ではバスに再乗車。バス自体は約1時間に1本と、無いわけではありません。
伊豆半島のど真ん中を国道414号線沿いに北上していくわけですが、とするともちろん、周りはこんな感じw
かの有名な天城峠まではひたすら登りで標高的には500m+。実際の天城峠は旧道の方でこちらは新道の方。その天城峠を経由する踊子歩道があるようで、興味がある方はぜひ(河津七滝もその歩道の一部)。
青矢印も完備している(ループ橋含む)ので、自転車で越えたい場合もどうぞ。このバス、サイクルラック付きなので。
河津七滝温泉バス停から1時間強、山越え区間が終わり、人里が見えてくると、
修善寺駅前に到着です。
ここから修"禅"寺へ行くバスもあるのですが、タイミング悪く修善寺駅手前ですれ違いましたのでタクシーで。10分ほどで修禅寺に到着。
お寺自体はそんなに大きくは無いのですが、
睨みつけてくるだるま(?)石や
逆さ獅子(?)が印象的。
ここまでの食事がアイスだけでしたので、昼食にします。生わさび付きのざるそばです。最後はもちろん蕎麦湯付き。おろしたてのわさびは香りが全然違いますな。ところで、時刻は既に14:00♪。
食後、再度周辺散策。夫婦杉ということで、根っこの部分がくっついています。
絵馬も自販機で買う時代に。
にしても、ここは京都嵐山を意識した地名が多いですな。竹林の小径とか、橋の名前も渡月橋に、川の名前も”桂川”。
源頼家のお墓はここのようです。
すぐ横の指月殿には立派な釈迦如来像も。
と、急ぎまわって、バスの時間になったので、修善寺温泉バス停からバスで修善寺駅へ。まず乗車するのは伊豆箱根鉄道・・・ということは、鉄道娘もお久しぶり。
おや、右に停まっているのは踊り子号の修善寺編成ではありませんか。時刻的には左に停まっている普通電車が先発先着なのですが、一日2本のみということで、乗車してみることに。どうせ特急料金も三島までであれば200円ですし。
ただ、特急券が硬券だなんて聞いてませんよ???途中駅から乗車して関東へ戻ろうとしている方の特急券はレシートのようなペラペラなモノなのに。
単線路線ですので、対向列車が来たのを待って発車・・・あれ?いつの間に埼玉にワープしてた?
伊豆箱根鉄道/JR東海管内ではありますが頭上のランプはしっかりと生きているようで、とある駅を過ぎたとたん、赤色のランプが一斉に黄色に。台風回避で新幹線指定席が取れなかった方がこちらになだれ込んでくるのでしょう。
約30分の乗車で三島駅に到着。踊り子号専用のえぐれたホームとラブライブラッピングの車両をとって、後は新幹線で帰阪するだけ・・・・と思ってたら、何やら駅の外が騒がしい。ちなみに、駅からの脱出方法ですが、JRの改札からは出られず、JRと伊豆箱根鉄道との連絡改札まで行って駅係員に切符を出して伊豆箱根鉄道側から出場することになります。
出場したらこれである。祭囃子を立てて、
山車の引き回し。
そう、三嶋大社のお祭りが8月15日~17日にかけて行われていたのである。タイムスケジュールによれば、この時間は山車シャギリ大会・・三嶋大社前の通りで多数の山車が音を奏でて盛り上がっていました。
その間を縫うようにして進み、何とか三嶋大社に到着。
三嶋大社自体は箱根峠をとってきたこの時以来となります。この時も水戸からの日帰りということで大概でしたな。
本日はお祭りということで、舞台も使用されているようで、ただ丁度演奏が終わった後のようでした。
折角なのでお参りして、駅に戻ることにします。
そしたら丁度車庫(?)入れする山車があったので見学。
バックバック。車道から歩道に上がる段差で苦労していましたが、こうして入れるんですね。
駅にやってきました。乗車するのは予め予約していたひかり521号。修善寺踊り子から三嶋大社のお祭りを散策するのには丁度良い時間でしたのでそのまま。1本前のこだまに乗っても静岡で後続のひかりの追い付かれるし。
富士山はダメかなーと思ってたら一瞬だけ顔を覗かせてくれました。
ということで、無事大阪に帰ってくることが出来ました。
流石に翌日終日運休となると7号車のSワーク席であっても、隣に誰も来ないゆったり・・にはならず、ほぼ満席でした。そして夕食として三島駅で買っていた駅弁と頂くことに。思っていた以上にエビの味付けが濃くて、食べ応えは充分でした。
・・と振り返ると、本日は
リゾート21(乗車約70分)→河津七滝(滞在時間約90分)→天城峠越え(バス:河津から計約100分)→修禅寺(滞在時間約90分)→修善寺踊り子(硬券特急券付き、約30分)→三嶋大社祭り(滞在時間約80分)
と、何時もながら詰め込んだなぁ。すべて台風7号が悪い!