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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

ふたつ星4047と36ぷらす3を乗り継ぐ (2024年GW旅-2)

では、今回の旅の主役その1に登場して頂きましょう。

JR九州のD&S列車のひとつとなります。走行区間は武雄温泉⇔長崎は同じなのですが午前便は長崎本線経由、午後便は大村線経由ということで経由地が違います。登場は2022年9月、西九州新幹線開通と同時なのですが、海沿いばかり走っているからか、既に錆びだらけ・・。車体が白い分尚更。

超豪華寝台列車のななつぼしが九州7県を表しているのと同じで、このふたつ星は走行している長崎・佐賀の2県を表しています。"4047"は使用している車両がキハ40とキハ47だから。

今回は3号車を予約していましたので、3号車のプレートを。キラキラ輝いています。

ラウンジ室はこんな感じで目が痛くなりますが、まぁ、デザイナーが水戸岡氏ですし、JR九州に関してはそういう意味での”統一感”があって良いかもと勝手に納得。

木をふんだんに使用するのは何時ものことなのですが、このシートの薄さはただ事ではありませんw。座っていないでラウンジに行って金落として来いというメッセージかな?

車両全体はこんな感じ。ラウンジは煌びやかですが客車はそこまでかな。

トンネル通過中はこんな感じで大人な雰囲気・・・・

・・・・あれ?この雰囲気何処かで・・・

じつはこの「ふたつ星4047」、「はやとの風」から再改造されたものでした。ああ、久々に見たらこんなに白くなっちゃって。

 https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/roamingaroundjp/20170514/20170514140237.jpg

さて、このふたつ星、午後コースの見どころは何といっても大村湾ギリギリに沿って走行するところになります。

こんな感じで。そのために進行方向左側の席を取りましたが正解のようです。

折角なので車内のカフェで柑橘ジュースを。プラカップに白いマークが浮かび上がります。

大村線を経由するということは、約5時間前にやってきた新大村駅も経由するということになります。なので、長崎空港→徒歩→新大村駅でも乗車できます。時間ない場合はこれでもOK。

本ルートの最大の見どころは更に北上した千綿駅。ここで10分間の停車が行われるのですが・・・

陽の傾きかけている光景と一緒に写すことができるスポットになります。

日の入時刻と合わせればもっと感動的な光景に会えるのかもしれません。

千綿駅出発後、大きくカーブすることから、車内から千綿駅の様子を見ることができます。

長く続いた大村湾はここでお別れ。

次の停車駅はハウステンボス。洋風建築+洋風(?)装飾車両で不思議な感じ。

佐世保線との接結点である早岐駅でも停車。

ふたつ星用の停車目標までありました。4両化計画でもあったのかな?

早岐の次の停車駅が有田で、ふたつ星はここで下車。予約自体は武雄温泉迄していたのですが、予約後に後ろからレア列車が接近しているのを発見&有田で陶器祭りしているということで下車。

特急料金は少々計算が面倒なことになっていて、B特急料金2,330円+最繁忙料金400円+観光特急料金500円=3,230円でした。

ま、時刻は既に18時近くなので、この日は既に撤収モードでしたけど。

ただ、その痕跡は見ることが出来ました。仮に真っ只中に来たとしても何か買っていたかというと多分買ってない・・。重くなるので。

さて、有田駅での乗り継ぎ時間は30分なのですが、表示がない・・だと?

乗車目標があるし、放送もあったのでひと安心。ただ、この列車の運行の仕様上、先頭車が毎週入れ替わるので、本日の1号車が先頭なのか最後尾なのか駅員ですら分かりませんでしたとさ。そして、やってきました。毎週月曜日にしか来ない、36ぷらす3博多行き。

そう、ふたつ星と36ぷらす3を乗り継げるのが毎週月曜日だけだったため、今回の旅は完全にこれに縛られてしまいました。今回は洋室の5号車を予約。6号車は靴を脱がないと入れませんし、1~3号車は個室なのでボッチは立ち入り禁止・・・じゃなかった、夕方運行のこの列車だけは切符の発売をしていません。ただ、本列車以外ではあるランチコースの申し込みが無いので、一番気軽に予約できる列車でもあります。

車内はこんな感じ。客室も煌びやかなのはふたつ星とは違いますね。

ま、座席がペラペラなのはトレンドなのでしょうけど。

ふと気になったのがこの窓。障子+日よけ・・・なんか旅館の窓のような雰囲気を感じます。なので、下の写真を見ても、列車の中からなのか、”列車の見える旅館”からの風景なのか、合成画像なのかで自己葛藤が始まることになるかと。

ラウンジはこんな感じ。天井の低さでここは電車の中であると実感しますが、

角度変えると、旅館かホテルのロビーにしか見えません。

それにしてもやたらと黄金色に輝く畑が広がっているのですが、これは小麦?

乗車時間が50分ほどなので、車内散策、記念乗車標捜索、記念品購入で落ち着けません。

ふたつ星もそうなのですが、よく見るとあちらこちらに「36+3」のロゴがちりばめられています。

ということで、あっという間に下車駅であるSAGA駅で下車。

有田駅では停車時間が僅かでしたので、車体の観察ができませんでしたのでここで改めて。やっぱり窓が旅館だw。

 

ロゴマークやっぱり凝っていますなぁ。周りを飛ぶのは"ななつぼし"ではなく、七羽のつばめ。この種車となった787系は九州新幹線開業前の”つばめ”として運用されていましたし。

ここで長時間停車となっている理由は、定期列車であるかささぎ号に道を譲るため。同じ787系でしたか。で、36ぷらす3の黒さにインパクトを覚えなかったのは種車もそれなりに黒かったから・・か。

では、乗車して来た列車を見送ります。駅名標は通常版で書かれている鳥は・・佐賀県の鳥かな・・とすると、かささぎかぁ・・あ、なるほど。

こちらが36ぷらす3での成果物。記念乗車証とパンフレット、配られた飴と購入したコースターに特急券。ところで有田→佐賀の特急料金はというと・・

1,280円+最繁忙期料金400円-自由席変換530円+36ぷらす3専用グリーン料金3,300円=4,450円

となります。またこの列車、JR西のe5489から予約できることはできるのですが、この区間、どう頑張っても後続の定期特急に乗り換えさせようとするので、諦めてJR九州の予約サイトから予約しました。

連休谷間の平日での宿泊だからか朝食付きで8000円のアパホテルが取れたこともあって、佐賀で一泊します。博多泊だったら1万円台後半とかかな?

ところでこの日の夕食は、お昼が長崎でトルコだったので、佐賀でシシリアンライスにしてみました。本国にない地名メニューシリーズw

旅はこうでなくては(ぇ)