(ウォーキングC29)
※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真53枚。
本日は2018年3月24日、よく晴れた近鉄南大阪線二上神社口にやってきました。駅のホームの様子です。通路の上にかかっている緑色の屋根が近鉄電車の駅であることを強調しています。
駅前にあったご当地マンホールです。これから向かう当麻寺と二上山が描かれております。
大和高田バイパスとの交差点付近、ここからこれから登る二上山を望みます。
途中にある看板です。案内板があるとやっぱり向かっている場所が正しいと思うので安心します。
駅名が二上神社口と言うことで、まずは二上神社に向かいます。
神社に到着です。境内に行くにはこの階段を登る必要がありますが、登山前なので躊躇したあげくやめました。その左になんだか像があります。
二宮金次郎像でしょうか。勤勉を象徴すると言うことで、あちこちにありますね。
二上神社を抜けて看板を頼りに進むと、登山口の文字が消えて二上山頂の案内が登場。
猪よけのフェンスを通過していよいよ本格的な登山道になります。
登山道を進んでいきます。ここの道は基本的に階段道となります。良く言えば整備されているともいえます。このときは登山道に対して不慣れというのもあって、永遠に続く階段道にやや嫌気がw
途中で踊り場のような平坦な場所もあるのですが、わずかな骨休め区間、呼吸を整えて・・・
再び階段道となります。
木の階段だけではなく、鉄の階段も登場です。
階段階段階段と続く中でコンクリで固められた場所が現れました。
少し進んで回り込んでそのコンクリの先・・というか上までやって来ました。
大津皇子の墓でした。ここだけではありませんが思わぬとことで宮内庁管轄の墓が現れます。お城も山の上が多いので、宮家の方も上から・・と思えばまぁ、そうなのかなと。
大津皇子の墓へと至る石柱です。
その横には行場もあり、多数のお札が立てかけられていました。
大津皇子の墓からは程なく歩いて雄岳山頂に到着です。看板は朽ちかけていました。
こちらは展望自体もあまりありません。と言うことで、山頂の写真だけ撮って雌岳に向かって進んでいきます。
いったん少し下って、馬の背と呼ばれる谷間を通過、
再び階段道を登って、登り切った先に
雌岳に到達となります。
雌岳の周辺を散策してみましょう。ここは展望はそこそこあり、町並みがよく見えます(大和高田市、橿原市付近)。そして、町並みにぽつんと出っ張っている山が大和三山になります。
山頂の広場には日時計があって現在時刻を示してくれている・・・はずです。
そしてアセビが良い感じの密度で花?をつけていました。
別方向を向きます。この方向な大和葛城山方向となります。そのさらに向こうには金剛山があるはずで、それを繋ぐのがダイヤモンドトレイルになります。
では雌岳を後にして下っていきましょう。山頂からしばらくは階段道で、下りきった先には
周回道路との合流点に到達です。そこから少し下ると・・
ダイヤモンドトレイルとの分岐点にさしかかりました。右に行けば大和葛城山経由金剛山方面となるのですが、今回は左の当麻寺方向に進んでいきます。
下りのルートは鬱蒼(じめっと)とした林の中を下っていく感じです。比較的ドライ(からっと)な雰囲気の登りとは違う雰囲気でした。
途中にあった水場です。
ひたすら湿っぽい階段道を下った先に
祐泉寺に出てきました。こっちのルートでの登山道はここまでで、
この先は舗装道路沿いに下っていくことになります。
祐泉寺からは舗装された車道に沿って下っていくことになります。
すると小高い丘のような場所が現れました。その入り口付近には看板が立っており、鳥谷口古墳と言う古墳でした。その入り口まで近づくことはできますが、格子で守られており、中の様子までは見ることができません。
さて、標高も下がってきたし、桜の状況はどうかなーと思っていたら・・・この辺はまだまだつぼみでした。
咲いていないわけではありませんが、頑張って探して数輪・・って感じです。
古墳からすぐに貯水池がありました。鳥たちが羽休めをしております。コースはこの貯水池の横を通り抜けながらさらに下っていきます。
下りきった後は地図を見ながら道をいくつが変えながら進んでいくと、当麻寺の奥院に到着です。要するに裏手側に到着です。駅名にもなっているお寺ですので、この中も散策していきます。
奥院の本堂を通過し、なんだか順路とあったので、(入場料を払って)進んでいくと庭園がありました。
奥の院の正門である院楼門前ですが、ここでは桜が満開ではありませんが、それなりに見られるくらいには咲いていました。
まだ、枝率が高い気もしますが、もう数日もしたら見事な情景になるんでしょうね。
そのまま裏手にある庭園へ。こちらは桜のような煌びやかなものはなく、中央に仏様が鎮座する落ち着いた雰囲気の場所となっています。
この仏様の視線の先に何があるのかというと・・・
池がありました。
庭園を回ったので後は終着の駅に向かうだけとなります。お寺を裏側から入ったため、ここに来てようやく本堂に到達です。
もう少し下がると本堂を挟む形で左か金堂、右が講堂になります。あくまでも通過点ですので、中には入らず、そのまま歩を進めます。
すると背景が広がる場所に出てきました。鐘楼が手前に、背にあるのが二上山、右が雄岳、左が雌岳、その間にある凹んだ場所が馬の背になり、通ってきた場所を一眺め・・となります。このアングルが撮れる場所内かなーと思っていたのですが、良い場所にありましたw
では、奥院からは入ってその反対側の東大門から出ます。
門を出た後は参道を逆後方に進んでいきます。このお寺専用に整備されているのがよく分かります。
カラー版のマンホールを見つけたのでパシャリ。登山前にも撮影していたのですが、改めてみると、ここを通ってきたのかーと思いもひとしおになりますね。
駅へ向かう途中小さいながら塚があったのでパシャリ。
そして、今回のコースの終着点である当麻寺駅に到着です。
ということで、所要時間2時間51分(観光込み)、11,615歩と午前中で回りきることのできるコースでした。