乗り換え先となる、
24.区間16:小牛田10:40→石巻線→涌谷10:48 6.2km
石巻線です。如何せん列車が1,2時間に一本しかないのと、東北本線との接続も微妙で、この接続がこの日の計画のすべてを決めたといっても過言ではありませんでした。
25.名所8:涌谷城址
今回の旅で7つ目のお城で最後となる涌谷城址です。周辺道路が大渋滞になるほど観光客が集中していました。列車で涌谷駅で下車したのは10人ほどでしたけど。建物自体は地震の影響で入れず。
左奥に見える雪山は方角的には栗駒山となりますが、関東平野では中々見られない光景かと。
26.区間17:涌谷11:44→石巻線→石巻12:12 21.7㎞
ここで戻るか進むか迷いましたが進むことに。
27.区間18:石巻12:46→仙石線→松島海岸13:31 25.8km
その結果、乗り換え先となる石巻駅で待っていたのが石ノ森章太郎ワールドな電車でしたw。ついでに言えば絶滅危惧種である205系が主力の路線でもあります。
28.名所9:松島
今回最後の立ち寄りは松島。これで、安芸の宮島、天橋立、松島という日本三景を制覇したことになります。
29.区間19:松島海岸14:51→仙石線→仙台15:29 22.7km
仙石線で仙台駅に戻り、お土産や今夜の夕食とするレトルトカレー等を買い込んで、
30.区間20:仙台16:06→常磐線→水戸19:27 246㎞
最後の電車となるひたち号に乗って
無事、終着となる水戸駅に戻ってきました。
・・と1泊2日で「B」の字を描く様な旅程で計20本の電車やバスを使い、お城7か所(内、山城が2か所)、山1か所、日本三景1か所の計9か所を回った旅となりました。桜の季節に合わせて設定しましたが、見応えのある風景に出会えて満足です。
この旅に掛かった交通費ですが、
①新幹線自由席特急券:2,640円
②JRバス関東 新白河駅→白河駅:180円
③仙台市営地下鉄:250円+310円
④仙台市営バス:100円×2
⑤常磐線特急券:2,450円(チケットレス)
⑥その他JR区間乗車券:8,880円(週末パス)
と、なりました。また、普通に水戸→小山→小牛田→石巻(6,930円)、石巻→仙台→水戸(5,170円)で乗車券を買うと合計で12,100円となり、それだけでも週末パスを利用する価値があったということになります。
なお、南関東発着の場合、小山発7:02の新幹線は東京発6:20ですので、十分に間に合わせられますし、仙台からの帰りは新幹線使えば滞在時間がさらに伸ばせ、松島めぐりの遊覧船にも乗ることが出来てしまいますので、ご参考に。