(ウォーキングC49-4)
では、最後の隧道の中を進んでいきましょう。
ここはほかの隧道とも大きく雰囲気が変わります。これまでの隧道にはなかったものもいくつか見ることが出来ました。
電線を這わせるためのローラーのようなものが3本とフックが1つ見えます。
退避箇所用の穴です。ここからも分かりますが、トンネル全体がレンガ敷きになっていて、上半分下半分の境目が分かりません。
暖炉がそこにあるかのように見えます。なんとなくハリポタの生徒とかホウキを持った魔女が現れそうなそんな雰囲気です。
ここにもフックを発見。F4のカメラですので、この暗さでの撮影はなかなか難しい。
何処かのヨーロッパのお城の城壁・・と言って信じてもらえるかな?なんて。
トンネルを抜けました。出てきたのは右のトンネルからですが、おや?左にもトンネルが。
ここはすれ違い用の退避線路で、トンネルを作らないと長さが足りなかった‥と言うことのようです。で、そのトンネルの中ですが、
50という文字と製造年でしょうか、1956年3月の刻印があります。
トンネルのすぐ先には山中峠の標識があり、ここが本コースの最高地点となります。ということで、ここから先はひたすら下りになります。
また、この区間はトンネルも一切なく、山の中の舗装道路を進むという形になります。
この辺でも列車がすれ違えるように広い場所がとられています。