(平成と令和その2 ウォーキングC66-1)
3.出雲市駅→高松駅
では出雲市駅前を出発です。コインロッカーで荷物を預けようとしましたが、のんびりと電車撮影なんてしていたこともあり、目の前で一杯になってしまいました・・・。
気を取り直して先を進むことにしました。ホームは高架ということもあり、しばらくはその高架沿いを西へ進みます。
ご当地マンホールです。さすがは出雲。龍です。
線路が単線になっても徐々に高度を下げていきながらですが、高架は続いていきます。
線路が地上に降りてきました。すると突如歩道も登場です。その歩道沿いを進みます。
ここで山陰本線は左にカーブしていきますが、あからさまに不自然な空間が広がってきました。
ここが山陰本線と旧大社線との分岐ポイントになります。旧大社線は歩道へと整備されており、進路をそっちにとりつつ進みます。
大社線から見た山陰本線の様子です。丁度たらこ塗装の気動車普通列車が走行中でした。
先を見るとこんな感じで単線幅の道が、そこに線路があったことを思わせてくれます。
そして盛土区間に差し掛かってきました。周囲よりも少しだけ高い場所となります。先の山陰本線も今でも盛土で少し高いところを走っていますのでそれと同じということになります。
工事区間を迂回つつ、何とか道を見つけては先を進みます。
ここは廃線後に新たに掛けられた橋でしょうか。さすがにこの高さではSLは潜れないと思いますので。
また、この道へとつながる道が皆無ということも昔、ここは道路ではなかった・・ということを表しています。こういう所だったら住宅へと延びる道路があっちらこちら延びていそうな感じですし。
所々遺構お思われるようなものも点在しています。これもその一つでしょうか。
橋を渡ります。ただこの橋、床が鉄板で何だか不自然・・少し回り込んでみよう。
鉄板の下に隠れていたのが鉄橋と枕木でした。分かりやすい遺構ですね。
更に進みます。出雲市駅を出発して約45分、今度は・・・
右手に少し高い場所を備えた空間が現れました。
ここが旧大社線高松駅のホームになります。長さ的には2両か3両分といったところでしょうか。
高松駅の逆端から出雲市駅方向を見た一枚です。特段旧高松駅と示すような看板もあるわけではなく、野ざらし状態でした。
4.高松駅→鉄橋跡
このすぐ近くにある橋の名前が、
「高松駅前橋」で往年の頃の写真が埋め込まれているのが一応その目印・・ということになります。
交差点の名前も「高松駅前橋」とあるのですが、何も知らないと「駅前?」となること請け合いです。
ここからしばらく「線路跡思われる場所」を歩いて川を渡った鉄橋後までやってきて高松駅からルートを間違えていたことが判明。
時間を確認し、何とかなりそうだったので、川の対岸に戻ります。
学校の横を進むと廃線跡に復帰です。高松駅方向を見た写真ですが、この道が廃線跡だなんて、分からん^^;
その反対側は分かりやすい位に廃線跡だというのに。そして、この辺はその面影がまだたくさん残されていました。架線柱はもちろんですが、
踏切の台座跡とか、
傾斜を示す標識とか、
雑草の間から見えるバラストもしっかりと残っています。
制御装置跡でしょうか、このような箱も残っています。
盛土となっている場所が線路跡になっています。
橋を渡るぎりぎりのところまでやってきました。出雲市駅方向はこんな感じ、
出雲大社方向はこんな感じで、この先も続いていることが分かります。約15分前この対岸にいたわけですので、
また15分ほどかけて来た道を戻るわけですか・・・。