実はお城巡りはここまでで、ここからは普通に観光旅行です。女川行きの普通列車に乗車。
架線の無い真っすぐな線路は旅情感たっぷり。
歴史のある路線というのはトンネルを見れば(多分)分かります。
前谷地駅付近。ここで石巻方面と気仙沼方面とで分岐します。
左から電化された線路が見えてきたら、
石巻駅に到着。石ノ森章太郎ワールド全開です。
戻りは仙石線を予定しているのですが1時間に1本ですかそうですか。
少し駅前探索・・と思ったら電車が入線するようですのでそちらをお出迎え・・って、電車も石ノ森ワールド!?
こっちには検測車のイーストiではありませんか。非電化区間なので機関車に引っ張られてましたけど。
再び電車を見ると石ノ森ワールド全開♪
駅名板もしっかりと飾られています。
車内のラッピングは控えめですが、広告スペースにはぎっちり。
転換できそうな座席が並んでいる車両があるのですが、運用次第では指定席にもなるのかな?
発車まで少し時間があるので周辺も散策。乗車して来た女川行きが未だ止まってました。
駅前のマンホールはこんな感じ。石ノ森ワールドじゃなかったのが意外。ワールド化される前に設置されたものかな?
駅前通りもこの通り、博物館まで恐らく続いているのでしょう。時間が無くてそこまでは行かなかったけど。
跨線橋から見る女川方面。山々しています。
駅舎のステンドガラスも石ノ森ワールドw
では、真面目に乗車して出発。
今まで見ることの無かった太平洋が見えてきました。で、複雑な地形を見せつつ、
目的地の駅に到着。
日本三景の一つ、松島の最寄り駅である松島海岸に到着です。
ちなみに、宮島はこんな感じ。
ここでの滞在時間も余りないので、手早く回ります。観光船で一回りがお手軽だったかもですが、絶妙に合いませんでした・・。
瑞厳寺へ渡る橋。隙間だらけw
小さな島に建てられている瑞厳寺本殿。
少し海岸線沿いに歩きます。小さな島が転々としていますが、小型船もたくさん。漁か何かかな?
福浦島に行ってみます。立派な赤い橋だこと。
やっぱり複雑な地形をしています。
島の中は整備されていて歩きやすくなっています。
その所々かにある開けた場所から見える景色が「あぁ、松島だ」と思わせるようなものが広がっています。
別の角度からだとこんな感じ。いくつもある小さな島が連なる子の光景。
サクッと回って撤収、駅へと戻るのですが、
実はこの時初めて「温泉むすめ」というものに遭遇。まぁ、温泉地はハイキング時の経由地でしか通過しませんでしたので、見かけなかっただけかもですが。
行きは海岸線沿いでしたが、帰りは少し違う道でということで、三聖堂とか、
洞窟遺跡群という石切場跡のような場所があったり、
こちらは延命地蔵というお地蔵様。
別の洞窟遺跡群の区画を通るのですが、こちらは中々の規模感。一応お寺の一部なのだとか。
だから地蔵様が彫られていたり、像が建てられていたり。
このような場所は全国無くはないのですが、大抵は山の中とかそういう場所が多いかと思うのですが、ここは海からすぐそこという意味では珍しいのかな?
ということで、駅に戻ってきました。松島海岸駅からは本数が石巻駅対比では3倍くらいの増えます。
まぁ、仙台市圏内だからというのもあるかと思います。
松島での船旅を蹴ってまで急いで仙台駅に戻ってきたのはこの電車に乗るためです。一度はやりたかった常磐線の仙台便。仙台方面は時間的にイマイチだったので、乗るなら帰りと決めていました。
一旦改札外に出て食料等を調達して再入場。
車両は乗りなれたE657系なので、そういう意味では目新しさは無いのですが、乗ったことのない区間で乗るのはやはり新鮮です。
1日に上下合わせて6本でしか見られない停車駅案内w
抑えた座席が海側ではなく、山側をとってしまったため・・更に夕日による逆光で、良い写真が撮れずですが、とりあえずここは東北本線と常磐線が離れる場所。再び(電車だけが)相まみえる上野まで一旦お別れです。
おやつはこちら。ずんだどら焼きが仙台らしい。
思ったよりもしっかりと逆光で景色も似たような山ばかり。この時間であれば海側を取るのが正解のようです。津波からの復興の様子も見れますし。
原ノ町駅では仙台行きのひたち号と離合。この辺は単線ということもあり、130㎞/h出せる性能も持て余し気味。
富岡駅では駅構内に放射線量の測定と表示がされていました。一時はココが上野方面からの北限だった時もありました。
ということで、初めての仙台-いわき間の乗車終了。単線だからなのか、思いのほかゆっくりペース。いわき駅を出発したとたん全区間複線と言うこともあってか120km/h運転を始めるので、それをより感じることに。
ということで、福島県と宮城県にある7つのお城と桜を巡る旅も、無事水戸駅に帰ってきて終了となりました。