佐賀駅前で宿泊して二日目。いつものように朝食はたんまりと。こういう所の染み染みの煮物って何でこんなに美味しいんだろう。
チェックアウトして早速駅へ。乗車する列車がなんだか派手なんですが?
スクエニのゲームである「ROMANCING SAGA」とコラボというか、一方通行感が半端ない・・。
駅名標だってこれですからね?
運よくボックス席にありつけたので流れゆく車窓をゆっくりと。この日は平日ということもあってこの後、高校生で車内は一杯に。
車窓はこんな感じ。最初はまぁまぁ開けていたのですが、段々と山が迫ってくるように。
乗車した車両だけが特別ラッピングでラッキーとか思っていたら、この路線を走行する車両の標準ラッピングがこれなんですね。
うんうん、山を突っ切るって感じが良き。
途中で見たこれはSLの給水塔かな?
早くこの旅を終わらせてお家に帰りたい・・(違)
奥に停車しているのは伊万里行きの普通列車。この辺は世にも珍しい(?)単線並列区間。
川幅が広がって堰も見えてきたということは、終着ももうすぐかな?
ということで、佐賀駅から1時間強で唐津駅にやってきました。ここで少し観光。
とはいっても目的地はただ一つ!駅前には唐津曳山の像が。その舟が展示されている場所もあるようで。
一番最初に見えたのはコレ。お堀。ということはお城が近くにあるはずなのですが・・・まだ500mほど先ですか。
唐津神社があったので寄り道。変哲の無い神社かと思っていたら、
奥に唐津くんちの巨大絵馬(?)が並んでいました。
再びお堀に出たのですが・・・
天守がまだあんなに小さい・・。
ロマンシング佐賀はJRとのコラボではなく、佐賀県とのコラボでしたかそうですか。なるほど、道理でラッピング車は県内完結路線で施されていたわけだ。
唐津湾の海岸線に出てみました。今回訪れるお城は他とはまた違う立地にありまして、
海岸線のすぐ脇にあるんですよね。
脇にある石垣に沿うとお城に上がるための通路へと出ます。にしても騒がしい・・・本日は近くの学校では体育祭があるようで。
もしかして、マンホールを全種コンプリートするミッションでもあるのかな?
・・・と思ったら7か所あるんかい><
では、いざ、攻城!ジグザグなお手本のような石垣の間を縫って、
見頃は過ぎましたが、藤棚がお出迎え。
更に階段を登ると天主閣に到着。ちなみに、裏手に回ると、有料ですがエレベーターでここまで上がることができるようです。
では早速天主閣へと。東方向。虹の松原が広がっているはずなのですが、どんより曇り模様のため、みることが出来ず。
西方向。この海岸線に沿ってやってきたのですが、体育祭会場はあそこですな。
駅の方角。やっぱり雲が低いので、山々云々も見えず。ま、降られなかっただけましか。
下っている途中にあったこれ・・・白い藤?
改めて城へと攻めるための通路。
晴れていれば虹ノ松原に寄って行こうかと思ったのですが、こんな天気ですので、駅に戻ります。にしてもコイツ、真下まで来ているのに無視してきやがる・・。
当時の船着き場からかかる橋を通って
河沿いを少しだけ逆流。他に高いビルも無いので、目立ちますなぁ。
商店街らしきところをわき目に通過して、
駅の近くにある施設でくんち用の舟が展示されているとのことでしたので、寄ってみました。実際に表で暴れまわるのは秋ごろのようです。鯛の違和感が凄い・・。
ということで、2時間弱で唐津城攻城+αを終えて唐津駅に帰ってきました。
ここから筑肥線で東へと進むのですが、乗車するのはこの車両。外観は余り面影はないのですが、
車内装飾や走行音から楽しむ、
国鉄103系電車ということになります。関西圏であれば播但線が近くにありますけどね。
この路線も、海岸線ギリギリを走行するため、海の景色をバッチシと見ることができます。
車内でウトウトしつつ、筑前前原で乗り換え、さらに先に行く電車に乗車して下山門駅で途中下車。
近くの踏切を渡ってそのまま真っすぐ行くと、すぐに海辺へと出ます。
ここはどこかというと、
別の松原へと出てきました。虹の松原がダメなら、他の松原に行けばいいじゃないか・・・
という訳ではなく、元寇時に築かれた石垣が残っているスポットがあったため、寄ってみました。昔築かれたものらしく、積みあがっている石は小さめ・・・ってお城の石垣の大きさくらいなら運べると思ったのですが、海岸線沿いに何十キロとなると簡単ではないですね。
現代建築の石の大きさはこちら。
端っこから海岸線の様子を見るとこんな感じ。良い感じです。
結局、ひと駅分歩いて姪浜駅にやってみました。ここで路線がJRから福岡市営地下鉄に変わるので、下山門駅に戻ると余計な料金が上乗せされる。
ところで、なぜ唐津方面に観光に行ったのかというと、佐賀県でまともな観光をしたことがなかったというのもあるのですが、コイツに乗車するために時間調整をしていました。