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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

初詣登山@京都愛宕神社 (清滝バス停~水尾の分かれ~愛宕神社~愛宕山山頂~月輪寺ルート~愛宕神社一の門~嵐山駅 )

(ウォーキングC55)

※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真99枚。

↓ショートVer

1.阪急梅田駅→清滝

本日は2019年1月5日・・・ついに投稿日が周回遅れ^^;。気を取り直して紹介を始めます。ここは毎度おなじみ阪急京都線に乗車です。桂駅、阪急嵐山を経由し、

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愛宕山の麓である清滝バス停へとやってきました。

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こんな感じであいにくの天気ですが、何かが降ってくるような予報でもありませんでしたので、この日に登ってみることとしました。

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2度ほど通った渓谷道方向を見ながら橋を渡り、

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2.表参道~25丁目石

愛宕神社への表登山口の入り口となる二の門を通過します。新年らしくしめ縄が・・と思ったら前回来た時もありました。ただ、縄は新品のものに付け変わっているようでした。

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https://roamingaroundjp.hatenablog.com/entry/WS44L

前回来たときは下ってきましたので、気が付かなかっただけかもしれませんが、外国人環境客用の注意看板がありました。要は「登山道ですからそれなりの覚悟をして進むように」と書かれています。

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では、登っていきましょう。このすぐ右わきにはケーブルカー跡の道が残っています。

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石垣と階段とコケです。雨上がりなので、真冬とはいえ、緑が映えますね。

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お墓の横を通過すると、

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台風の爪痕が痛々しく残る区間を通過していきます。通行する上では問題ありませんが、悲痛な気分になります。

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この辺も倒木を処理した跡が残っています。

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約100mごとに置かれている標語付きの黄色看板です。40の位置は神社下の広場付近で、境内まではもうひと登り必要ですのでこの40を終着とする場合は注意が必要です。

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石階段道が続きます。

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まだまだ登っていきます。

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清滝バス停から45分ほどで茶屋跡に到着です。25町目石・・ということは残り2.7㎞程でしょうか。

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3.25丁目石~水尾の分かれ

この先の参考はこんな感じ。しばらくは淡々とした階段道が続きます。

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ここには屋根付きの休憩所があり、その中に温度計もありましたのでパシャリ。

この位置で2℃ですか。ということは山頂ではマイナスかな?

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 木々の間から見える京都の風景です。・・といっても山しか見えませんが。

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ではは引き続き階段道を進んでいきましょう。まぁ、階段道と言っても金剛山のような露骨な整備された道ではなく、まだ自然に近い感じかなぁ・・と。

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茶屋跡から約18分で次の休憩地点を通過。見ての通り、足元はややぬかるみ気味です。

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台風?の影響で根元からごっそりと持っていかれた木のすぐわきに町目石とお地蔵さんがありました。この町石は救出されるのでしょうか・・。

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高度の上昇とともに空も広く感じされるようになってきました。

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この辺まで来ると階段道も終わり、傾斜も比較的緩くなりますので、肉体的には気休めタイムとなります。

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このへんもしっかりと倒木が処理されていました。10月に来たときはここは跨いだような記憶があります。

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10月の時はこんな感じでした。

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徐々に高度を上げていくと、段々とその姿を表してきました。

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白いアレです。いつもの年よりも積雪は少ないとのことでしたが、それでもやはりありました。

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茶屋跡から約40分で水尾の分かれに到着です。ここまで来ると残雪もはっきりとしてきます。登山道にはまだないようですが・・。

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で、現在の気温は・・・0度、何とかプラスという感じでしょうか。

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水尾の分かれを通過し、少し進むと旧ケーブルカー乗り場跡へと続く分岐にやってきます。道がはっきりしている=たくさんの人が寄っているということでしょう。

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4.水尾の分かれ~愛宕神社入口

 ケーブルカーとの分岐からスタートです。ここに町石を発見。四十三丁と見えます。

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このすぐには、いよいよ凍結しているである道が現れました。多分、そのままでも行けなくもないのでしょうが(行っている人もいましたし)、ここは思い切って、

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チェーンスパイク装着~。元々は金剛山の霧氷用に購入したのですが、実際に装着するのは今回が初めてになります。スパイクが雪に食い込んでいく感覚が何とも快感です。

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階段道ではぬかるみまくっていましたが、スパイク付きなので、滑り止めとしても抜群の効果です。

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凍っているんだかシャーベット状になっているんだかよく変わりません^^;

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黒門付近になると完全に登山道上も白くなっています。もちろん、たくさんの方が通過している跡ですので、カチカチとまでは言っていませんが、常時スリップ注意な状況です。

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黒門下の階段です。

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黒門を通過した後の道です。ザクザクと踏みしめながら進んでいきます。他の方を見る限り、そのまま:何か装備=4:1位でしたでしょうか。スパイクなしで進んでいる方はやはり歩きづらそうでした。

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神社の入り口までやってきました。

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5.愛宕神社

灯篭並ぶま真っ白な参道です。

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その2。雪道ということで、人気は余りありませんでしたので。参道を独り占め♪

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神社へと続く最後の階段道です。何だかガスってきました。

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神社の石碑と階段道です。何だか凄くいい感じです。そして凍結した階段w。今回スパイクを持参した理由の9割がここのためです。案の定、階段部分にも雪が溜まっていました。

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階段道を登って鳥居を通過します。

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10月とは全く違う表情を見せてくれます。

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そして、ガスの中に鎮座する本殿が見えてきました。

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 境内の中はアイゼン類禁止のため、入り口で一旦スパイクを脱ぎ、中へと進みます。

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お神酒が無料で振舞われていましたので、せっかくなのでここで一口。え?お賽銭出してたら意味ないって?お賽銭は神に出すものであってお酒に出すものではないので(と勝手に納得)

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さて、気になる気温は・・・ギリギリ氷点下という数字でした。建物の中なので多少外より高いかもしれませんが、氷点下であることには変わりません。

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さて、境内を回ります、今年の登山の安全祈願と、今年はいのしし年ということで、これを見に来ました。

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では、出発します。ガスの中ということもあり、どこの東北の神社?と思われるかもしれませんが、ここ、保津峡駅まで直線距離まで4.0㎞、嵐山の渡月橋まで6.5㎞と至近距離なんです。

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さて登ったということは下らないといけません。スパイクなしでここを降りるのは恐怖ですねぇ・・。

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6.愛宕山山頂

では愛宕山方向へと進みます。10月に来たときは通行止めだった月輪寺ルートは進めそうです。

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愛宕山方向へと進みます。しばらくは車も通れる道を進みます。

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愛宕山へと上がる最後の登りですが、見事な雪道です。適度に固まっているので、スパイク履いたままでも問題なく登れました。

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で、無事、三角点までやってきました。

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横から見た様子です。三角点を示すポールがあったはずなんですが、どこに行ったんでしょうか?

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ちなみに、今回使用しているチェーンスパイク、凍った道には有用ですが、新雪では逆に邪魔になります。なんせ、自分の体重でスパイク間の雪が固まり、

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足裏にごっそりと雪の塊が着いてしまうからです。

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では、下山開始です。スキーしたら気持ちよさそうな角度の傾斜を下り、

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車道に出てきました。

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7.月輪時ルートでの下山

愛宕山の山頂から月輪時の分岐まで戻ってきました。今回はこっちから下ります。

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ややガスっぽい中を下っていきます。道自体は雪はないのですが、抜かるんでいてそれはそれでスリップしそうな感じでした。まぁ、スパイクはまだ履いたままでしたけどね。

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黙々と視界の広がらない道を下っていきます。

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こんな感じで参道を意識してか傾斜が緩くなるように直線ではなく、つづら折りとなるような感じで道は続いています。

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いい加減に氷の張った場所はないでしょうということで、今更ながらこのへんでスパイクを脱いで先を進みます。スパイクについた泥は雪を使てある程度落とします。

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大分雪も少なくなってきました。幹のど真ん中に少し残る雪の固まりです。

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ついに雪はなくなりました。そうするとあら不思議、普通の登山道が現れますw

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やはり表参道と比べると道の広さなどにバラツキはありますが、歩きにくいというほどではありません。

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分岐から40分弱で月輪時に到着です。ポツンと一軒家ならぬポツンと一軒神社といったところでしょうか。車道もなく、アクセスはこの登山道のみというお寺です。

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この中に飼育されている(?)鹿が一頭。ジーっとこちらの様子を見ていました。

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このルートでの注意事項としてはお寺脳営業時間を外れると通行止めになってしまうことです。午後5時から午前9時の間で通過を予定されている方は注意です。

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この先も参道らしい、整備された道が続いていきます。

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このルートの傾斜ですが、表参道が4㎞強掛かっていた高低差を3km強で走破するため、

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表参道よりも傾斜はきつめになります。ここにもつづら折りの道が。表参道にはこのような道はないので、傾斜があるというのが分かるかと思います。

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この道自体、全体を通して展望はなく、淡々と降りていくだけで、

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月輪時から30分ほどで車道と合流となります。

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車道側から月輪時方向へと登る場合はこんなド派手な案内板がありますので、見落とすことはないかと思います。

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8.車道区間(月輪寺ルート入口→清滝)

ここからは出発地点である清滝まで車道ウォークとなります。

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この辺も放置された倒木が多数。良くも悪くも自然のまま・・ですね。

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しばらくは川沿いに道が続いていきます。

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車はめったに通りあないので歩く分には特に問題にない道ですね。

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で、東海自然歩道との分岐を通過し、

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月輪時の登山口から途中の水場で登山靴を洗いながら30分ほど、二の門を通過して約4時間30分で愛宕神社二の門に帰ってきました。

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ここから帰路へと向かいます。道中、凍結用の石灰(?)が置いてありました。嵐山はすぐそこなのですが、ここは一変してこういうものが必要となる場所ということになります。

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清滝バス停に戻ってきました。このままバスで帰るのも良いのですが、今回も・・

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9.嵐山地区を通過して阪急嵐山駅へ

試峠を通過し、

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一の門へとやってきました。折角の初詣なので、きっちりすべての門を通過しておこう・・というのもあります。

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紅葉時期は色鮮やか立った化野念仏寺を通過、

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いやー、この辺も賑やかな筈なのですが、寒さからなのか、冬休みも最終盤で家に引き籠っているのか、誰も居ませんw

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ちょっと寄り道してお約束?の嵯峨天皇陵

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とそのお隣の落柿舎を覗き、やはり冬ですなぁと小並感抜群の感想だけを残し、

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常寂光寺

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トロッコ嵐山駅の脇を抜け、

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ここは季節関係なくたくさんの人がいる竹の小径の終点を通過、

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嵐山公園内を横断し、

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桂川まで出てきました。”冬の観光”な服を着ている人々の間を歩き抜ける登山装備満載のリュックを背負った場違いな人が一人w

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でも、ここも立派な東海自然歩道の一部だったりします。

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渡月橋を渡って数時間前まで居た愛宕山をバックに一枚。

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清滝バス停から1時間6分、距離にして5㎞弱、ようやく今回のコースのゴールである阪急嵐山駅に到着となりました。

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 今回のルート図と高低表です。

 表にまとめるとこんな感じです。新年早々雪道を通過する山行となりました。

出発 清滝バス停(100m)
到着
阪急嵐山駅(34m)
経由 表参道→月輪寺東海自然歩道
歩数 24,977
距離
15.8km(GPS)
時間 5:48 (7:59-13:47)
日付
2019.01.05
最高点 愛宕神社(924m)
最低点