(2016北陸その8)
20.永平寺散策
勝山駅で乗車ののち、途中の永平寺口で下車。そのからバスで永平寺前までやってきました。正門からお寺に入っていきます。ということで、永平寺を表す石柱です。
石柱の反対側には日本曹洞第一道場と書かれた石板がありました。
では、参道を通って入場料を払い、散策を開始・・・の前にまずは入り口で永平寺についての集合講座があり、これを聞かないことには先には行けません。
聴講終了後、他の参拝客とぞろぞろと中を進んでいきます。傘松閣です。大きな畳敷きの部屋も特徴的ですが、それよりも天井に描かれている画の数々が象徴的な部屋になります。ただ、ここは再建されたもので、絵も昭和5年ごろのもののようです(公式より)。
どれを取っても同じ絵が無く、すべてを見ようとすると首がおかしくなりそうですw。畳敷きなので寝転がっても良いのでしょうか、おそらくほかの参拝客に踏まれます。
お寺の中央部分にやってきました。建物間の高低差もそれなりにあります。
参拝出来る一番奥には法堂があり、煌びやかな装飾品が飾られています。
法堂へと通じる階段は2つあり、その片方を撮影です。決して学校の渡り廊下ではありません。
仏殿から法堂を見上げてみます。かなり横幅が広いのが分かるかと思います。
こちらにも祭壇があります(えーっとどこだったかなぁ^^;)。
山門です。門らしく、両側には四天王が鬼?を踏んづけながら守りを固めています(↓はそのうちの2体)。また、この門は1749年製で永平寺では最古の建物とのことです(公式より)。
どこの建物だったか忘れましたが、この巨大な数珠はとても印象的でした。いったい誰がこれに手を通してお参りするんだろう・・と。まさか恐竜・・・。
寺の前の小さな池には船に乗った一葉観音が祭られていました。厳密には水に浮かんでいませんでしたが。
背の高い木の間の階段の先にあるのは唐門になります。このような佇まいを見ると条件反射的に「厳かな雰囲気」って感じるのは何でしょうか・・・。
永平寺では思っていた以上に時間を使ってしまったため、予定していた福井駅直行バスを逃してしまい、仕方なく、永平寺口行きのバスに乗車して来た道を戻ることにしました。
21.越前北ノ庄城跡
永平寺口駅に向かうバスを待っている間に黒ゴマソフトを頂きました。見た目も味も想像通りでした。
永平寺口駅に戻ってきました。駅名板はこんな感じです。まぁ、いたって普通です。
駅舎です。運行している電車が1両とコンパクトなので当然ながら駅舎もコンパクト。
ホームの様子を撮影していたら電車がやってきました。こう見るとホームも幅が狭くてやはりコンパクトですな。
福井駅に戻ってきました。ここから少し歩いてここにやってきました。越前北ノ庄城跡です。柴田勝家公の銅像が凛々しく飾られています。照明もあるのでライトアップもされているのでしょう。
城跡跡です。ここは柴田勝家が自害したとされる場所なのですが、そのきっかけが、賤ヶ岳の戦いでの敗戦でした。つまり、ここ。↓のサムネ画像の先にあるのが越前北ノ庄城になります。
いろいろとごちゃごちゃして分かりにくいのですが、お堀の石垣が残っているのが分かります。
越前北ノ庄城跡という場所を紹介する石版です。
勝家公像の横には妻だったお市と子供たち(茶々、初、江)の像もありますが、この位置関係が妙に気になります。くっつけても良いと思うのですが、娘たちの方が勝家に近い‥と言うのも何か意図とされたものなのでしょうか。
城跡自体は小さい公園と同じ広さなので、散策自体は一瞬で終わります。道中で見つけたマンホールですが、こちらはフェニックスでしょうか。
午後4時頃になってようやく昼食?早い夕食?ということで福井名物のソースカツどんを頂きました。見た目通りボリュームのある一品でした。
いよいよ帰阪します。この時初めてWEB割なる乗車券を使ってみましたが、今ではJ-West会員になったことでさらに安価に購入できます。
ということで、サンダーバード38号に乗車して今回の2泊3日旅は終了です。
主に行った場所:
1日目:兼六園、金沢城跡
2日目:黒部渓谷パノラマ展望ツアー
3日目:恐竜博物館、永平寺
うん、歴史(恐竜)あり、歴史建築(城跡)、現代建築(ダム/トンネル)ありとテーマなんてあったもんじゃないですねw