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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

大台ヶ原・西コース(スタート~ナゴヤ谷~開発跡~たたら力水付近~ゴール)

(ウォーキングC65)

※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真76枚。

1.新大阪駅~大台ヶ原

本日は2019年4月28日。こちらは新大阪駅のバスターミナル付近です。駅前には電車ツアーやバスツアーの様々な旅行会社が参加者の来訪を心待ちにしていました。という、自分もそのうちの一人なのですが。

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受付を済ませてバスに乗り込みます。今回のバスは40人乗りの超大型バスではなく、28人乗りの大型バスになります。車内はというと、40人乗りバスが短くなっただけですので、後ろさえ振り向かなければ、いつもの超大型バスとあまり変わりません。

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出発です。高速道路をいくつか経由しながら葛城市内へ。そこからはひたすら下道なのですが、見覚えのある場所が目白押しでした。飛鳥とか、壺阪山とか・・。途中の道の駅で休憩です。

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巨大なタケノコがごろごろと販売されていました。他にも地物の果物野菜も売られていました。

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大和鶏の焼き鳥実演販売のようです。丁度準備中ということで、焼いている姿だけパシャリw

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その後、大和上市駅付近を通過した後は路線バスとほぼ同じルートで大台ヶ原駐車場まで一直線。運悪く通路側の席だったので、写真はありません。

 

2.大台ヶ原ビジターセンターで事前講習

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翌日以降は天候が荒れるということで、その前兆ともいえる輪っかが太陽の周りに出来上がっていました。こういう場合のピントの合わせ方ってどうやるんだろう^^;

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前日は雪が降るほどの大荒れということもあってか到着時の気温は8℃でした。

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今回のコースである西大台コースは利用調整地区に指定されており、事前の申し込みと講習の受講が必要ということです。

個人でも行けますが、路線バスで行くのには時間的に少し厳しいかもしれません。この日はGW2日目ということで、路線バスの増車されていました。ガイドの反応からすると、前日が前日(大荒れ)ということもあって少なめとのことでした。

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無事講習を終えると許可証が発行されます。

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その許可証を首から下げていざ西大台へと足を踏み入れます。

 

3.スタート~ナゴヤ谷

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一度に入れる人数も制限されていてガイド込みで10人。ということで、順番に中に入っていきます。

では西大台ヶ原の歩道に向かって進んでいきましょう。

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4月末ということで、いろいろ中途半端な時期なのか、やや乾燥しているような雰囲気があります。ここはどちらかというとじめっとしていた方が良いのかもしれません。

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ここで係員による入門チェックが行われます。首から下げた許可証と係員が持つ名簿とが一致していることを一人一人確認しながら中に入っていきます。

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進んでいきます。標高1500m付近ということもあってまだ冬景色といったところでしょうね。

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ひと下りしたところで左右に分かれる分岐です。周回路ですので、どちらでも良いとのことですが、今回担当されたガイドは全体右!との信念のもと、右に進みますw

左回りだとガレた下りがあるので、右回りの方がどちらかといえば安全に回れる・・というのもあるとのこと。

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しんがりの位置をキープしながら来た方向を振り返ってみます。春先がこれですので、緑が生い茂った季節はどうなるのでしょうかね。

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そういえば前日は雪も降っていたとのことでしたが、その痕跡が僅かながら残されていました。

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しばらくは下りの道が続きます。

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広場に出てきました。ナゴヤ谷と言うそうです。ここで、時間的にはお昼くらいでしたので、早速ですが昼食休憩となりました。こういう場所は食事はNGと思っていたのですが、火気さえ使わなければOKのようです。

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周辺を散策していきます。小さな花が花を開いていました。

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ナゴヤ谷から下流を見た方向になります。

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透き通った水で、何がうごめいていなっかと見てみましたが、特にありません。

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 ちなみにこのコース、渡渉箇所が何か所かあり、ここがその1か所目になります。

4.ナゴヤ谷~開発跡

昼食休憩ののち出発していきます。しばらくは・・・というか、ずっと森の中を歩いていきます。

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やはりというか、しばらくずっと緑感がいまいち足りない道を進んでいきます。

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木の幹を見ると所々にキノコのようなものが張り付いています。

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道を振り返ってみますが、これだけを見ると道はいったいどこにあるんだろう・・って思ってしまいます。

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前を見ます。似たような景色が続くので正直コメントに困っていますw

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途中反対方向から係員がやってきて、正規の手続きを踏んだ人が通っているのか許可証の提示を求められる場面がありました。道外れの奥の方を良く見ると根本に苔が残っているものを見ますが、多分乾燥してガサガサなんでしょうね。

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水の無い川を渡ります。水があればここも渡渉箇所だったのでしょう。

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しばらくは細かなアップダウンが続いていきます。

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もう、枝には緑というものがありませんw

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下を見下ろすと水量は少ないですが、川が流れています。

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その川を渡渉していきます。さて問題です。この道、どこに続いているのでしょうか^^;

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渡渉箇所近くまで降りてきました。水量は少ないので難なく渡れます。

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 相も変わらずな景色の道を進んでいきます。

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乾いている苔の間から生えているキノコをパシャリ。

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このコースで一番の見どころ(?)付近までやってきました。この時期だとやっぱり映えていませんが、

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コケの群生地となっています。この苔に水を含み、木々も緑を付けたら、鬱蒼とした幻想的なコケの森の完成となります。ベストシーズンに来てみたい気もしますが、蒸し暑さと降雨を覚悟しないといけないので、なかなか躊躇してしまいます^^;

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別の角度からの一枚。

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別の川と合流し、その川沿いを下っていきます。

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川上方向を撮影してみました。ここも水と緑を蓄えたらさぞかし鬱蒼とすることでしょう。

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別の川を渡渉し、この辺は高度も一気に下げていきます。

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5.開発跡

すると眼下に広場のような土地が見えてきました。

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開発跡に到着です。名前の通り、ここを開拓しようとしたみたいですが、気候の問題なのか、定着せず、"跡地"となってしまいました。

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ここは周回路の中間地点ということもあってトイレブースが備えられていました。使用していませんが、中には簡易トイレがあって、協力金を払ったのち、用を済ませた後はビジターセンターまでもって戻って処分するようです。

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ここではトイレ休憩がてら休憩タイム。何とか映えそうなコケを見つけたので撮影。

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6.開発跡~開拓分岐

開発跡地での休憩も終えて後は一気に駐車場へと戻っていきます。いかんせん、当初のツアーでの想定タイムよりこのままのペースで行けば1時間遅れ。ガイドは皆さん”そんな(想定タイムは)無茶な―”と言っていましたw。周った後の感覚としては個人で回るんだったら回れるかなという感じの時間設定でした。いやー本当にそれだけ遅れると日没が心配で・・・(ランプ持ってきてない)。

では渡渉して後半戦スタートです。

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コケでおおわれている木々を何枚か。

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味のある写真、と意気込んでは見たものの、苦しいw

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ここも渡渉していきます。後半戦の方がはっきりとした渡渉箇所が多かったですね。まぁ、豪快にしりもちさえしなければOK。

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小さな池がポツンとあったので、ここでもパシャリ。

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来た道をパシャリ。

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しばらくこの平原のような道を進むと、

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開拓分岐に差し掛かります。標高的にはここが底になります。正面を登っていくと東コースの大蛇嵓が見える(?)展望台へと続いていくのですが、ここは左の駐車場へと戻るルートを進みます。

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7.開拓分岐~たたら力水

このあたりからは川は直接ではなく、橋で渡るようになります。

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何だか同じような構図に見えますが、別の橋ですw

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そして、ガレ場が始まります。反時計回りで回るのが安全という理由はここです。

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振り返ります。葉の無い木々にガレ場の登山道。西大台ヶ原ではなく、どこか別の山の縦走路ですと言っても信じてもらえそうw

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上を見ると今度は要塞のような巨大な岩が鎮座していました。どうやったらあそこにあんな岩が鎮座できるんだろう・・・。

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"たたら力水"と呼ばれるポイントに到着です。皆さん一口どうぞということで、ガイドに促されて唇を湿らせていきます。ここで、気になったのが、この力水の上にある・・・

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巨大な岩w。これが水を飲んでいる間にずり落ちてきたら、THE ENDですね^^;

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8.たたら力水~大台ヶ原駐車場

たたら力水で力を蓄えた(?)あとも引き続き歩を進めていきます。 これ何だったかな?ツルツルそうな木がポツリと立っています。その外観から妙に浮いてもいます。

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再び山道らしい道を進んでいきます。相変わらず岩と乾いたコケと葉の無い木が主役です。

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欄干の無い橋を渡ります。幅は十分あるので、転落することはないでしょう。

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川沿いを進みます。やはりコケが幅を利かせています。

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しんがりとしてきた道を振り返ってみます。一応道って分かりそうですが、よそ見してたら迷子にもなりそうです^^;似たような景色も続いているので・・・。

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石造りの橋というか、ダムの堰堤のような場所を通過。

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それでも景色は大きく変わらず。

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再び橋を渡ります。このコース、意外と橋の数が多いですね。事前説明では渡渉が数か所としか言われておらず、先に行った東コースも橋が皆無だったのでそのギャップにちょっと戸惑いが。

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笹が見えてきました。ここまで来ると最初の分岐までもう少し。この笹地帯をジグザグに登っていくと、

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最初の分岐に到達。周回路を一周しました。どうもこの看板を見落として2周目に突入して、入山時間オーバーとなる方が時たまいるとか。

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枝が気にしがみついているようで何だか不気味。

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西大台入山の検問を通過。このころには係員もさすがに出払っているようでした。では、どうやって出た人数をカウントするかというと・・・証書を入れた首下げパウチの返却をもってカウントするらしい。ツアーだから特殊なのかな?

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そして大台ヶ原の駐車場に帰ってきました。これでこのコースは終了。

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さすがにこの時間になると駐車場も車の数が減ってきました。まぁ、日没まであと1時間強といったところですしね。

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 コースと高低差です。ツアーで回ったためたっぷりと休憩時間も取ったことで4時間半ほど掛かりましたが、単独で来てたら展望台経由で4時間といったところでしょうか。

もらった認定証は1年間事前講習が省略できるみたいなので、路線バス往復も何とかなるかもしれません。もっと葉が青々しい時期に来てみたいなぁ。