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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

桜旺盛な高取山登頂 (壺阪山駅~壺阪寺参道~壷阪寺~五百羅漢~高取城跡/高取山頂~壺阪山駅へ)

(ウォーキングC30)

※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真81枚。

↓ショートVer

本日は2018年3月31日場所は近鉄吉野線壺阪山駅になります。乗車した電車を降りて、出発準備中に対向から特急列車が来たのでパシャリ。この塗装はもう残っていないのでしょうか。

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改札を出てでは張り切ってスタートです。

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駅から200mほど進んだところに各ポイントとなる案内板がありました。えーっと、今回の目的地は・・・右っと。

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すぐ近くに高取町のマンホールがありましたのでパシャリ。

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実はこの日までひな祭り開催中で、街中にひな祭り関連の展示がされていました。と言うことで、町中を抜けるまでの間は桜のピンクと相まって桃色な町歩きになります。

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道自体はこんな感じで車一台分の幅しかなく、ぱっと見ひな祭り関係の展示が無いかと思いきや、

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店先に飾ってありました。喫茶店でしょうか。メニューそっちのけで棚の中にもひな人形です。

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広場があれば大型な人形たちが一斉にこっちを見つめます。

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ガレージっぽい場所に中には見事なひな壇が。このような場所が何カ所もありました。ひな祭りにはあまり縁が無いのですが、ここまで「雛」漬けにされるとさすがに意識しないわけにもいきませんw

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一方で、桜も見頃を迎えています。関所の門の両サイドには満開の桜が咲き誇っていました。これでも見事なのですが、この後、それを上回る絶景が登場します。

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本道から外れて壺阪寺へと向かう道に方向を切り替えます。1本道を変えるだけで急にひな祭り色が薄れてきました。

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まぁ、無いわけではないのですが。

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町中を抜けて参道方向に進んできます。住宅密集地を抜けて田舎道に沿って進んでいきます。この辺はまだ舗装されていました。

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遠くには壺阪寺の観音様がピンク色の桜を従えてそびえ立っています。当面の行き先はあそこです。

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ここから本格的な参道になります。ただ、民家の軒下を通過する必要があり、中々分かりにくかったです。本当にここ通って良いの?って感じで。でも看板あるしなぁ・・。

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この先にあったのがなぜが踏み跡が少ない藪道。迷うほどではないのですが、これが、本当に参道??とか思っていたら、

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本物の参道と合流です。ということは、どこかで道、間違えたかな?

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看板もあったので、この道で間違いないと確信し、参道を進んでいきます。

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丁石とミニ観音さんが見えてきたところでお寺まではすぐそこです。

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ラストスパートと言わんばかりに階段道と観音さんの歓迎(?)を受けて、

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壺阪山駅から約55分で壺阪寺に到着です。

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では壺阪寺の中を散策していきましょう。大講堂の横に入り口があり、入場料を払って中に入ります。入り口近くから「天竺渡来 大釈迦如来石像」が桜の花びらを纏って鎮座しております。

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石像群の横を通り抜けて、少し行くと仁王門に到着です。

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壺阪寺の石柱と仁王門、桜のコラボになります。良い感じ絢爛とはこのことを言うのでしょうか。

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大釈迦如来石像の近くにある千手観音になります。この周辺には何種類かの動物の石像があり、こんなことをしてみました。

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にゅっと出てくんなw

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大釈迦如来石像を正面から見たものです。1つだけがでーんと座っていると言うわけでは無く、たくさんの他の像も並んでいました。で、この像の不思議なところが、取り囲んでいる像たちになります。少し角度を変えると・・・

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ライオン?のような像があるかと思います。で、その反対側には・・・

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象の像まで。どうもこの像はインドとの交流記念に建てられたそうで、開眼が平成19年と非常に新しいものです。

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さきほどのライオン?の象のアップをもう一枚。

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さらに奥に行くとお里、澤市像があります。詳細はこちらにありますが、観音様を信じれば奇跡は起こる・・と言うお話です。

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禮堂の中ではひな祭り開催中で、奥の観音様の前に多数のおひな様が彩りを与えていました。麓の壺阪山駅周辺でひな祭りを開催しているのはこれが要因なんでしょうね。

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所狭しとおひな様が陳列されていました。一体何体あるのやら^^;

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この後は麓から見えた見えた観音様へと向かいます。この辺は見晴らしも良く、このような景色が広がっています。真正面に見えるのが二上山となります。一度二上山に登ると、その形状が頭の中から離れませんw

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桜の木と塔のてっぺんと山々の景色です。高低差のある山中にある寺院ならではの光景でしょうか。

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二上山をバックにライオン?の像をパシャリ。そういえば神社の案内にも二上山はこっち・・というのがありましたので、登るのにも見るのにも人気の山と言うことなのでしょう。

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場所が少し変わって観音様の所にやってきました。麓から見えた大きな像は分かりますが、その手前にお昼寝中の像がw なんとも言いがたい組み合わせです。

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寺を抜けるため、入り口方向に向かうのですが、その途中にあった絶景ポイントです。文字通り桜に身を纏わせた大仏様です。この桜の密度といい、埋まり具合といい、この景色だけでも十分来る価値があると思います。

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壺阪寺でて、横にある階段道を登る途中からの一枚です。この辺が寺全体が見渡せる(観音様ゾーン以外)ポイントかなと思います。

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階段を上りきったところには車道が待っていて、しばらくこの車道伝いに登っていきます。

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すると、登山道どの分岐が登場しますので、登山道方向に向かって進んでいきます。

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しばらくは登山道らしい登り坂が続くのですが、その先にあるのが、

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五百羅漢と呼ばれる石像群になります。ここでは一塊になっていますが、この先が周遊道になっていて、その周遊道の途中には、

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こんなのとか

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こう言うのとか

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岩から掘り出した観音像をたくさん見ることができます。ちなみに、観音像に見とれていて意識していませんでしたが、この辺の傾斜は意外と急でしたでの特にスリップに注意を。

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羅漢像ゾーンを抜けると再び登山道となり、高取山頂上に向かって進んで来ます。

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どんどん登山道を進んでいきましょう。所々にこのような道しるべがありますし、道も明瞭なので、迷うことは無いかと思います。

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壺阪寺を発って約40分で高取城跡の入り口となる石柱を通過。

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改めて大きな看板と道しるべがお出迎えです。この辺からお城の跡を思わせる石垣が見え始めてきます。

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道自体も石垣を縫うようにして階段道に変化していきます。

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このお城、かなり生い茂った山の上にあるにもかかわらず、門だらけでした。中門跡を通過して

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大きな石垣の横を沿うようにして進み、

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大手門跡にたどり着きました。壺阪寺からのルートはどちらかといえば裏道になるかと思います。表道はここからの帰り道になります。

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大手門を通過すると大きな桜の木がお出迎え。密度はあまりありませんが、石垣と相まって「日本の春だなぁ」と思わせるのには十分です。

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そして目の前にはさらに大きな石垣が。

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この石垣の上に本丸があるのですが、行くにはこの石垣に沿って進んで行くしかありません。

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ぐるーっと回り込んで、本丸があったと思われる部分にやってくると、高取山の山頂となる三等三角点がありました。山頂に到着したとことで、周囲を見渡しながら休憩です。本丸自体はとても広く、たくさんの方が思い思いの場所で昼食を摂っていました。

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本丸広場からの眺めです。絶景・・と言うほど開けては居ませんが所々遠くを見渡せられる場所はあります。

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石垣の上から見た桜の様子です。壷阪寺ほどの迫力はありませんが、逆に城跡にある桜と思えばそれはそれで風流かも・・なんて。

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ではアンパン休憩を終えて、下っていきましょう。表参道を下っていくことになるにですが、階段道が中心となります。

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人がすれ違う分の幅はありますので、特に問題なく進むことができます。

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途中に国見櫓跡へと続く分岐があったので寄ってきます。奈良盆地が視界一杯に入ってきました。眺望的には山頂より良かったですね。名前の通り、「国を見る」櫓にはうってつけの場所でした。

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1か所だけ池がありましたのでパシャリ。

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二の門跡です。山の上&それなりに下界から隔離されているように思える一なのですが、この厳重ぶり。江戸城や大阪城から見れば防御面では贅沢極まりないのですが^^;

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高取山登山道名物の猿石です。東照宮のように3体はいません。

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下りにつれて石垣率は低下し、山道らしい感じの道が続きますが、

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ほどなくして車道に出てきました。

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ここから今回の終着点の壺阪山駅まではひたすら舗装道路となります。下っていくと集落の登場とともに勢いのある桜並木が登場してきました。砂防公園と呼ばれる名前の通り、砂防ダムとコンクリで固められた川沿いに整備された公園です。

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川を中心に両サイドの桜を写すとこんな感じです。

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もう少しHDR効果を持たせたら、中々なフォトジェニックな写真となりました。

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公園を後にして道しるべに沿って街中を通っていきます。

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壷阪寺へ向かった時の交差点が遠めですが見えてきました。交差点を過ぎると行きと同じルートになるのであとは駅に戻るだけです。

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駅まで少しということで余裕が出来たので、行きのはスルーしていた場所を何か所か訪れてみます。満開の桜に下にあるお雛様。

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軒下に何か飛んでいるような気がしましたが、ツバメの巣がありました。丁度親鳥?が顔を出したところのようです。

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壺阪山駅につながる道の交差点です。えーっと、キトラ古墳まで0.9㎞?

飛鳥駅からよりも近かったようです。ということで、次飛鳥巡りするときはここ起点にしてみよう。

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で、そのキトラ古墳方向にひときわ目立つ雛が顔を出していましたので思わず寄ってみました。いやはやインパクト絶大。

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その横にあった桜の木と下にある謎のオブジェクトもこれまた不思議な^^;

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ということで、壺阪山駅に帰着となり、今回のコースは終了です。丁度駅に特急電車が停車していましたが、新塗装バージョンでした。

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この塗装になれるのにどのくらい時間を要するのでしょうか。

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ということで、所要時間4時間40分(壷阪寺での観光時間含む)、18614歩となりました。

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