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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

1988年でも同じルートで回れるか確認してみた。

鉄道を繋ぎまくる旅を時々しているわけですが、廃線減便が続くこの時期だから苦労しているだけで、昔だったらもっと楽に組めたかも?ということで、たまたま書店で売っていた1988年3月のダイヤ改正版の復刻版を購入して、比較してみました。

この1988年3月のダイヤ改正の目玉は「瀬戸大橋の開通」と「青函トンネルの開通」の2つ。真岡線が真岡鉄道になったのもこの年。

今回の比較対象はこちら。

 

このルートとして大きい違いは信越本線が全区間3セク化される前の信越本線として残っているという点でしょうか。では早速比較していきましょう。

1日目

・区間1:水戸→郡山

 2022年:7:28→10:50

 1988年:6:26→10:48

・区間2:郡山→会津若松

 2022年:11:15→12:30(普通)

 1988年:11:35→12:38(快速)

・区間3:会津若松→小出

 2022年:13:05→17:47

 1988年:①12:40→16:32

      ②15:58→19:58

 ①に乗るには会津若松での乗り換え時間が僅か2分と、接続とっていないと乗り換えられない地獄が。次発は15:58ですが・・・その時はまぁ、紅葉は見られませんね。ちなみに会津若松-小出間を貫通する列車は1988年でも3本、乗り継ぎ込みでも4本と、2022年と大差なし。

・区間4:小出→長岡

 2022年:18:06→18:41

 1988年:①17:26→18:01

      ②20:35→21:10

 2022年も19分ありましたが、1988年は1時間近くの待ちと絶望的に接続が悪い・・・。1988の②の乗り継ぎだと、夕食は居酒屋以外ダメそうですね・・。

・区間5:長岡→柏崎

 2022年:19:28→20:10

 1988年:①19:00→19:30(急行赤倉6号)

     ②21:12→21:52

 1988年の①は長岡駅で1時間ほど食事休憩したとしたらこうなります。でこの急行、翌日の経由地である長野まで行くのですが・・・w。1988年の②は長岡駅に寄るのをあきらめて一つ手前の宮内駅で信越線に乗りかることにしました。

 ということで、一応どちらの年でも柏崎駅に到着することはできそうです。

2日目

・区間6:柏崎→直江津

 2022年:7:24→8:07

 1988年:7:21→8:03

ここまでは、そこまで大きくは変わらないのですが、ここからが北陸新幹線による影響がモロに出てきます。

 

・区間7~区間11:直江津→小諸

 2022年:8:12→12:49

 1988年:8:16→10:05(あさま8号)

 直江津から小海線の乗換駅である小諸駅まで特急で1本すいーっと・・w

 2022年は少なくとも妙高高原と長野駅での乗り換えが必要だというのに・・。

 ちなみに、特急料金払いたくないという方のために、柏崎駅8:32発、小諸駅11:30着の「急行赤倉2号(急行は長野まででそれ以降は快速)」というのもありまして。

 

・区間12:小諸→小淵沢

 2022年:13:37→16:05

 1988年:12:04→14:38(小海乗換)

 

・区間13:小淵沢→新宿

 2022年:16:13→18:29(あずさ78号)

 1988年:14:46→16:57(かいじ12号)

 

・区間14,15:新宿→鹿島神宮

 2022年:18:39→21:40

 1988年:17:00頃→19:37

 2022年は成田エクスプレスで成田駅で・・・40分ほどの夕食休憩ののちに鹿島神宮行きに乗ったのですが、この成田エクスプレスが登場したのは1991年。なので、1988年時点で、この乗り継ぎの場合、新宿から総武各駅停車で錦糸町→千葉→銚子行きに乗って佐原で鹿島神宮行きに・・というルートとなりました。時間が合えば錦糸町から特急あやめ号で直接鹿島神宮駅にも行くことができます。

 

・区間16:鹿島神宮→水戸

 2022年:21:47→23:11

 1988年:19:41→20:58

 鹿島神宮駅での乗り継ぎは今も昔も良かったようで、結果、1988年ルートの方が信越本線での特急(急行でも良いけど)ワープによる差で早く回れることが確定しました。

 

ということで、結論から言えば、1988年の方が余裕で回れるという結果になりました。

・オマケ

1988年Verの1日目、今回の旅程に合わせて柏崎着としていますが、乗車している急行赤倉6号・・そのまま乗り進めると、長野から夜行急行妙高に乗り継げ、朝5時に上野に到着、そのから乗り継いで房総半島を一周した上で水戸に戻ることもできました。