本日は2021年5月3日。こちらはわたらせ渓谷鉄道沢入駅で、昨年秋以来の登場です。
ヤマザクラ(?)と車体の色とが良い感じでマッチしています。
今回は関東ふれあいの道の寝釈迦のみちを辿ります。
コース全体としては20.4kmとのことですが、その内約14㎞程が林道歩きでした。
ここで分岐。右から登り、左から下ってくるルートをとることにします。
この岩崖の向こうに般若の滝があるのですが、近づくには渡渉が必要で遠目から眺めるだけにしました。
車道区間はここまで。スタート地点から450mほど登ってきましたが、ここから本コースの最高地点までは更に700m登ることになります。
基本的に沢の道沿いに進むことになりますので、水音を聞きながら登ります。足元をよく見れば踏み跡は、視線を揚げれば目印のテープがありますので、多少逸れてもすぐに復帰できます。
寝釈迦直下の登りが比較的急登ですが、
寝釈迦像をパシャリ。
如何せんこの岩の上に寝釈迦像があるものだから、像全体を収めるのに広角レンズでなければ収まりません・・。(換算24㎜でぎりぎり)というか、よくまぁ、こんなところに寝かせたもんですわ。
本コースの最高地点の賽の河原までもこんな感じで川沿いの道を進むのですが、この川を何度も渡渉して渡ることになります。
賽の河原の下も階段ゾーンになっており、それを登り切ると、
不思議な空間が現れました。標高900m位の寝釈迦道入り口では緑が覆い茂っていたのに、約1550mのここではまだまだ枝のみの状態で、季節の変化を感じます。
折場登山道へ向かって下ります。
開けた景色・・・となるとここが最も絶景になるのですが、この日は風が強く、のんびりと立ち止まっている余裕はありませんでした。
尾根道を通り過ぎると、謎のパイプとともに下っていき、
折場登山道に到着です。ここから沢入駅までは10.4km。
ここからはひたすらに林道歩きです。ですので、ひたすらに車道、
車道、
歩いても歩いても一向に標高の数字が下がらないことに悶々としながら黙々と下って、
ようやく分岐地点に到着です。下っている途中、何人かの方に麓までの車の同乗を誘われましたが、すみません、ログをしっかりと残したかったのと、列車の時間に合わせていたので、お断りさせていただきました。
ここからも車道沿いに進んで終着の沢入駅に到着です。
昨年の秋、草木湖経由で沢入駅に来た際に、続きのこのコースを見ながら、標準時間が8時間ということもあって、日の長い季節に挑戦かな・・ということで今回挑戦です。
ペース配分は帰りの列車の時間(15:31または16:51)を睨みつつ、歩きながら調整していました。結局早い方の列車に間に合うように動けたのですが、その反動からか、それとも、車道区間をハイペースで歩きすぎたのか、筋肉痛が予想よりもひどく、翌日の鳴神山への山行予定を変更して、普通の観光に明け暮れてました・・。
ちなみに、駅から登山者は自分一人だけで、寂しい山行になるかと思っていたのですが、両登山口にそこそこの数の車があったので、ある意味一安心でした。
ただ、袈裟丸山まで足を延ばすのには車での折場登山口での発着ではないと個人的な力量では難しそうです。
登山道区間は沢道ありの開けた尾根道ありのと変化に富んではいましたが、如何せん林道区間が長すぎた・・・。
コース図と高低差です。
まとめ表です。
出発 | 沢入駅(472m) |
到着
|
沢入駅(472m) |
経由 | 関東ふれあいの道 | ||
歩数 | 26,880 |
距離
|
19.7km(GPS) |
時間 |
6:18 (8:55-15:13) |
日付
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2021.05.03 |
最高点 |
賽の河原の先にある展望台(1527m) |
傾斜
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約140m/km |