(2016北陸その4)
8.富山地鉄 新魚津~宇奈月温泉
2日目の朝です。ホテルをチェックアウトして新魚津駅に向かいます。
乗車するのは富山地方鉄道の始発電車になります。まぁ、ここから向かう場所と言ったらもう、ここしかありませんよね。ということで宇奈月温泉行に乗車です。最初っから宇奈月温泉で宿泊しておけよという突っ込みがあるかと思いますが、夏休みのピーク時期に1人泊できるホテルがなくて・・・。その代わり魚津ではビジネスホテルがたくさんあるので選り取りみどりというアンバランスさ。
いくら夏休み真っ盛りとはいえ、始発電車ということで、乗客は自分ひとり。
6時台の電車に乗車ということで、ホテルでの朝食はパス、近くのコンビニで購入したおにぎりが朝食変わりとなります。北陸産米を使用した関西では売っていないであろう物をチョイス。
途中の舌山駅では子供たちがラジオ体操中でした。えーっと今の時刻は6:35なので、早朝からご苦労様です。
途中駅で別の電車と交換。快速急行という看板を立てて走行していました。表示できない種別を無理に走らさなくても‥と思ったりします。どうせ抜く電車もないし。
電鉄魚津駅から50分ほどで終点宇奈月温泉駅に到着です。
駅名板です。もう少しワンポイントでもあればなーと思ったり。
駅からはトロッコ列車の客車と貨物車が見えます。貨物車には何が乗っているのでしょうか。工事資材だとは思いますが。
富山地方鉄道のホームから見たトロッコ駅の様子です。
周辺のホテルではようやく朝食の始まるような時刻ですが(むしろ混雑回避でそれを狙ってた)、トロッコ列車に乗り換えます。
9.黒部渓谷鉄道 宇奈月温泉~欅平
富山地鉄から黒部渓谷鉄道の宇奈月駅に移動です。
ほぼ始発の列車に乗り込みます。お盆休みの真っただ中ですが、さすがに早朝便となると人も少なく、両サイド行ったり来たり出来るくらいに空いていましたので、快適に欅平まで乗車です。
乗車するトロッコの機関車部分です。コンパクトでかわいい車体です。では、先頭車両に乗り込んで出発進行~
まずは名所の赤い橋を通過していきます。
このトロッコ列車の特徴と言ったらやっぱりトンネルの壁との近さでしょう。オープンなので手を出せば簡単に壁に触れることができますが、危険なのでやめましょう。
赤い橋とエメラルドグリーンの池です。太陽の位置から池が影に入ってしまっていますが、真上に来る時間帯・・・帰りに期待です。
途中もこんな感じ。気持ち良い緑ですが、やっぱり影が気になります。
途中で運転停車です。関係者専用駅ということで、ホーム長が短く、また、車両が長いのではみ出しまくりです。
雪深い時期に黒部第三発電所まで向かう方用の冬季歩道が見えてきました。基本的には線路の真横にあるのですが、橋があるところでは所々離れていたりします。
出平駅です。冬季歩道がすぐ横にあり、出入り口もありますので、トロッコで行けるところまで行って、限界点から歩道・・という使い方なのでしょう。
列車は先に進みます。出し平ダムを通過していきます。黒部川は水力発電所だらけです。
ということで、黒部川第二発電所までやってきました。川の対岸に発電所が、そして、そこに入るようにトロッコの引き込み線があります。
線路は回り込んで発電所の正面(?)にまでやってきました。
ここには猫又という駅があります。初めて来た際は上流の除雪が終わっていないということで、ここで折り返した記憶があります。それにしてもはみ出しまくりですねw
上流に進むにつれて水量が減ってきて代わりに白い石がむき出しにになってきました。白い川に青い川。
こちらの橋はすぐ横に冬季歩道があります。なので歩道用のトンネルも見えます。
釣鐘駅に到着です。車両が長すぎてやっぱり駅からはみ出し、ここからは少しバックして、渡り線を通過して先に進む不思議な線形の駅です。
巨大な扉付きのトンネルにやってきました。扉を付けないとトンネルの中が大変なことになるのでしょう。冬の様子を見てみたい気も。
終着、欅平駅に到着です。ここはどこだ‥と言ったら黒部川第三発電所の真正面。通常はここまでなのですが・・・
今回は更に乗り換えます。今度は機関車1両に客車3両です。
線路はここでは終わりではなく、まだまだ続いていっているわけですが、
この先どうなっているのか、乗車して確認してみましょう。