(ウォーキングC69)
※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真93枚。
↓ショートVer
1.山本駅→最明寺滝
本日は2019年5月18日。当初は別の行き先の登山ツアーを予定していましたが、暴風を理由に中止。翌日も同じ場所発で別ツアーに申し込んでいますが、暴風予報が続くため、開催が怪しい中、とりあえず、2日分の荷物を詰め込んで、代替コースに出発。まだ中止の連絡は無いし。ということで、こちらは阪急宝塚線山本駅になります。
地下にある改札を抜けて地上に出てきました。今回のコースはここからになります。
早速、巡礼街道という看板があります。そしてその中にケ湯地となる最明寺滝の表示がったので、そちらに向かって進んでいきます。
駅前のロータリーの様子です。この横を進んでいきます。
早速マンホールがあったので一枚。
しばらくは住宅地の中を進みます。表示関係は少ないので、地図を持参した方が心強いかと思います。
ふと上を見ると飛行機が着陸態勢に。位置からすると南風運用ということで北側からの侵入のようです。
閑静な住宅地の中しばらく歩きます。
とはいえ、その住宅地も10分ほどで抜け、ハイキング道っぽくなってきました。
中々カラフルな飾り付けのお地蔵さんの横を抜け、
遊歩道と化した道を進むと、
大聖不動尊と書かれた門がポツリと登場です。その奥にも色あせていますが、朱色で塗られていたであろう橋もあります。
ここを右に行くと滝に、左に行くと今回のコースの続きになるのですが、滝自体は行き止まり&片道5分ほどなので寄ってみることにしました。
終着となる滝に到着です。岩に囲まれた厳かそうな雰囲気が漂っています。
最奥に滝と地蔵さんが祭られています。滝自体はインパクトのあるものではありませんが、その周囲をコンクリ固めにされているところ見るとかなり信仰されてる場所なのかなと思わせられます。
それにしてもこの出っ張った岩の突き出し具合、住宅地から10分掛からずに来れる場所には見えませんw
2.最明寺滝→宝塚ロックガーデン
さて、来た道を戻ってハイキング道に復帰します。
砂防ダムを通過します。ここはしっかりとした階段が据え付けられていました。かなり新しそうに見える。
ここで2分割。幅の広い右に行く道と幅の狭い左に行く道ですが、看板をよーく見ると左方向を案内されていましたので、それを信じて左に進みます。
細い道を進んでいきます。
分岐地点から7分で再び分岐です。今回の行き先である中山連山最高峰へは左に行けということなのですが・・・
岩場ですw 芦屋にも似たような場所がありますが、逆に芦屋のロックガーデンに行ってたからこそ抵抗なくアタックです。
岩の間を縫って、こんな感じの道が続くのかと思っていたら、
いやー開けましたなぁw まぁ、他の人が通ったような凹みがあるので、それについて行くだけですが、想定外の景色がありました。
3.宝塚ロックガーデンからの伊丹空港
伊丹空港が丸見えです。で、そういえば、南風運用ということで北側から飛行機が侵入していた・・・ということは、
目線と同じ高さで最終着陸態勢の入った飛行機を見ることができます。ここから超望遠レンズを使用して撮ったら面白い写真が撮れそうですね。三脚を立てれるような足場はありませんが。ちなみに、70㎜(換算105㎜)でこれです。
大阪ドームと飛行機を同時に撮影です。
切り抜いて大きくしてみました。
今いる地点を下に見るとこんな感じです。
別の方角
ロックガーデンを抜けるのはもうちょい先です。
4.中山連山縦走路
伊丹空港が良く見える岩登り区間から再開です。伊丹空港方向ばかり撮影していますが、
他の方向も視界良好だったりします。
さて、岩登り区間ももう少しで頂上となる鉄塔が見えてきました。
無事登り切った後は稜線に沿っているはずの道が続きます。
これから進む方向の様子です。住宅地が山の標高のかなり高い部分まで上がってきているのが分かりかと思います。
細かなアップダウンを経ながら道を進んでいきます。
ハイキング道名物(?)のゴルフ場です。ハイキング道がその脇をかすめたり、貫通してみたり、すぐ横にティーゾーンがあったりとゴルフ場との共存も大変そうです。
この辺で一度大きく高度を落としたのち、
再び登り返します。
このすぐ近くに住宅地があるとは思えないような道が続いていきますが、
歩く分には特に問題なく、ただ、個人的にアップダウンの続く道は苦手だなぁとぶつぶつつぶやきながら、
歩を進めていきます。
これはいったい何だろうか?三角点ではないけれども方角を表しているような石が4つ。うーん・・・
道の様子が少し変わってきたでしょうか。
少なくとも進んだ分、開けた場所から見える景色は変わってきています。こういう変化が楽しめれるかが縦走路の肝と勝手に思っています。
ゴルフ場を完全に見下ろせる場所に出てきました。
六甲山系といえばこの白い砂地の容易な地盤。山系の端っこではありますが、この地形があるということは繋がっているということなのでしょう。
そして現れるは両サイドからの柵。私有地の間を抜けるからなのでしょうか。
まぁ、いのしし等の野生動物からすれば迷惑千万何でしょうけど。
ということで、両サイドをがっちりをガードされ、何だかドッグレースの犬の気分になりながら、その反面、間違えようのない道を進みます。
その柵はしばらく続き、
5.中山連山最高峰とその先へ
”宝塚ロックガーデン”から1時間17分後、中山連山最高峰となる三角点に到着です。ということで、三角点タッチです。
山頂はこんな感じでたくさんの方が思い思いの休憩等、山頂にいる余韻に浸っていました。ところで、ここからの展望は一方向のみで、
こんな感じの山と緑しかない景色が広がっています。
こちらも小休止ののちに出発です。山頂は道の途中にはなく、一旦分岐で本道から外れる必要があります。それらしい道ではありますが、少々分かりづらいかも。
最高峰を通過したので、後は下り中心の道となります。
ちょこちょこと分岐のありますが、都度案内板があるので、問題なく通過です。
そして、尾根道とは思えない広大な広さを使った分岐道の登場です。
今回は右手、奥之院方向に向かいます。
6.中山寺奥之院へ
山の中にある盛大な分岐を右に進んでいきます。
中山寺が近いからでしょうか、これまで見かけなかったような看板も出始めます。
道はこんな感じでスイスイと進むことができます。
お寺の敷地内に入ってきたためでしょうか。それらしきものもちらほらと見えてきます。これは・・石塚?
再度分岐を左に折れて奥ノ院方面へ。
道はしっかりとありますので、進んでいきます。
おー花を発見。なんという花でしょうか・・・。
中山連山最高峰を出発して約30分で何やら赤い鳥居のようなものが見えてきました。
7.中山寺奥之院と参道
ハイキング道はこの建物の真裏から続いています。初見でこっちから行く場合、地図を頼りにしてもこの裏に道があるだなんて夢にも思いませんよね・・・。
ということで、
中山寺奥之院に到着です。立派に整備され過ぎている気もしますが、朱色の建物が印象的です。
ちなみに、ハイキング道出口から見るとこんな感じで、本殿は見えません。
では、下っていきましょう。幅は広めですが、参道よりかはハイキング道といった方がよさそうな感じの道となります。それでもたくさんの方が参拝のために登り下りしています。
参道ですので、至る所に像などが鎮座しています。
こんな道が続いたり、
少し足元注意な石畳のような道もあったり。
ふと木の隙間があったのでのぞいてみたら、あ、宝塚大劇場発見。思いのほか近いところにありました。
中腹位にある夫婦岩を通過し、
引き続き石畳の道を下っていきます。
お地蔵さんもあちらこちらにありますので、ここは登山道ではなく参道であることを改めさせてくれます。
ハイキング道と
お地蔵さんと。
ここまで来ると住宅地の真横を通るということもあり、突如生活感が出てきます。
橋を渡ってもう少し進んで、
40分弱で奥之院への参道のスタート地点に到着です。ここから墓地を横目に進んでいくとすぐに中山寺の境内へと続いていきます。
8.中山寺→中山寺駅
納骨堂?の横を通過して、
本堂に到着です。安産・子授祈願のお寺ということで子連れの方が多いのも特徴です。
中山寺自体は2回目でその時は5重の塔は建設中でした。今回は完成しているようだったので寄って・・・えーっとなんか撮影していたので、カメラの画角に入らないようにコソコソと動き回って、ようやく塔の下に到着。
全体的に青?を基調とした塔でそれ自体珍しいのですが(まぁ、新築だし)、写真に収めてみるとCGで作られた塔のような印象になってしまいました。
本殿と五重塔とエスカレーターです。安産祈願にお寺ですので、露骨な近代設備があっても文句を言う人はいないかと思います。
この時間帯でもまだ南風運用ということでここからも飛行機がばっちりです。
山門にある仁王像と「足腰」の健康祈願のためのわらじが横にあります。手前にあるのがミニわらじに願いが書かれた布がお札代わりに掛けられていました。
山門からは一目散で進んでいき、2分もあれば阪急中山観音駅に到着です。
ただし、今回は別の理由で中山観音駅を通過、さらに10分ほど歩いて駅前ロータリーに馬上太子像が印象的な、
JR福知山線中山寺駅に到着です。
このコースの地図と高低表です。住宅地の縁を沿うようにして進んでいるような感じです。
簡易表です。
出発 | 阪急/山本駅 (50m) |
到着
|
JR/中山寺駅(56m) |
経由 | 宝塚アルプス | ||
歩数 | 18,131 |
距離
|
11.1km(GPS) |
時間 |
4:00 (10:18-14:18) |
日付
|
2019.05.18 |
最高点 |
中山寺最高峰(478m) |
傾斜
|
約128m/km |