Roamingaround-JP

カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

走行履歴から自転車のスペックを考えてみる。そして・・・

 

①きっかけ

 きっかけは昨年のウォーキングコースの設定。残っているコースをかき集めたら25km+のコースが9コース・・大半が車道中心のコースでした。その結果、「もう25km以上の車道コースは自転車でよくね?」となりました。りんりんロードの土浦→岩瀬の約40kmを2度歩き切るわ、自転車で2往復するわと訳のわからんこともしていましたし。

②用途

 上記の通り、「25km以上のコース」が基本設定になりますので、必然的にロングライド仕様、更にその先、必然的に「○○イチ」とかも視界に入ってきます。また、これまでのウォーキングと同様に初地と着地を別の場所にすることも考え、「輪行」できることも要件に。りんりんロードの終着点である岩瀬駅で電車を待っていると来るわ来るわ輪行して帰る方が。

③貧脚披露

 どのような仕様にするかを考えるべく、これまでの記録を紐解いてみました。すべてがレンタサイクルでの値ですので、当然自分用のピッタリセッティングになっているわけもない中ですが・・

・ママチャリ(6段変速):平地での巡行速度18km/h

・クロスバイク:平地での巡行速度22km/h

・電動アシスト:平地での巡行速度16km/h

・電動アシスト:下り基調&雷雲に追われながらアシスト全開で28km/h

・・・景色を楽しみながらなので、あえて飛ばしていなんだからね(言い訳)。

④スペック考察1

とうことで、少なくとも巡航速度が20km/h、仕様上の裕度を持たせて、25km/hは・・ってそれだけだと大サッパすぎるので・・・

⑤選択肢

公共交通機関を利用しての「輪行」:なので折りたためる上に、軽さが命

「ロングライド」:なのでさすがに14インチとかは・・・

ということで、以下の3つを選択肢としてみました。

A:LIGHT10 20インチ 約10.8kg(スタンド・ペダル別) 55,787¥(税込み/値上げ後) 

B:MACH8 20インチ 約8.9kg(スタンド・ペダル別) 92,400¥(税込み/値上げ後)

C:MACH9 20インチ 約9.4kg(スタンド・ペダル別) 118,965¥(税込み/値上げ後)

スタンドにペダルに保安部品(ライト、ベル)と輪行袋をを加えると+1.0Kg行かないくらいになるかな。で、全部ルノー?20インチで軽い順で並べたらこうなった・・。

 

⑥スペック考察2(ギア比)

20km/h又は25km/hを出すのに必要なギア比は詳しい計算方法は別の記事の通りですが、

20km/h :ケイデンス60で約3.6、75で約2.9

25km/h :ケイデンス60で約4.5、75で約3.6

となります。で、上記3候補のギア比は・・・

A:LIGHT10 C52T、R14-28T → 3.7~1.9

B:MACH8  C52T、R11-32T →  4.7~1.6

C:MACH9 C53/39T、R11-32T → 4.8~1.2

なので、どれもその速度であれば理論上出すことはできますが、LIGHT10は頑張って回さないと出ないので、ギリギリって感じです。

 

⑦スペック考察3(車体重量)

 LIGHT10とMACH8、MACH9は本体部の作りが違うとか、”軽いほど値段が上がる”を地で行っていると思われるのですが、MACH8と同じ”アルミバテッドフレーム”のMACH9はMACH8よりも0.5Kg重く、3万円近く高い仕様となっています。

この重量と値段の原因は

B:MACH8 ALTUS(MTB仕様の下位グレード)

C:MACH9 SORA(ロードバイク仕様の中の下グレード)

B:MACH8 フロントシングル(ギア1枚&シフターや配線不要)=軽い,安い

C:MACH9 フロントダブル(ギア2枚&シフターや配線必要)=重い,高い

から来ていると思われます。

で、この違いから得られるのは、

B:MACH8  C52T、R11-32T →  ギア比4.7~1.6

C:MACH9 C53/39T、R11-32T → ギア比4.8~1.2

なので、速度性能よりも登坂能力。少なくとも霞ケ浦を一周するのにそんな能力はイランw。そのまま等価で評価していいのか分かりませんので、あくまでも理論上の話ですが、一般的な700cサイズでMACH8、MACH9の各々最も軽いギアと同じケイデンスで同じ距離を進むためのギア比は

B:MACH8 1.6→700c  1.2

C:MACH9 1.2→700c  0.9

・・ヒルクライムはギア比1.0前後を推す記事を多く見かけますが、MACH9はロードバイク用のコンポーネントを使用していることから、10万の折り畳み自転車にメーカーはユーザーに対して何を求めているんだか。

⑧結論

スペックだけを見ると(個人の感想ですので、全然違ってても受け流していただければ)、使用用途から見ると、MACH8が一番しっくりくるスペックなんだろうなぁ・・と。

⑨ちなみに・・・

この組み合わせ、

C:MACH9 C53/39T、R11-32T → ギア比4.8~1.2

試しに折りたためないミニベロも範囲に入れて検索してみました。ミニベロ界では実はこれが標準だった・・と言うこともあり得るし。ということで・・・

・T社の定価約32万の9.7Kg非折畳仕様 C53/39T、R11-25T →ギア比4.8~1.6

・D社の定価約22万の12.0kg折畳仕様  C52/36T、R11-25T →ギア比4.7~1.4

・・・少なくともリアの11-32はフロントダブル仕様にはワイドレンジ過ぎるようで。

 

⑩おまけ(と書いて本編と読む)

 自転車関連の記事をこれを含めていくつか投稿しているのは、寒すぎて(レイヤリングが面倒なのでせめて最低気温がプラスになるの待ち)外に出たくないのでその代わりというのもあるのですが・・・あ、寒さで震えている手が滑ってポチ・・・。

そして、ガサゴソw

ま、実際に出かけるのは近所を馴染み運転してからになるかな?あと、分かってはいたけど、自転車本体以外の出費も中々で・・それも一緒に紹介できればと思います。こうなったのは先述の通り短距離コースが無くなったというのもあるのですが、コイツも諸悪の内。