(ウォーキングC96-2)
中山道、坂本宿を後にして先に進みます。
・・・というには目と鼻の先に松尾芭蕉の歌碑がありました。なんて彫ってあるのかさっぱり分かりませんが。
また、そのすぐ近くには八幡宮もありました。宿場町の守り神という所でしょうか。
狛犬がなんだかウーパールーパーみたい。
こっちはブルドッグ?
歩道の無い車道を歩いていきます。このまましばらく歩くのかと思ったら、左奥に隙間に、
旧中山道と書かれた標識がありました。
そのまま進むとこのような柵が登場。跨ぐには高すぎるし・・・まぁ、看板の通り、クリップを外して進むことにします。他に迂回場所もないですし。
道沿いに進んで、看板を頼りに、
先ほどの車道と再度合流。ここはただ渡るだけで、この先が旧中山道のハイキング道区間開始となります。また、地図によれば、アプト道のトンネルはこの真下を通っているようです。
では、登山装備を取り出して、いざ。
単なる登山道ではなく、旧街道の一角をなす道と言うこともあり、しっかりと整備された道になります。
重要街道ということで、普通の登山道では余り見かけない切り通しのような道を多く見かけることになります。
そして、沿道にも遺構がたくさん。こちらは堂峰番所。
切り通しで始まった道も、開けてきて、
ハイキング道らしい道になったかと思えば、
この辺からジグザグと道を切りながら一気に高度を上げていきます。
僅かな隙間から見える景色はお馴染み木と山だけ。
柱状節理・・・こちらは天然の遺構でした。
こんなところにも石柱が。
馬や篭も通っていた道ですので、極端な急登区間は無いのですが、その代わりグネグネと距離は稼がされてしまいます。
入口から35分ほどで開けた場所に出ました。で、そこから見えたのは、坂本宿の様子でした。高低差的にもここまでで半分弱まで来ていますので、この先はそこまで急登は無いのかなぁと思いながら先に進みます。
風穴が顔を覗かせる横を通り、
弘法大師に伝えられて掘った井戸も。いやー、出る出るw。やはりというか、歩く歴史博物館ですな。
やはり切通のみち。大名行列も通れる道にしないとですしね。
温度と湿度はこんな感じ。歩く分には少しジメったいですが、まぁ、快適。
こういう道はいつ歩いても良いですなぁ。
展望スポットから10分ほどで碓氷坂の関所跡に。
この辺で全行程の1/3くらいでしょうか。
やはりすり鉢状に凹んだような道が続きます。傾斜もゆるく、若干下りもありますが、気になるほどではありません。
碓氷坂の関所跡から15分ほどで堀切に到着。
ここだけ極端に狭い・・・主戦場にはもってこいですね。横川駅からは丁度2時間でした。