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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

日本唯一の現存天守の山城、備中松山城へ概要編

本日は5月連休中の某日。岡山駅から引退間近の381系電車に乗って下車しましたのは備中高梁駅。

 

本日の目的地はと言うと、マンホールに掛かれていました。備中松山城。竹田城と並ぶ天空のお城。天守が実在する分、こっちの方が映えるのかな?

では、そこまでどうやって行くのかと言うと・・そう、徒歩。駅から約20分ほど歩くと、車道から離れて遊歩道区間へ。

別名、登山道ともいう。

とはいえ、しっかりと整備されているので、スニーカーでも十二分に登ることはできます。

そういえば登山って、2022年11月以来、約半年ぶりでした。それ以降は30km前後の長距離歩が多かった感じです。なもんで、速攻で息も絶え絶え、ひーひ―ハ―ハー言いながら高度を稼いでいきます。

登り始めて30分ほどで櫓を発見。やっと着いた~・・と思ったらまだ8合目付近でした。

この櫓の上からは備中高梁市を一望することができます。高梁川によって削れた土地に中州に町がある・・って感じでしょうか。

急こう配の区間は階段がありますので、その辺は心配無用。

登り始めて40分弱で中々立派な石垣を持つ三の丸付近にやってきました。これは中々の迫力です。

そして、更に進むと備中松山城、現存天守で唯一の山城に到着。

中はこんな感じ。特段眺望があるような感じではありません。

堂々と囲炉裏が備え付けられているのは珍しいポイントではないでしょうか。火の不始末で焼け落ちなかったなぁ・・と。

ところで、天守小さくね?と思ったあなた、ある意味正解です。現存天守の別名は「小松山城」。裏手に行くと、「大」松山城へと続く道がありましたので、言って見ることに。

土橋を渡り、大松山城を探すわけですが、

折角なので登山もしましょ。ということで、裏手から出発して12分で臥牛山、標高480mに到着。天神の丸跡地でもあります。ちなみに小松山城の標高は432mです。

途中の分岐道に浮気してやってきましたは大池。このお城の水源となる場所だったのかな?

で、そこから更に3分ほど進むと何もないところに吊り橋が出現。

余りにも唐突過ぎ&何もなさ過ぎて別の意味での恐怖も。そして、通路のど真ん中でイチャイチャするクマバチも勘弁して><

位置的にこの右上にあるのが大松山城付近かな?ちなみに地図に寄れば、このまま歩き続けると駐車場経由、雲海が見える展望台へと続いているのだとか。

こちらは来た道を少し戻って別の分岐を経て大松山城に到着です。とはいえ、何も残ってはいませんが。

多分この辺に天守閣があったのでしょう。

小松山城から吊り橋、大松山城を経て約55分で再び小松山城へと帰ってきました。

それにしてもつつじが良い感じで花を咲かせていまして、眼下には高梁市と高梁川を見ることができます。監視役とするにはちょっと遠い気もしますが。

やっぱりこの石垣は引かれますなぁ。

三の丸から40分弱で来た道を下ってやってきましたは武家屋敷。乗車予定の電車まで少し時間があったのでついでに観光地巡りです。

時刻表を見たら丁度電車が通りそうでしたのでパシャリ。・・・通常色でしたか。

こちらもある意味「通常色」。岡山地区にもいよいよJR西日本の標準顔である227系の魔の手が伸びてきましたので、こちらも見納め間近かな?

武家屋敷は2件あってもう一軒はこちら。

こちらは頼久寺にある庭園。庭園内の枯山水に背後の山を合わせて楽しむのが特徴だそうです。

そして、高梁川の河川敷にも出てみました。こういう場所の方が山に挟まれている感が出て、山の中に居るって実感できます。上流方向はこんな感じで、

下流方向はこんな感じ。

ということで一通り回って備中高梁駅に戻ってきました。

駅舎はこんな感じで交換可能な2面3線となっています。そして、左奥の山に備中松山城があるのですが・・・

見えたーw
ルートはこんな感じ。距離は11.3㎞、観光・休憩込みの移動時間は4時間25分、獲得標高は553mでした。