では国内では珍しいフランス積みのトンネルをくぐっていきます。
中はこんな感じ。まぁまぁな距離があります。特に出口付近の下りではスリップに注意です。
ここに穴が・・・というか、解放されているのがココだけで、このトンネル・・というか地下構造物は2フロア&横に別通路と意外と大規模なものでした。ひと部屋だけでも入らせてくれないものでしょうかねぇ・・。
トンネルの出口です。天井のレンガの不ぞろい感がなんだか気になってついつい一枚。
ここから上に上がる階段もありますが、一般は通行止めでした。ガイドツアー参加なら登れます!とかだったらいいのに。
もう一つのトンネルをくぐったあとです。
島の中央部を貫通するように進んで、ほぼ対岸までやってきました。となると、要塞のかなめである砲台(跡)が登場です。
ここにももう一台。おあつらえ向きに横須賀港で整備(?)中の軍艦が前方に見えていますが、そういうのを標的にしていたはずです。実際に何発ここから放たれたのでしょうかね。
さらに先に行けるはずなのですが、昨年の台風で通行止めとなってしまっています。復旧するつもりはあるのでしょうか?
砲台跡と軍艦をもう一枚。
岬に出られる道がありましたので行ってみます。
足元は整備されていますが、それ以外が森森しい道です。
広場とベンチが現れました。気候が良ければここでお弁当を広げて食べるのも気持ちよさそうです。今日?暑くて一刻も早く離れたい><
海辺に降りることもできます。この辺が船着き場から見た対岸になります。
わざわざこんな通路があるということは、”何かがある”はずなのですが・・・木々の隙間にぽっかりと穴が・・・そうここにも砲台があったんです。その砲台跡へは道は無さそうですが。
もっと引いた写真がこちら。当時もっと整備されていたと思われますが、今では森の中です。完成したのが1847年・・・江戸時代。
ここは一本道でしたので、来た道を戻ります。
砲台の基礎でしょうか、ボルト(?)も残っています。
ハイキング道経由で戻ります。途中の分岐を進んだ先には通行止めとなっている区画があり、それを撮影した一枚です。
兵舎か何かだったのでしょうか。露出している面積的にはここが一番大きかった感じです。
ハイキング道をさらに進むと展望台(監視塔?)と
広場に出ます。ここから横須賀市街~横浜方向を一望できます。まぁ、霞んで横浜ランドマークタワーを見るのが精一杯でしたが。
この先にも砲台が一門あります。場所によって砲台の作りが違うのは(半地下だったり、掘り下げたり、掘り下げて居なかったり)理由があるのでしょうか・・。
先に進むと下り階段があり、元来た道と合流です。
階段の踊り場から、砲台方面はこんな感じ。
船着き場方向はこんな感じで人工感が半端ないことを改めて感じます。
見どころとしては”発電所跡”という所もあるのですが、そこも通行止めでした。ということで正味40分ほどで一周、帰ってきました。島や“軍島”としての規模は回るのに(船の時間を見ながらでさえ約3時間半掛かった)友ヶ島比ではかなり小さいですが、都心から気軽に来れる場所としては良いのかな?
ところで、”ラピュタ感がある”と言われると・・・友ヶ島の後では見れる場所が整備され過ぎてて・・無いかな。如何せん、比較対象がこれですから。
さて、帰りの船・・・臨時便狙いだったら来るはずの時間なのですが・・・あれ?来ない?