三重県にある四日市あすなろう鉄道が線路が見えるようなシースルー車両を導入とのことで、何となく線路幅について書いてみたいと思います。
まぁ、最近あすなろう鉄道のすぐ近くにある別のナローゲージ鉄道の沿線を歩いたので、何かの縁・・というのもありますね。
ということで、日本の鉄道は標準軌(1435mm幅)と狭軌(1067mm幅)が主流の中で、ひっそりとあるのがナローゲージ(762mm幅)になります。この三者を並べてみると、同じ線路でもその印象が大きく異なるのが分かるかと思います。下の写真、左から
近鉄大阪線(標準軌)、JR西日本桜井線(狭軌)、三岐鉄道北勢線(ナローゲージ)
なのですが、幅の違いによる印象がかなり違って見えるかと思います。標準軌は安定感抜群、ナローゲージは何だか蹴っただけでバランスを崩しそうな、何だか頼りなさそうに見えてしまいますね。
これらの線路を移動に並べてその幅を比較した展示がありましたので、それも紹介します。
目の慣れって怖いもので、ナローゲージがだんだん狭軌幅に見えてくる不思議・・。