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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

旧北陸線跡 (難波OCAT~杉津PA~第一観音隧道~伊良谷隧道~中山峠~大桐駅跡~今庄宿散策)

(ウォーキングC49)

※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真83枚。

↓ショートVer

本日は2018年11月18日。こちらは難波OCATになります。ここに居る・・・ということは、

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バスツアーに参加するためです。

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ではOCATを出発します。そして毎度おなじみ多賀SAで一旦休憩です。

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大きな木が一本聳え立っています。

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SAから近江の様子を何枚か。

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毎度おなじみ(?)キリンビールの工場になります。

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ふと、自バスを見るとでかでかと「2」と書かれたバスが隣に。まぁ、行き先が同じですしね。

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 「29号車」に乗った後だと「8号車」でも大したことではないと思えてしまいます・・。

ここでは軽食としておにぎりセットが配られました。当初の案内にはなかったのですが、増えたのかな?まぁ、小腹を満たす分には良い感じで、おにぎりをかじりながら車窓を眺めていました。

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バスは北陸道を進んでいきます。すると、どうしてもここが目に入ってしまいます。前の週に登ったばかりの伊吹山です。たくさんの方が今日も登っているのかな?頂上の売店は閉鎖されたけど。

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うーん、どうしてもカメラは伊吹山を向いてしまうw

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難波OCATから3時間弱で水津SAに到着です。

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駐車場が観光バスで埋め尽くされていて、大量のツアー客が吐き出されています。事情を知らない方が見たら何事かと思いますね。その下ろした客を置き去りにしてバスも行ってしまいますし。

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高速の金沢方向を見ます。すぐにトンネルに入るようで、見えるのは山だけ。

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こんなところで下ろされましたが、ここが今回のコースのスタート地点になります。

少しだけ杉津PAの様子を紹介。

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北陸に向かう方のPAは高台にあるため、中々の景色を楽しむことができます。ということで駿河湾の様子です。

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もう少し左に振るとこんな感じ。空が良い感じですね。

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ではウォーキングを始めましょう。高台にあるPAからどうやってスタートするのかといえば、PAの店舗とかの関係者用の側道を使います。

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しばらくは下りです。左下に見えるのが反対方向、敦賀方向へと向かう側の杉津PAになります。この辺に杉津駅があったのだとか。

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下りきると県道207号線と合流。この県道自体が旧北陸道の線路跡になります。ということで、廃線跡ウォーキングの本番はここから・・・なのですが、

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一斉にバスがPAに到着しているので、かなりの人口密度です。普段ではありえない数かと思います。

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橋の下で蔓を這わせた枝から色づいた葉っぱが見えたので思わずパシャリ。

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直線部に出てきました。ウヒョー♪何処かのイベント会場へ向かう集団でしょうかw通過する車も大変そうです。

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折角なので県道207号線の看板とその背景を。

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スタートからのんびり歩いて25分。いよいよ隧道区間に入ります。

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隧道区間を通っていきます。まずは第一観音隧道となります。天井の様子です。レンガのトンネル&SLが通過し続けたことによる煤がこびりついているのが分かるかと思います。

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第一隧道出口です。

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すぐに第二隧道に入っていきます。

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そこそこの長さあるためいくら光があるとはいえ、暗めです。

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少し下を見ます。上半分がレンガ敷、下半分がブロックの積み上げという感じです。

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3つ目の隧道となる初谷隧道です。

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こちらも先ほどと同じような感じの隧道です。

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トンネルとトンネルの間の様子です。特段普通の山の景色ですね。

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4つ目の芦谷隧道に入っていきます。

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左が補修前、右が補修後というところでしょうか。

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ここは何とも毒々しい・・。地下水が染み出した結果なんでしょうけど、ホラーシーンにも使えそうな場所でもあります^^;

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5つ目の伊良谷隧道に入ります。距離があるのと、カーブがあるということで、信号付きの隧道になります。

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これまでの隧道に比べると何だか新しそうに見えますが、よく見ると下半分がブロックだったものがレンガ敷きに代わっていました。トンネルによっても違いがあるので、それを見つけながら歩くのも〇。

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ここまで来ると人がだいぶ分散してきました。

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第一隧道から22分ほどで伊良谷隧道を通過。最後の隧道の入り口までやってきました。

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 隧道巡りはもう少しだけ続きます。では、最後の隧道の中を進んでいきましょう。ここはほかの隧道とも大きく雰囲気が変わります。これまでの隧道にはなかったものもいくつか見ることが出来ました。

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電線を這わせるためのローラーのようなものが3本とフックが1つ見えます。

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退避箇所用の穴です。ここからも分かりますが、トンネル全体がレンガ敷きになっていて、上半分下半分の境目が分かりません。

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暖炉がそこにあるかのように見えます。なんとなくハリポタの生徒とかホウキを持った魔女が現れそうなそんな雰囲気です。

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ここにもフックを発見。F4のカメラですので、この暗さでの撮影はなかなか難しい。

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何処かのヨーロッパのお城の城壁・・と言って信じてもらえるかな?なんて。

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トンネルを抜けました。出てきたのは右のトンネルからですが、おや?左にもトンネルが。

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ここはすれ違い用の退避線路で、トンネルを作らないと長さが足りなかった‥と言うことのようです。で、そのトンネルの中ですが、

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50という文字と製造年でしょうか、1956年3月の刻印があります。

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トンネルのすぐ先には山中峠の標識があり、ここが本コースの最高地点となります。ということで、ここから先はひたすら下りになります。

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また、この区間はトンネルも一切なく、山の中の舗装道路を進むという形になります。

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この辺でも列車がすれ違えるように広い場所がとられています。

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山中峠を過ぎたところにも列車交換設備が。これだけの広大な場所をとったということは、それなりの長大編成が来ていたということにもなりますね。ミニトンネルを通過。天井はやはりSLの煙ですすけています。

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更に下っていきます。この辺は道幅が広い遊歩道って感じで快適に歩けます。これだけ快適ならもっと距離を歩きたいなぁ~ってくらいに。

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と思ったら工事現場が出てきました砕石をしているのでしょうか。それとも山を崩しているのでしょうか。

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おや、こんどは工事現場と大きな穴を発見。こんなところに鉱山なんてありましたっけ?

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北陸新幹線の建設現場でした。なるほど、この辺を通るんですね。実際に開通して乗っても全く分からないと思いますが。

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ということで、別角度からの様子で北陸新幹線の工事中とでかでかと看板が掲示されていました。

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立て看板も北陸新幹線仕様でした。かなり使い込まれているようです。

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この工事現場、どこ程度の山の中かというと、この程度山の中になります。とはいえ、この背中には集落があるので、孤立無援の場所・・というわけではありません。

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で、この工事現場を境に突然道が高規格化。どう見ても工事車両用です^^;

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大桐地区に入ってきました。ゴールである大桐駅跡ももう少しということなのでしょう。

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カーブの先にバスの大群を発見。あの辺がゴールということなのでしょう。

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ということで大桐駅跡に到着です。一段高いところが駅のホームになります。現在は電車は来ませんが、本日は、

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ホーム沿いに大量のバスが停まっていました。杉津PAで降ろした後はここに回り込んできたようです。で、ここから乗車して、

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旧北陸本線と現北陸本線の合流地点となる今庄宿にて一旦下車。散策タイムとなります。

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 そういえば、今回担当した添乗員、昨年は雪の中、その前は雨でやっと今年は一緒に歩ける・・・と思ったら、大桐駅跡での誘導役として杉津PAからバスで移動させられましたとさw。道理で道中見かけないと思ったらw旧北陸本線に沿った道を進み、今庄宿近くの駐車場に運ばれてきました。そこから少し歩いてお振舞のスポットへ。

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ここでは汁物や

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厚揚げ豆腐(どう見ても食器の選定間違ってる)

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燻製柿もありました。匂いが強烈なのでバスの中で開封するのは要注意。

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一通り頂いたので、宿場町を散策です。

神社を発見。

 

f:id:roamingaroundjp:20190811104730j:plain 境内は誇張しても質素。気になったのはその御神木(?)

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5本あるんですが、真ん中だけがイチョウでした。

高さが揃っているのであら不思議。

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この奥にもお社がありそうですが、パス。

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宿場町の通りの様子です。宿場町と言わなければ、寂れた田舎町ですね...

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梅肉の甘露煮を売っている商店になります。お土産に一つ購入。

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何だかんだ顔文字ができそうな工事中のお寺を見て今庄駅へ。

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ホームの様子です。

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こちらは金沢方向を見た駅の様子です。

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バスのあった駐車場に戻ってきました。そこにはSLが保存されていましたが、撮影したのが汽笛合図表と

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後ろの機器をぼかしてのクモw

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さて、帰路につきます。名神高速が40kmの大渋滞。そのまま特攻するバスもありますが、今回利用したバス会社と添乗員の判断は!?

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舞鶴若狭自動車道、京都縦貫自動車道経由と判断。

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距離的には100km位は遠回りになります。

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京丹波で最後の休憩。練り物を補給。

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で、どうなったかと言うと、30分先に出て渋滞に特攻したバスよりも約30分先行して到着なので大回りでの迂回は成功したようです。ということで、旧北陸本線を巡るウォーキングツアーは無事終了。