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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

下津井城址と下津井電鉄廃線跡 概要編

備中松山城を攻め、その足で岡山城を夜襲の上で陥落、・・・って史実は逆で、岡山側からの攻城・・というか兵糧攻め的な政治的圧力に屈して備中松山城が落城したわけなのですが、何れにしても岡山市内で一夜を明かして翌朝の朝食でございます。

牛皿らしきものや牛乳(蒜山高原)、ご飯もの(ばら寿司)は何れも岡山ディシュでございます。特に意外だったのが鰆。一応、瀬戸内海という海に面しているので、魚介類が無いわけではないのですが、鰆は知らなかった。

食後、岡山駅に戻ってきまして、目的地へと向かいます。乗車するのはマリンライナーですが、

下車駅は児島駅。ギリギリ岡山県内の駅です。新幹線計画もあってその準備というものあるのでしょう。線路間隔が異常に広いのが特徴的です。

まぁ、瀬戸大橋の中はより際立っていますが。

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ここはジーンズの町として売り出しているため、階段もこんな感じでジーンズがプリントされています。最後に回りますが、外も中々・・。

駅前の歩道橋からの一枚。歩道橋よりもはるかに高い位置にある線路。

しばらくはこの駅前通りを南下していきます。その道路の前で堂々とワカメ(?)が天日干しにされていました。車道ギリギリの位置まで出てきていましたので思わず一枚。

そのまま道を進むと、標高が少し上がっていくのですが、ここで分岐。右に行きます。

鷲羽山の展望台に到着、瀬戸大橋を一望することができます。

折角なので、瀬戸大橋を走行中の列車を一枚。

展望台自体は何か所かあり、最初は駐車場近く。そこから更に進んでいくと、

鷲羽山の山頂をゲットすることができます。112.7mと高くはないのですが、意外と切り立っている場所を通っていましたので、高度感は中々。

こんな巨大な石柱やら石板やらも。

最高地点から見れる景色はこんな感じ。四国も見えますし、島を飛び飛びに橋が架かっていることも分かるかと思います。

整備されている遊歩道をそのまま突破していきます。駐車場にある地図だと、駐車場に戻るしかなさそうに描かれているのですが・・・

実際にはそのまま反対側へ突破することができます。

反対側の鷲羽山への入り口はこんな感じ。そして、意外な場所でした・・・。

道を一気に下って今度は瀬戸大橋を真下から見てみることにしました。上からと下からと何とも贅沢です。電車が音を立てて通過していくBGMを聞きながら小休止。

実は途中の分岐を今回は鷲羽山展望台へ右に行ったんのですが、真っすぐ行くとここにやってくることができます。

この辺で地図と闘いながら折角下った道を登っていくと・・・。

瀬戸大橋を別の角度から見渡せるポイントにやってきました。

ハイ、こちらは下津井城の二の丸跡でございます。

本丸は二の丸から少しだけ奥に入った所にありましたが、これで、備中松山・岡山・下津井と3つのお城を制覇~。

下津井城はそのためだけに寄り道したもので、今回の目的はこちら。旧下津井電鉄下津井駅の訪問と・・・・

廃線跡ウォーキングでした。元々電化していた路線でしたので、所々に架線柱も残っています。

砂利道率が高いですが、歩く分には問題の無い感じ。

ここまで散々アップダウンしてきましたので、まぁ、こちらも例に漏れずアップダウンしております。

途中幾つか旧駅を通過していったのですが、やってきたこちら・・実は鷲羽山への入口と直結していたのです。

この辺までは登り中心でしたがこの駅を境に下り中心となります。瀬戸大橋が着工されたのが1978年頃で、竣工が1988年。その一方で下津井電鉄のこの区間が廃止になったのが1991年でしたので、下津井電鉄がアンダーパスしていた時期があったということになります。

この区間を歩きながらふと、景色も良いので、トロッコでも走らせて観光鉄道にしても面白かったかもなぁ・・なんて。

山が海ギリギリまで迫り出している地形のため、こんな切通も作ってみたり、

やや高いところを通過している結果、競艇場も丸見えという。

再度JR線と交差する橋の名称にも下津井電鉄があったという名残がありました。

街中区間になると、廃止前に建てられたものなのか、廃止後に建てられたものなのかは分かりませんが、今度は何だか路面電車的な雰囲気が。

遊歩道ウォークはここ備前赤崎駅跡で道から離脱、JR児島駅へと向かいました。駅名標には「児島」とありますが、JRの児島駅とは大分違う場所にあります。下津井電鉄が配線せず、計画通り新幹線が開通していたら、JRの児島駅は「新児島」になっていたのかも。

ということで、JR児島駅に帰ってきました。東口から出て、西口から戻る順路でしたので・・・

最後に目にしたのがこの吊り下げられたジーンズの軍団でしたw

ということで、児島駅から南の方を歩いて回ったのですが、鷲羽山、瀬戸大橋眺望、下津井城、下津井電鉄跡遊歩道と見どころたっぷりなウォーキングとなりました。

ルートはこんな感じ。所要時間は休憩観光込みで4時間33分、移動距離は17.8km、獲得標高は295mでした。