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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

芦屋ロックガーデン経由、六甲山横断(芦屋川駅~高座の滝~迷子~風吹岩~東お多福山~六甲山山頂~魚屋道~有馬温泉)

(ウォーキングC51)

※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真84枚。

↓ショートVer

本日は2018年12月7日。冬景色になりつつある阪急神戸線芦屋川駅にやってきました。須磨アルプスとか、摩耶山とか六甲山系の山々はいくつか巡りましたが、肝心な六甲山には登っていないので、今回そこに挑戦です。

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ルートは最も単純な芦屋ロックガーデン経由を選択しています。谷川岳クリアした後なので、多少岩場については抵抗は下がっているハズなのですがはてさて。

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スタートしてしばらくは地図と標識を見ながら登山口入り口へと進んでいきます。

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最初は川沿いの道を進んでいきますが、

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その後分岐して住宅地のど真ん中を進んでいきます。比較的道順は単純なので、看板さえ見落とさなければ問題なく進めます。

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芦屋市のマンホールです。クロマツと芦屋浜、芦屋川の清流をイメージしデザインしたもののようです。

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遺跡があるというそそられる看板もありますが、我慢して高座の滝のへと歩を進めます。

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徐々に高度を上げていきますがここは芦屋の高級住宅街。羨ましい大きさの家々が並んでいます。そこを歩く登山装備の人一人。住人からすれば日常なんでしょうけど、なんだか変な気分がします。

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いよいよ住宅地ゾーンも終わり、山道になってきました。芦屋川駅から20分弱です。

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砂防ダムです。六甲山系ではそこら中で見かけますね。

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水の流れのある場所があったのでついつい一枚。良い感じのスロー写真が撮れない^^;

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ついに車道も終わり、高座の滝経由芦屋ロックガーデン行きの道標が現れました。

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休日だと売店は営業しているのでしょうか?ここには自販機とトイレがあるため、登山開始前の最終準備が出来ます。

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このすぐ近くにあるのが高座の滝です。芦屋川駅からは26分ほどです。滝は一つかと思ったら奥にももう一つ滝がありました。

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 このすぐ横に登山道があり、ここからが本番になります。

高座の滝の横にある階段道を登るところからスタート・・・・したらですね、居ましたよいきなり。

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イノシシが。

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登山道に沿って登って行っていたので、少し間隔を開けてゆっくりと登っていきます。視界が効かないので階段の上に居たらどうしよう・・。とりあえず熊鈴を付けて進みます。

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とりあえずその後、イノシシと出会うことはありませんでした。ふぅ。で、少し上がって振り返るとこんな景色。山の間に覗く芦屋市の様子です。

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少しカメラを下げてロックガーデンの様子です。白い岩がこの六甲山系の特徴ですよね。

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分岐にも看板が立っているので道標通りに分岐していきます。

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いやー岩場ですのぉw。名前の通りなので、岩場なのは当然なのですが、谷川岳の後なので、やっぱり抵抗感は薄れているなぁと感じた瞬間です。

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標高が高くなるにつれてさすがに葉っぱが減ってきました。

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とはいえ岩場の登りはまだまだ続きます。

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大阪市内やあべのハルカスの姿も見えてきました。ただ、まぁ、視界は・・ねぇ^^;

12月なのでもう少し通るかと思ったのですが、まだまだですね。

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で、一旦鉄塔のある場所まで到達し、その先を進んだとき、進む道を見事に間違えて迷子状態に。下りという時点で疑うべきでしたが「戻れるレベルの道」ということで、ズンズン行ってしまいました・・。

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このくらいの道が続く登山道なんていくらでもあるし><

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で、こんな所に出てくると、尚更道が合っていると感じてしまいます。

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 まぁ、地獄谷ルートを横切っていたわけですが。このまま先を進んで、再び下り。小さな沢まで出てきました。この沢沿いに下っていくと、

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小さな滝まで出てきました。さすがにここまで来てようやくこのルートが正解「な分けねーだろ」と言うことで引き返し。

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再び来た道を戻って岩の上に登ります。近くで声はするものの、姿は見えず。

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そっか、目印にしていた鉄塔が違っていたのか・・・と言うことで、更に来た道を戻って、

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間違えた元となった鉄塔まで戻ってきました。この鉄塔を素直に真下に通過すれば迷うことは無かったんでしょうけど、この、鉄塔を時計回りに回り込んで進もうとしたのが間違いの始まりでした・・・。

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正規のルートに復帰したので気を取り直して進んでいきます。

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標識を発見。ルート通りに進んでいるこの安心感は良いですよね。

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迷子によるロスタイム込みで高座の滝から1時間40分で風吹岩近くまでやってきました。迷子の間に先を越された小学生の集団が大騒ぎしていました。

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やっと展望の開けるところで一息付ける・・・・かと思ったら、

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またキミですか^^;

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広場の中央に鎮座されては何も出来ません・・。景色は諦めて先を進みます。イノシシに鎮座された風吹岩での休憩を諦めて先を進みます。ロックガーデン区間はのこ風吹岩近辺で終了ですので、登山道の様相も様変わりします。とはいえ、標高的にはまだ半分に到達していないので、まだまだ登っていく必要があります。

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道はこんな感じです。全くなくなったわけではありませんが、岩場は少なくなりましたので、歩きやすくなってきました。

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ある意味傾斜が無いと言うことで、一息付ける区間という所でしょうか。

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とはいえ、所々こんな所を通過してみたり。中々奇形な岩ですね。でやっぱり土は白っぽいですね。

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フェンス?イノシシよけというのは分かるのですが、なんでこんな所に・・と思ったら、

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ゴルフ場の脇を通過していくようです。中々標高のある場所だと思うのですが、傾斜に苦しめられそうなゴルフコースですね(勝手に想像)。

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もう一回フェンスを越えてひたすら道を進んでいきます。この辺で傾斜がキツくなってきました。この途中に雨が峠があり、東お多福方向と六甲山山頂へ直行するルートとの分岐でもあります。他の方も休憩されていましたので、こちらもここで風吹岩で休憩できなかった分、ここで休憩します。

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峠ですが、近くに三角点はありました。

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休憩を終えて出発です。今回は東お多福も経由したいと言うことで、東お多福方向へと進んでいきます。

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するとやや開けた場所に出てきました。

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冬場ですのでこんな見た目ですが、六甲山にもこんな開けた場所があるんだーと感心していた横で幼稚園児が遠足できていました。寒い寒い言いながらお弁当を食べているところでした。近くに車道へと降りる道がありますので、そこから来たのかな?

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広場の様子をもう一枚。山頂自体はもう少し先にあるので進みます。

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開けた場所に出てきました。やっぱり霞んでいますが、眼下に大阪の市街地を見下ろすことが出来ます。ただ、このアングルだと「東お多福」感が無いので、

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ススキを入れてみました。

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道標を発見。この辺が山頂で三角点があるはずなのでどこかなーとか思ってたら、

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 道標の下の方に「東お多福山山頂」と。一応、個々が山頂で良いのかな?東お多福山山頂の裏にある道を進んでいきます。獣道のように見えますが、道がちゃんと存在していますのでよく見ながら進めば問題ないかと思います。

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階段道を下りきると一応車道のような場所。個々で再び分岐です。正面を進めば六甲山への別ルートがあるのですが、チェックしていなかったのでパス。鎖場連続の崖道だったらイヤなのでw。ということで、左に進んでチェックしてあった登山道へと進んでいきます。

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せっかく登ったのにしばらくは下りです。一応車道らしき道ではあるのですが、荒れ果てて車通れるの?ここ?状態です。

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東お多福山山頂から15分ほどで七曲がり登山口へやってきました。雨が峠を真っ直ぐ行くとここにたどり着きます。要は、東お多福経由で大回りしてきた・・と言うことです。では、川を渡渉して登山道へと入ります。

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ここは、ラストスパートと言わんばかりに登りが続いてきます。

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崩れて新たに架けた橋でしょうか。

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七曲がり登山口を出発して37分。ついに”有馬”を示す看板が現れました。

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その前にまずは六甲山山頂と言うことで、一見茶屋と道路を横断し、

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六甲最高峰と示された矢印に沿って進んでいきます。ここからはひたすら車道歩きです。

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気象観測所(?)の横を通過すれば、

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六甲山最高峰に到着となります。

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 東お多福山からは丁度1時間でした。さすがに12月ともなると風吹けばこれまでの歩みで火照った体も一瞬で冷えてしまいます^^;最初は気持ちよかったのですが、だんだんと寒く・・・。ということで、周辺散策もサクッと済ませて先を進みます。三角点はこんな感じで、地面に刺さった柱では無く、大きな岩にプレートがはめ込まれていました。

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周辺の様子です。山頂の正面、方角的には北の方向になります。

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方向的には六甲ガーデンテラスが見えていると思われます。

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何となくススキにピントを合わせて背景をぼかしてみました。

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では、出発です。まずは一軒茶屋までは来た道を下ります。下りきると正面に立派な石畳と有馬温泉・魚屋道と書かれた看板がありますので、こちらを進んでいきます。

魚屋道(ととやみち)はその名前の通り、魚崎の魚を有馬温泉へと運ぶための道でした。

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というこもあり、この石畳道を進んでいくのかな?と思っていたら・・すぐに土剝き出しの登山道となりました。

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こんな感じの道だったら快適に歩けるのですが、

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こんな場所もあるので、足下的には余り油断が出来ません。

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先日の台風の影響でしょうか、はしご付きで迂回路が設定されていました。

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その迂回路の反対側に出てきました。斜面が一部崩落しています。マイナーな登山道であればこのくらいは通行するのですが、メジャー(?)な道では念には念を入れてるようです。

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先ほどの崩落(?)現場を下から見上げます。下の道はこの脇で折り返してましたので、巻き添えを何とか回避できていました。

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道はひたすら続いていくのですが、

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この辺になると周囲が山に囲まれており、薄暗く・肌寒い中、やや強風でビュービューと音を立てている中、しかも、誰ともすれ違わない/抜かないので、強烈な寂しさを覚えながら下っていくのを今でも記憶しています。

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峠の茶屋跡になります。

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登りがほとんど無い純粋な下り道でした。こんな感じのつづら折りの道までありました。この道の生い立ちからすれば、中央突破で急登には出来なかったのでしょう。

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枯葉で埋め尽くされた道です。余りにも見事に敷き詰められて居ましたので、思わず1枚。

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 この石が見えたら山道も終了し、車道に出てきます。魚屋道自体は丁度1時間で下りきりました。ということで、有馬温泉街へと続いていきます。虫地獄とその隣には

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鳥地獄がありました。別府温泉みたいに近くで温泉が湧いているわけではありませんが、この辺を「地獄谷」と呼ばれているところから来てるそうです。

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有馬温泉のマンホールはロープウェイと紅葉と温泉ですかね。

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ホテルの間にある、ホテルの通用口にでも続きそうな道を進むと湯泉神社に到着します。

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鳥居を入れての一枚です。神社を抜けるともう有馬温泉の中心地となります。

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源泉が湧出ている所です。ここから配管を通っていろんな施設に温泉が供給されていくわけです。

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と言うわけで、芦屋川駅から迷子になりつつ5時間55分かけて今回の終着点である金の湯に到着です。もちろん、一っ風呂浴びてから帰りますよ?ただ、よく考えたら途中抜けてきたかんぽの湯の方がすいていたようなw まいっか。

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お湯にどっぷり浸かり、疲れて冷えた体を温めた後は神戸鉄道有馬温泉駅からの帰路となります。中途半端なカラーを発見。青だけ^^;

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コースマップはこんな感じ。

 そして、表にするとこんな感じになります。

出発 阪急神戸線芦屋川駅(32m)
到着
有馬温泉金の湯前(386m)
経由 ロックガーデン、魚屋道
歩数 23,517
距離
13.4km(GPS)
時間 5:55 (8:58-14:53)
日付
2018.12.07
最高点 六甲山(931m)
最低点