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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

初雪後の金剛山 (金剛登山口~千早城跡~4合目~金剛山山頂~葛木神社~大阪府最高地点~下山)

(ウォーキングC52)

※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真76枚。

↓ショートVer

 

1.なんば駅→金剛登山口

本日は2018年12月15日。本日向かうは霧氷で有名な金剛山。雪道になる前に一度下見してみよう・・と言うのが本来の目的でした。ということで、まずは南海電車なんば駅から高野線で河内長野駅までまずは向かいます。

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ホームに3周年ヘッドマークを着けた泉北ライナーが居ましたので発車までの待ち時間でパシャリ。誰かが乗っている雰囲気が無いのですが、休日の早朝に果たして需要はあるのでしょうか・・・。

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河内長野駅からバスに乗って今回のスタート地点である金剛登山口にやってきました。

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バスの時刻表です。登山客輸送がメインなのか、平日よりも休日の方が本数がかなり多いです。時間帯も日の入り前位で最終ですしね。

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2.登山口→千早城址

では早速進んでいきましょう。用水路に小さな水車があったのでパシャリ。観賞用でしょうかね。

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では、本格的な登山道に入ります。入り口では軽アイゼン「だけ」を販売する露店がありました。霧氷で有名な山ですので、ある意味かき入れ時なのかな・・と。

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しばらく進むと千早城址との分岐点に差し掛かってきました。ちょっだけ寄り道になる程度でしたので、寄ってみることにしました。

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こちらのみちもしっかりと整備されており、ひたすらな階段道になっています。

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バス停から15分ほどで千早城跡に到着です。千早神社と石柱はありますが、神社自体はもっと奥まったところにあります。

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こちらには千早城址と書かれた看板があります。まぁ、城の痕跡は余りなさそうな何も無い広場ですけれどもね。

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鎧を纏ったかかしが居たくらいでしょうか。

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ふと金剛山方向を見ると、あれ?なんか白い?何かが降るという予報では無かったんだけど・・・。、まさか、霧氷が出来ている?なんて淡い期待をしながら先を進んでいくことになってしまいました。

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千早神社へと続く参道にある鳥居と狛犬です。

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奥の方に行くと今度は千早城址という立派な石柱が立っていました。これだけ張り切って建てたのだから近くに説明書きの看板くらいあっても良いような?

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千早神社の境内と634mと書かれた看板を発見。スカイツリーを意識して立てた看板なのでしょうかね。

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境内に近づきます。肝心なご神体はどこにあるのかな?と思ったら、

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裏にある建物の中にあるようです。

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3.千早神社→千早本道4合目

神社の裏道を進んでいきます。このまま進めば再度金剛山への登山道と合流します。

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こちらは中々ワイルドな道ですねぇ。緑が生い茂っている季節だったら獣道になっているのかな?

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本道との合流地点です。ここにも634mの看板が。なるほど、道中アップダウンありましたが、神社と同じ標高なんですねここ。

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引き続き登っていきましょう。この道の特徴はひたすらに続く階段道になります。はい。傾斜があればすかさず階段って感じです。

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千早神社から10分ほどで3合目を通過。

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緩い傾斜でももれなく階段道です。霧氷を訪れる客用に雪山対策で登りやすくしたのかな?

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道幅も広く、良く整備された道です。当然、その分人も沢山居ましたが。

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3合目から6分で4合目に到着です。

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目の前にあるのはやはり階段道でした。

4.千早本道4合目→終点

4合目でもひたすらに階段道となります。

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黙々と階段道を登り、程なくして5合目も通過。

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で、何故かこんな所にウルトラマンとバルタン星人が奉納されていました。いろんな意味で場違い^^;

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5合目を過ぎた辺りから徐々にですが、日陰のあるところでは、なんだか白いものが地面を覆い始めてきました。最初はこの辺は雹でも降ったのかなと思いましたが、違ったようです。

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6合目を通過。

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その先にある分岐道です。後で合流するので、単に先に登るか、後に登るかという違いだけです。

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登り切った後の合流地点です。ここまで来ると白いものが登山道の中でもはっきりと見かけられるようになりました。

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階段道は相変わらずですが、その階段にも白いものが残ったままになって居ます。

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7合目を通過します。この辺でようやくこの白いものが「降雪」によるものであると分かるくらいに雪が固まってきました。

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8合目を通過です。ここでも分岐道があるのですが、片方が工事中で通行止めと言うことで、残ったもう一つの道を進みます。

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とはいえ、この2つの道は離れずつかずだったりしまして、すぐ横にもう一つの道が乗り移れそうな距離で接近している場所もありました。

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4合目から約35分で頂上近くの広場まで登ってこれました。

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5.金剛山山頂

頂上付近にある温度計ではマイナス1度を計測していました。ただ、悲しいかな、無風で快適に歩けている間はこの0度近辺が「快適で丁度良い」とか思ってしまっていました・・・。山頂広場に近い温度計から賑やかな露天区画を過ぎると、

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金剛山頂を示す看板に到着しました。

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山頂付近では霧氷しかかっていましたので、その氷がこびりついた枝と一緒に眼下の大阪府の様子を眺めます。うーん、PLの塔がものすごく目立ちます^^;

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霧氷の様子です。キレイに枝に氷が張り付いていました。

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雪自体はそんなに量が多くはなさそうですが、コンクリの壁に積もった雪の様子をパシャリ。

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そういえば、毎時00分になると監視カメラが写真を撮影し、それをネットで公開するということをやっています。丁度11時に近かったので、ふむふむ大勢の方が記念撮影中でした。

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山頂広場を後にして先を進みます。広場近くの神社の様子です。

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ここに背中に炎を纏った像が鎮座していました・・・が、その炎ではこの雪は溶けなかったようです。

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6.葛木神社へ

葛木神社方向へと進む分岐を進んでいきます。足下真っ白でアイスバーンになっていたらどうしようかと思っていましたが、幸い凍っては居ませんでした。

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うっすら雪化粧した夫婦杉です。

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上の方にある枝葉もやや白っぽくなっていました。

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山頂広場から10分ほどで葛木に到着です。金剛山の実質の山頂はこの神社の奥にあるようですが、一般人は立ち入り禁止でしたので、お参りだけを済ませて先を進みます。

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 予定外に山頂広場でわずかですが、霧氷が見れたのでラッキーと思っていたら・・・葛木神社を後にして、ダイヤモンドトレイルに沿って進んでいきます。下り坂を下ったところでそれは現れました。立派に樹氷です。この日にまさかこれが見られるとは思っていませんでしたということもあり、撮影タイム開始です。とはいえ、どういうところを撮影すればいいのか分かりません・・。

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とりあえず画面いっぱいを樹氷に。

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枝に絞っても撮影。ほうほう、文字通り、葉っぱではなく、氷が枝全体に出来ていることが分かります。どのようにして氷が映えていくのでしょうか。

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一本に絞って撮影です。うーん、氷を撮影するので、ピント合わせも難しい・・。

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樹氷撮影はこの辺で打ち上げて進みます。すると、金剛山と書かれた石柱と鳥居が現れました。

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8.湧出岳と大阪府最高地点

まだしばらくはダイヤモンドトレイルに沿って進んでいきます。車も通るため、道幅も広く、全然問題なく歩けます。

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分岐が現れます。右がダイヤモンドトレイルですが、左を進んで少しだけ寄り道です。

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分岐から3分で湧出岳に到着です。ちょっと奥まった場所にあって、他の方が居なければ迷子になってたかもです。

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再度先ほどの分岐に戻る道です。うん、滑ってコケるのには十分な雪の量と表面状態で、恐る恐る何とかこけずに済みましたが、ツルツルでした・・。

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雪化粧した地面に建つダイヤモンドトレイルの石柱。

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日陰に入っている部分は雪がまだ残った状態ですが、この辺はアイスバーンになって滑りやすい・・という状態ではありませんでした。

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ということで、日のある部分ではさすがに雪も消えて普通の道になっています。

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それでも日陰の斜面ぽいところでは霜はまだ残っていました。

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湧出岳から13分で大阪府最高地点に到着です。

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湧出岳が1112mでしたので、60mほど下ったことになります。

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府の最高地点ってこんな所にあるんですね・・。少し開けてきましたので、これまで来た道を振り返ります。さすがにこの辺は日がしっかりと当たっていると言うこともあり、雪の面影はありません。これから金剛山に向かう方は白くなる景色にびっくりしてるかもしれません。

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ちなみに上の写真はこんな展望台の上から撮影したものでした。

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9.大阪府最高地点→伏見峠→林道伏見峠線で下山

再びトレイルに戻りますが、ひたすら下りになります。

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大阪最高地点から展望台での撮影も含めて12分で伏見峠にやってきました。ここで分岐になります。

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このままダイヤモンドトレイルを進むか、ロープウェー乗り場バス停へ下るか・・と言うことになります。装備的に準備していないのでここではバス停へと下っていきます。時間的にも12:00頃ですし、どこかで日没になりそうですし。

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では下っていきます。この道はコンクリがために車道です。

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かなりの傾斜のある道で、ここが凍結したら立派な滑り台ができあがります。行きの千早本道が階段道とは対照的です。

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下り道はこれと行って見所の無いごくごく普通の林道って感じです。なので、脇を流れている小川を使って遊んだ程度です。

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まぁ、これもどこにでもあるごく普通の小川ではあるのですが・・・。

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唯一説明書きもある見所は千早のトチノキなのですが、これはこれで画角オーバーで入らんという・・。

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伏見峠から30分掛からずに林道を下りきり、バス停のある道にやってきました。

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ここまで来ればバス停は目と鼻の先と言うことで、今回の山行は終了です。

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 元々は霧氷を見るため、事前にコース下見をしておくために来たのですが、その霧氷に出くわしたため、ラッキーだったような、念のため忍ばせておいたチェーンスパイクを使用する機会が無くなって残念なような・・・(結果的には別の場所で使用することになるのですが)。

 

今回のルートと標高図です。

表にまとめるとこんな感じです。

出発 金剛登山口バス停駅(509m)
到着
金剛山ロープウェイ前(634m)
経由 千早本道、ダイヤモンドトレイル、念仏坂
歩数 12,420
距離
7.6km(GPS)
時間 2:56 (9:35-12:31)
日付
2018.12.15
最高点 葛木神社付近(1125m)
最低点