本日は2021年5月4日。当初は桐生市内泊、翌日は鳴神山往復の予定でしたが、前日の寝釈迦コースで想定以上に筋肉痛になったため、山行を断念して大急ぎで日程を組みなおし、翌朝、桐生駅から両毛線で高崎駅にやってきました。
いくら東京・神奈川と南に行けないからって、昨年から一体何回(水戸線⇔両毛線)という横移動をやっているんだろうか・・・はぁ^^;
ここから上信電鉄戦に乗って上州富岡駅へ。
ということで、ここまで来れば行き先は一つ、旧富岡製糸場跡地となります。
跡地とはいえ、やっぱりこういう工場の中って独特の空気感があって良いですよねー
東置繭所の1Fは歴史を振り返る展示場とギャラリーになっていますが、2Fはこんな感じでTHE倉庫のような感じの空間が広がっていました。まぁ、”置繭所”ですしね。
こちらは西の置繭所。東がオールレンガのようなイメージに対し、こちらは木材がやや目立つ感じです。
この中も入ることができるのですが、木製の柱をよく見ると、メモ代わり?のような書き物が残されていました。数式もちらほら。これを単に落書きとみるるか、”歴史的な遺物”としてみるかは人それぞれです。ま、世界遺産の登録下の建物ですので、”歴史的な遺物”でしょうけど。
餌となった桑の葉も展示物として栽培されていました。
滞在時間1.5時間ほどで再び上信電鉄で高崎駅に戻ってきました。え?奥の電車は日光線にしか見えない?手前にも何か見える?ピンと合わせるのそっちじゃない?まぁ、ローカル線ですからねー(遠い目)。
高崎駅で指定席券の発券をしたのち、時間の都合でタクシー(3000円強でした)で次の目的地へ。はい、埴輪と古墳です。決して高台にあるというわけでもないのですが、群馬県の山々がとても良く見えます。
この古墳、無料で入れるし、中にも入れます。
近くにもう一つ。先ほどと同じタイプなのですが、(草刈り等の整備はしていると思われますが)装飾なく放置って感じです。
実はもう一つ古墳があるのですが、こちらは見る影は一応あるのですが、お寺が鎮座していて全体像は見ることができません。
この古墳公園からは前橋駅へはバス(420円)が出ており、一路前橋駅へ。
そこから両毛線に乗ってスタート地点の桐生駅で途中下車。
わざわざ途中下車したのはこの電車にお世話になるためです。「快速あしかが大藤まつり6号」。この電車、単線路線に臨時列車をねじ込むとこうなるという良いお手本の電車で、
小山駅手前で乗務員交代と称して20分ほど放置。
その間に後続の両毛線普通電車に抜かれていきます。
小山駅周辺の様子はこんな感じ。
水戸線に入ると、今度は結城駅で友部行きの「普通電車」に抜かれてるのと合わせて15分ほど放置。まぁ、最高速度勝負ではE531系の勝ちですからね(ぇ)。
すれ違い駅というすれ違い駅で対向の普通電車の到着待ち、笠間駅では、結城駅で抜かれた普通電車が友部駅から折り返してくるのを待つのに10分ほど放置され、ようやく複線の常磐線へと進んでいく電車です。
ということで、桐生で途中下車していなければ1時間ほど速く最寄り駅に到着できたのですが、わざわざこの電車に乗ったのは、一般乗客目線では530円という指定席料金を払えば3列シートという、JR東日本では特急電車のグリーン車でもやらない快適シートという”乗り得感”と両毛・水戸・常磐線を乗り換えなしで済む(小山駅構内の乗り換えが長いもんで・・)ということで、すべてを上回るから・・かな。
一方で、鉄ヲタ目線からすれば、「最後に残る国鉄485系列」だの「両毛線から水戸線へ東北本線を横切りながら転線」だの「(E531系列やE657系列ではやらない)交直変換時の消灯」だの「前面(後面)展望がバッチリ撮影できる」だので、大変魅力的な電車でもあります。ほら、窓に何人か張り付いているでしょw
なので、桐生駅発車時点でほぼ(鉄オタで)満員、本来の目的とする乗客は何人だったんだろうか^^;
個人的にも谷川岳からの移動で水上駅でニアミスしていたので、機会があれば乗ってみたい・・・とは思ってました。やっぱり3列シートは良いなぁ♪。一応ボックス席のある水戸線はまだしも、オールロングシート車しか存在しない両毛線区間では何時と景色も違って見えたような気もしたし。