(北関東その16、ウォーキングWS16-1)
駅前から少し歩くと今回のコースのスタート地点にやってきます。碓氷峠アプトの道ということで、信越本線の横川-軽井沢間の廃線跡を歩くコースになっています。片道6㎞で最終的に碓氷峠を越えるわけですので、高低差もそれなりにあるコースになります。
駅の近くには鉄道博物館もあり、その試運転でしょうか、機関車が汽笛を上げながら行き来していました。
博物館の横をすり抜ける形でコースを進んでいきます。
ここで少しだけコースを外れます。訪れたのは碓氷の関所になります。とはいっても、門がちょっとあるだけで、大々的に何かがあるわけではありませんが、昔からここも要衝だったということを示すのは十分だと思います。
再びコースに戻ります。しばらくは複線の片方を遊歩道化した道を進みます。もう一つは観光列車用の線路になります。
観光用とはいえ、生きている線路の横を歩き、さらに同じ架線柱の下を歩くという意味ではなかなか新鮮です。しかもその架線そのものも撤去されていないのも〇。
だんだん山岳線路らしい景色になってきました。
そこで現れたのが旧丸山変電所です。この急勾配を登る電気機関車に電気を供給する施設になります。
別の角度から一枚。なんと1912年製・・つまり築100年以上という建物になります。
線路自体は少し離れますが、それでも複線のまま歩道は続いていきます。
ここで分岐になります。廃線前の線路はこのまま真っすぐ進むのですが、遊歩道はやや左に逸れながら旧線路跡をなぞることになります。
温泉施設の横を通過し、いよいよトンネル群が現れます。