1.本編
2.概要編
今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」
本日は2019年4月29日。大台ヶ原・西コースを巡った翌日になります。
新大阪駅からみずほ601号、やくも1号を乗り継いで約4時間で出雲市駅へ。到着すると隣のホームにはサンライズ号が回送出発する直前でした。いくら後継の振り子車両が無いからって昭和製の車両を更新するという発表すら無いまま令和を迎えるやくも号・・・。
では、今回のコースに向かって進んでいきましょう。改札を出た後はしばらくは山陰本線の高架に沿って進んでいきます。
高架が下がってきて地上まで降りてきた辺りで歩道が現れます。
少しすると山陰本線は左へ、今回の目的である旧大社線はここから右へ逸れていきます。
この辺から大社線の旧線歩きが本格的にスタートです。
川を横断する橋に到達。上から見ると鉄板張りですが・・・
横から見ると鉄橋跡ということが分かります。
高松駅跡に到着です。ホームが残されていました。このすぐ先にある道路の橋の名前が「高松駅前橋」。由来が分からないと「?」なネーミングですよね。
高松駅から道を間違えて別のルートを歩いていましたが、ここで合流。ここに鉄橋が架かっていました。
一旦少し戻って本来のルートへ。高松駅方向を見ます。見事に住宅地と化していました。
大社駅方向を見ます。こちらは逆に手つかずで傾斜を示す木標まで残っていました。
川との合流点まで歩きます。地面をよく見ると線路用と思われる砂利が転がっています。
鉄橋付近までやってきました。旧大社線はここを鉄橋で渡っていますが、再び大回りして、こちらも対岸へと進みます。
旧荒茅駅です。駅前には踏切の基礎と制御装置の跡が残っています。
線路自体はやや盛り上がるように作られていて、その下、両側には「工」と刻印された石標が並べられています。
しばらく歩くと整備された道路に当たります。ここからはこの整備された道に沿って進んでいくことになります。
この区間は特に見どころは無く、いよいよ大社線の終着駅である大社駅が見えてきました。
線路(があったと思われる)伝いにホームに入ります。
列車から下車して線路を渡り、
改札を出て大社駅を後にします。
駅前の通りをひたすら進めば大鳥居が見えてきます。
なんか音がすると思ったら一畑電車が鉄橋を通過していきました。
そのまま人口密度を上げながら通りに沿って進むと出雲大社に到着です。
(総括)
本来の最終目的地は日御碕灯台でしたが、やくも1号では1分の差で日御碕灯台行きのバスには乗れず、その次が出雲大社連絡所から約3時間後・・ということで、せっかくなので出雲市駅から出雲大社まで歩いてみました。
平坦な廃線跡歩きですが、翌日の石見銀山仙ノ山、翌々日の大山登山前の準備運動という位置付けでもあったりします。
順調に跡地を歩けたわけでは無く、護岸工事等で迂回させられた場所もあり、廃線跡の面影がだんだんと薄れているような感じでした。
ルート図と高低表です。