2年前の話ですが、やはりこの航空会社にとってこの日はこの会社が続く限りは特に当事者として背負っていかなければならない日であることを改めて感じました。
最初は、特便割での席がまだ空いていたという理由だけでこの便を選んだのですが、購入後にこの便の持つ意味を感じさせられる事になりました。
というのも、(搭乗時)30年前のあの事故が起こったのは18:56頃、事故機と同じ行き先である大阪伊丹行きで、この時間帯で唯一飛んでいる便であるからです・・。
本日の搭乗機で、レジ番からすると旧JAS機のようです。
この日はスカイツリーから直行して、早めに到着したので、ラウンジでパンをつまみつつ搭乗時間を待ちます。
特段マイラーというわけではなく、東阪移動で新幹線では味気ないときにこの国内線ファーストクラスでの優越感を味わうためだけに年に1,2回程度利用しています。
定刻通りに出発です。
夏場のこの時間ですので、上空ではちょうどトワイライトタイムということで、幻想的な光景になっています。ただ、30年前は・・・と思うと神妙な気持ちになってきました。
だんだん日が傾いてきました。
この景色の変化は何とも言えません。
夕方発に便ですので、夕食が提供されました。この時は北海道特集ということで、北海道特産品を中心にしたメニューでした。メニュー表。
実際の食事です。上空の気流が良くないため、コーヒーと味噌汁は蓋付きの紙コップでの提供でした。
飛行機は何事もなく到着。いつもの到着時の機内アナウンスで、御巣鷹山事故についてのコメントと今後の誓いについて述べられておりました。この挨拶はこの日の全便で行われているものなのか、この区間だけで行われていたのか、この便だけだったのかは分かりませんが、いかんせんこの便があの事故と一番日付・時間・区間が近い便でしたので、色々と印象に残ったフライトとなりました。