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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

杵島岳登頂~帰路 (草千里が浜周遊3)

 

(ウォーキングC70-3)

15.杵島岳登頂

昼食休憩後、杵島岳に出発です。ただ、前半が前半だったので、ガイドから・・・

・行けるところまで行って可及的速やかに帰ってくる。登頂できなくても後悔しないように。

・吹きさらしの中を進むので、何か飛ばされても諦めてね♪

・風で雨具が「破れる」かもしれないので、注意してね。

という注意を受けてから出発です。では出発です。

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道中は基本コンクリで固められた道を進みます。昔、皇族の方が登りに来た時の名残のようです。

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登山遊歩道の看板とともに一枚。本格的な登山口はもう少し先です。

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では、アタックです。服装からわかるように、雨が降ってきました。小雨レベルですが、如何せんこの風なので、大雨と錯覚させられます。

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徐々に標高を上げていきます。この雨と風では写真もままなりません。

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足元はこんな感じ。階段道です。時より吹く突風で皆さん屈みながらその風が収まるのを待ちます。上?レンズが水滴だらけになるのでまともに見上げられません。

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何とか風下方向を見た一枚。半ば強行できているのは仮に飛ばされても崖ではなく、草地に着陸するだけ・・・というのが大きいのかなぁと。

あ、とうとう参加者の一人がこの風で恐怖心を覚えたようです。小柄な方なのでまぁ、気持ちも分かります。さて、どうする?

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結局、先頭のガイドさんと手をつなぎながらなんとか頂上に到着です。

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本当ならこの先に火口が見えるはずなのですが、まぁ、ここは想定通り。登り切ってきただけでも御の字です。

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で、この先にはお鉢回りできる周回路もあるのですが・・・現在は自殺志願者専用道路となっております。

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 他の方々の山頂登頂の記念撮影を待って、全員で表面積を最大にして猛烈な風に抗いながら万歳三唱を行い・・・撤収!ガイド自身「普通のツアーだったら撤退してます。皆さん、アホですね♪」なんてことを言っていました。連れてきたあなたもアホですね♪

 他の旅行会社の登山系のツアーに参加したことが無いので分かりませんが、この旅行会社では添乗員も登山経験豊富な方が乗務している場合がほとんどです。それもあって、この悪天候でも「行ける」と判断したのかなぁ・・なんて。終始こんなんですよ?

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では下っていきます。ものすごい勢いで雲が流れていく中で、

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僅かにできた隙間から草千里が浜の様子をパシャリ。天空にある平原のような不思議な感じですね。

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風であらゆるものを飛ばしているので視程は良好です。

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何とか無事に山麓まで降りてきました。杵島岳もお鉢回りせずに超速ピストンしてきたため、小休止とお土産タイムです。所要時間は往復で60分でした。

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ということで、阿蘇の牛乳で作られたソフトクリームです。バスに戻って食べようかと思ったら強風でものすごい勢いで溶けてきたので、購入店舗の軒下で一枚。何とか草千里バックで撮れた・・かな?

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地図と高低表です。

 

16.博多ラーメン

では、雨具も脱いで落ち着いたところで、博多駅への帰路につきます。

今回、初めて上下でゴアテックスの雨具を装備しましたが、重ね着した割にはほとんど蒸れと肌への”風”を感じなかったのはゴアテックスの威力だったのでしょうか。

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帰り道に配られた阿蘇牛製の飲むヨーグルトです。先ほどのソフトクリームと言い、ある意味期待通りの乳製品三昧です。

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帰りは行きとは別のルートを通ります。登山ツアーなのに「車窓ツアー」もつけるとは(予定よりも早く出発したからでしょうけど)粋な計らい・・・ですが、通過した場所が熊本地震で崩壊したアノ橋の近くだったりするので、何とも言えません^^;

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それでも行きとは違う景色なので新鮮さは当然あります。

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あんなところに風力発電所の風車が。今日はさぞかし発電できているんでしょうね・・・ってあれ?風が強すぎて止まってる?

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帰りは2回ほど休憩に寄りました。2つ目の休憩スポットである基山SAでは、

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飼育されているエミューを遠目ながら見ることができます。

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その後は再度高速に乗り、福岡空港の真横を通過しながら、・・・あ、沖縄に行ったときに乗った赤ジンベエジェットだ。

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無事博多駅に戻ってきました。バスを下車してツアー終了です。

折角早めに戻ってこられたということで、帰りのバスの中で検索したエキナカではない博多ラーメンを夕食にすることにしました。今回は昼食は食べましたが、あの暴風の中なので、それなりに消耗していました。ということで、やってきました一双です。

夕食には少し早い時間ということもあってか、並ばずに入店することが出来ました。

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ということで、いただきまーす。お味ですか?普通です。うん、気が付いたら替え玉がと高菜が入っていたくらいには普通です(意訳:本場のとんこつラーメンうめー)。

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あとは新幹線に乗って帰阪するだけです。

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 ということで、1泊2日の登山ツアーはこれで終了です。インパクトという意味では2019年No.1なコース(95%が暴風)でした。