(ウォーキングC53)
※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真67枚。
↓ショートVer
1.大阪から東へ・・・
本日は2018年12月30日。東海道新幹線の中、新大阪から東京方面へと進んでいきます。一度登った山を見ると何だか感慨深く感じてしまいますね・・。
ということで、雪のかぶった伊吹山を通過し、
日が傾いてきた中、自分乗る電車のシルエットをぼーっと眺めていると、
とても良い感じに赤く染まった富士山が目の前に。東海道新幹線からの景色と言ったらやっぱりこれですよねー(と言いながら、最近はB席が空席になることを期待してA席ばっかり予約しています)
2.高尾山口駅→稲荷山コース入口
そして、その翌日の2018年12月31日大晦日。日中はこれと行って予定が無かったので、急遽高尾山に登ってみることにしました。
最初は単純に高尾山の山頂を往復する予定でしたが、時間を見ながら行けるところまで行くことにしてみました。
駅から歩いてとりあえずは登山口が集中するケーブルカー乗り場方向へ。
少し気が早いですがすでに平成31年の謹賀新年の旗が掲げられていました。まぁ、日付変更線付近は暗いし人だらけでしょうし、しょうがありません。
マンホールの絵柄は何かというと、八王子の車人形とのことでした。
白黒版です、こっちの方が版画みたいな感じがして良かったりします。
さて、どこのコースを進もうかなと言うことで、何となく一番登山道っぽそうな稲荷山コースで登ることとします。では、稲荷山コースでの登頂開始です。
3.稲荷山コース(入り口~稲荷山)
・・・と早速”稲荷”山と言うからにはということで、稲荷神社と狛犬がありました。
道自体は階段があったり、岩が出っ張ったりする区間があったりと、まぁ、超有名所の山らしく、整備はしっかりとされていました。
階段が無い区間でもこんな感じでキレイに道が整備されています。落ち葉とか無くてかえって不自然に見えなくも無い。
所々こんな感じで石が出っ張った区間もありますが、足下にさえ気をつければ何も問題なく通過できます。
所々位置表示を示す看板もあります。
スイスイと進んでしまえそうななだらかな道です。一応標高差としては山頂まで400mあるんですけどね。
木の根っこが入り乱れている区間を通過と、足下的にはそれなりに変化があります。
開けた場所に出てきました。ここから東京方向が一望できます。
70mmレンズを頑張ってアップにしてみます。スカイツリーがその存在感を示しています。
ところで、ここ自体稲荷山(?)の山頂っぽいのですが、特段案内も無く、1.4km/3.1kmの表示だけが建っていました。
4.稲荷山コース(稲荷山~高尾山山頂)
稲荷山を後にして先を進みます。
道自体は相変わらずで登山道っぽい雰囲気が続きます。
さすがに東京都とはいえ、さすがに標高も上がれば霜も降りるようです。
終盤になってくると道幅は狭くなりのと、謎の2分岐道が続いていきますが、人の数自体はそこまで多くはありませんでしたので、詰まったりすることはありませんでした。
山頂下の周回路との合流地点です。山頂を目指すのであればこのまま直進、とにもかくにも景信山方面へ!と言うのであれば、周回路を迂回して行く方が登らない分、負荷が減るのかな?
今回はチェックポイントとして高尾山山頂を選択しているため、最後の階段道を登り、稲荷山登山口からジャスト1時間で高尾山山頂に到着です。
さて、この日の山頂からの景色はと言うと・・・富士山を眺めるのには絶好な条件でした。
5.高尾山山頂→一丁平
で、案の定、まだ時間的にも体力的にも余裕があったので、先に進むことにしました。この辺も3分岐くらいしており、どの道を進むべく分かりませんでしたが、とりあえず、もみじ谷方向へと進んできます。
いや~ここからの景色も良いですなぁ~
高尾山頂と余り見栄えが変わらないような気もしたので、植物も一緒に映り込ませてみました。これはこれでナカナカ。
似たような構図で画像処理を施さないで見た一枚です。関西ですと「とりあえず富士山を探す」なんてことが余り出来ませんので、この日は逆に富士山ハンティングに余念がありませんでしたw
更に続きます。この辺も階段道ですが、しっかりと整備されています。さすがにこの辺まで来ると人の数がグッと減ります。
大きく下ったとはしばらくは登り返していきます。
高尾山山頂から、先に進むかどうかの瀬戸際で悩む時間を含めて30分で大垂水峠付近に到着です。
この辺はちょっとした広場になっており、何となくボーイスカウト辺りが陣を張って学習していそうな雰囲気の場所でした。
少し進むと一丁平の展望台への道と登山道本線との分かれ道にやってきます。今回はせっかくなので展望台経由にしました。
ということで、一丁平からの景色になります。
ここから見える富士山はこんな感じ。進むにつれて微妙に角度も変わってきているの、見た目も何だか変わってきているように感じます。
6.小仏城山山頂
その一丁平から12分で店までも構えられれるような大きな広場にやってきました。
小仏城山の山頂に到着です。登山口からは1時間50分ほどの道のりです。寄り道とかし無ければ1時間30分も切れるかもしれません。
スタートが午前9時30分頃と遅かったことと、登山装備的には軽装だったので、さすがに景信山まで足を伸ばすのはやめてここで昼食にして折り返すことにしました。ということで、昼食のおにぎりです。
ここから見える東京都心方向になります。望遠を効かせたら横浜ランドマークタワーらしきものも見ることが出来るかもしれません。
一方で富士山方向です。でかでかと相模湖方向へと続く看板が設置されていました。今度来るときはここも通過してみようかな・・なんて考えてみたりもしました。
で、ここから見える富士山です。
・・・と周辺の景色に気を取られて三角点の撮影を忘れてました^^;ということでパシャリ。
そして、山頂の看板お近くに建っている彫刻も一枚パシャリ。
小休止後、来た道を戻って帰路につきます。
7.小仏城山からの復路
小仏城山で休憩を挟んで体が冷え始める前に動き始めます。冬の登山はこの調整が難しいですよね。来た道を戻るわけですが、分岐あるところはなるべく違うルートで進みます。と言うことで、少し山ヘリ部分の道を進んできました。
道標もしっかりありますので、一応正規の道です。
多少高度が落ちてきているので、町の様子が山で遮られていますが、それよりも気になるのが手前の「ハゲ山」部分。
意図的にと思われますが、森林が伐採されていました。何かを整備するためなのでしょうか。花粉の飛ばない杉の木の植え替え・・とか?
8.シモバシラと霜
更に進んで、何となく一番日陰が多そうなルートを選択。すると、地面にこんなものが。最初は誰かがティッシュでも落としたのかと思っていましたが、他の方が熱心に似たようなものを見て回っていたので、何かなと思っていたら、「シモバシラ」という自然現象で出来た「霜」でした。
普通、霜ってこんな感じなイメージ(これも道中にありました)とばかり思っていましたが、これも高尾山の名物だそうです。
こんな感じで日が高くても常に日陰なので、溶けずに残っているんでしょう。
こんな感じで花びらのような形をするものもあり、こちらはまさに白い花ですよね。
自然の氷の芸術なのですが、当然ながらその形も千差万別です。
9.4号路下山
40分ほどで周回路と山頂へと続く分岐に戻ってきました。
周回路を経由して1号路に出てきます。が、凄まじい人の波が見えたので、避難(?)ルートとして横にあった4号ルートから降りることに。ま、途中で1号と合流するんですけどね。
こちらは良くも悪くも普通の登山路で、人も少なく、快適に歩が進められます。遠くから人の喧噪が聞こえてきますが、1号路の人たちかな?
この道の特徴が1カ所吊り橋があること・・でしょうか。ということで、その様子をパシャリ。そろそろ吊り橋シリーズだけでも記事が書けそうですw
横から見るとこんな感じで、谷自体はそれなりに深いですね。
倒木のあった場所も人が通れるように処理がされています。
なんというか、道自体は普通・・・なんだけど整備されすぎて何だか逆に違和感が^^;
10.1号路下山
4号路を下り始めて20分で再び1号路との合流です。ここからはひたすら舗装された道を下っていくことになります。また、途中のケーブルカー乗り場までは人口密度も高く、さすがは世界一登山客の多い山だなと実感させられます。
大きな杉の木の横を通り、
リフト乗り場の横を通過していきます。
すると人口密度は再度低下。それなりに傾斜のある道路をひたすら下っていきます。
この辺は山あいに作られた道というような形状もあって、特段見所も無く、淡々と降りていきます。そして1号路合流地点から30分。山頂付近の4号路分岐点から50分で、
山麓である、ケーブルカー乗り場まで降りてきました。で、その脇にはさりげなく東海自然歩道の起点の石柱がありました。箕面にある東海自然歩道の西側の起点もクリアしているので、これでオセロ的には歩道制覇~・・・なわけないか。
西側の起点はこんな感じ。ここに来るだけでも実は一苦労必要です。
あとは再び車道沿いに沿って高尾山口駅に戻って終了となります。