(ウォーキングC46-3)
40町石付近で渋滞を見つつ先を進みます。道標通りですが、しばらくは町石をロストします。
道を少し登ると久々の開けた景色が。で、飛び込んできたのが送電線の大群でしたw
再び車道脇に合流するもすぐに脇に逸れていきます。
まぁ、倒木はありますが、安定した道ですね。
この辺から見える景色と言ったらもう森の中にいますと言うことを実感できるようなものばかり。
ようやく区切りとなる町石を発見です。ということで、50町石から36分で30町石を通過です。
この辺まで来ると、なぜだか急に足も軽くなってきます。決して高低差的に落ち着いているからだけでは無いかと思います。
本コースでは唯一となる川沿いの道もあったりします。
30町石から18分で20町を通過。ここまで来ればもう気分はカウントダウン開始ですね♪
とはいえ、ここから大門までが登りという意味ではラストスパートになります。
そのラストスパートの登りの途中にあった10町石です。一旦通り過ぎた後に戻って撮影したと言うこともあってこの10町石も18分掛かりました。
仕切り直して最後の登りを進んでいきます。
いよいよ車道との合流点が見えてきました。
ということで、最後の坂を登り切り、車道を渡って、
標高的には本コース最高地点となる大門に到着です。
大きく「高野山」とあるので到達したという実感も得られます。ただ、ここ・・・
まだ6町目なんですよねw
ということで、残り6町、一気にゴー・・・と思っていたら、なんともまぁw
車と人をかき分けながら最後の町石となる1町石を通過。
ゴールとなる根本大塔へと続く門を通過し、
10町石から21分、180町石から5時間29分で180町石道を完走しました~。
さて、ここまで来てどうしよう・・・ここからバスに乗ろうとすると確実に積み残される・・・そうだ、バスの始発である奥の院まで行こう♪ということで今度は奥の院までの町石探しスタートです。根本大塔の脇にある階段を下った先に1町石はありました。
ちなみに、奥の院までは36町あります。この辺は良い感じで紅葉を見ることが出来ます。
1町石から10分で10町石を通過。
道はこんな感じです。車道は山の中と言うこともあって片側1車線。歩く方が確実に速い状態です。
奥の院への入り口近くに17町石を発見。つまり、参道が19町分、2kmもあるということで、その間延々とお墓が並んでいるという、そう考えると偉大な場所ですよね。
さて、この橋を渡ったところから奥の院への参道となります。
唐突に現れる阪口祐三郎像。180間道からも盛んに名前が出ていた弘法大師の像がそういえば見当たらなかったような?神聖すぎて建てられないのか、見落としただけなのか。
参道はいろんな方の墓が建てられています。こんなことを言うのは不謹慎かもしれませんが、「誰の墓があるのか」を探すのもありかもしれません。会社が建てたお墓もそこら中にありまして・・・。
20町石を発見。これ以降、ルートを間違えているのかしばらく町石自体見つけ出すことが出来ませんでした。で、何故かここにだけ唐突に「町石」の説明板が・・。
参道はこんな感じで基本は石畳道。所々階段もあります。
見つける&読むことの出来た最後の町石である27町石を通過します。1町石からは31分でした。
歴史上の有名人のお墓もたくさん。
27町石から10分ほどで奥の院の建物が見えてきました。で、この先が撮影禁止のため、撮影限界点からの一枚となります。最後の36町石もこの撮影区域無いにあります。
せっかくなので、奥の院を参拝することとしました。奥の院内は撮影禁止のため、写真はありませんがサクッと一周します。GPSログには残っているはずです。
来た道とは別の道でバス停へと向かっていきます。無縁塚ということで、文字通り無縁の地蔵様がピラミッドのように積み重なっていました。
わずかですがなんとか紅葉も残っており、立派な機材をてに頑張って撮影している方がちらほら。
せっかくなので少しだけ参戦。レンズの最小がF4なので、ぼけ味のある写真を撮るのは中々難しいのですが、こんなんでいかがでしょうか・・。
ここ奥の院には様々企業の慰霊碑や一族企業の場合は社名のロゴ+故人名が入ったお墓?も多数見ることが出来ます。ロケットの慰霊碑なんてものまでも。
ということで表(?)参道から出てきました。16時近いのにこの人だかりです^^
この門の前にある信号を渡るとゴール地点である奥の院バス停となります。ルート図と高低表になります。距離と高低差の割には意外とあっさりこれたのかな・・と言うのが率直の感想でした。
表にするとこんな感じです。
出発 | 九度山駅(84m) |
到着
|
奥の院前バス停(797m) |
経由 | 高野山町石道 | ||
歩数 | 34,337 |
距離
|
24.3km(GPS) |
時間 | 7:05 (8:38-15:43) |
日付
|
2018.11.03 |
最高点 | 大門(843m) |
最低点
|
駅から慈尊院に向かう途中(69m) |
では、帰路につきます。予想通りバス停には人だかり。理由は単純明快で渋滞激しくバスが来ないから。なんとか高野山駅行きのバスに乗り込み、これもやはり予定通り途中バス停では積み残し発生です。
ここからケーブルカーに乗り込みます。
標高は867m。スタートが標高94mの九度山駅でしたので、登りましたねぇ~
極楽橋からケーブルカーを撮影です。この車両は2018年末~19年にかけて新車に置き換えられていますので、もう見ることは出来ません。
極楽橋駅の看板です。
丁度到着したばかりと言うこともあって無人の車内をパシャリ。出発までの間にケーブルカーが何台かやってきて、立ち席が出るまでに一杯になっていました。
極楽橋を出ることには外は真っ暗でしたのであとは電車の揺れに身をまかせながら、無事、難波駅に帰ってきました。