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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

愛宕神社総本山へ登頂 (阪急嵐山駅~JR保津峡駅~水尾登山口~愛宕神社~愛宕山三角点~表参道~二の門~落合~保津峡駅)

(ウォーキングC44)

※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真88枚。

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本日は2018年10月20日。一応雨が上がったらしい阪急嵐山駅です。ここからJR嵯峨嵐山駅へ乗り換えるために移動します。電車代が余りにも違いすぎるので、この阪急嵐山-JR嵯峨嵐山を準備運動と割り切って進むことにしました。

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阪急嵐山駅から渡月橋方面へ向かうときに目に飛び込んでくるお馴染みの光景です。

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ということで、渡月橋を渡ります・・が、その片側が先日の台風21号による河川増水により橋の欄干が破壊されており、その修復工事を行っていました。

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工事中の様子です。台風が通過してから1ヶ月半経っていますので、それなりに修復は進んでいるのでしょうか。あと2週間程度で開通のようです。

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渡った反対側からも一枚。この台風、自宅も大きな被害はありませんでしたが、半日ほど停電していまして、暴風による轟音に震えていました。

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JR嵯峨嵐山駅に到着。ここから一駅だけ移動します。実はこのルート、乗り換える理由も含めてこれと同じだったりします。

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ということで、お隣の保津峡駅に到着です。橋の上にあってホーム幅も狭いので特急が通過すると怖そうです(あえてフラグ)。

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駅から見た上流側の様子です。10月の半ばということで、紅葉はまだ先のようです。

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反対側の下流の様子です。さすがに前回来た2月と比べると緑たっぷりですw

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お、渓流下りしている船を発見。台風通過後しばらくは運休していましたが、無事運行を再開したようです。

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では、今回のコースをスタートしましょう。駅の方から音がするので振り返ってみると京都方面行きの電車が出発するところでした。

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ここで分岐です。2月はトロッコ保津峡駅方面に行きましたが、今回はそのまま真っ直ぐ水尾方面へと向かっていきます。

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 トロッコ保津峡駅との分岐をそのまま水尾方面へと直進していきます。しばらくは水尾の集落までは車道に沿って進んでいきます。交通量も少なく、ごくごく普通の車道歩きとなります。

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先日の台風の影響でしょうか。初めて訪れる場所なので、前からこうなのか、台風でこうなったのかはよく分かりませんが、悲惨な状況なのだけは分かります。急斜面なので人出で修復も難しそうです。

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引き続き車道を歩いて行きます。所々怪しい場所はありますが、車の通行を妨げるような感じではありませんでした。

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2本の木が絡まっただけと思いますが、自然のアーチが出来ていました。どうなったらこうなるんだろう・・。暴風で絡まった?

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道標を発見です。2手に分かれますが大きい道の方を進んでいきます。下は下で道が続いているようでしたが、どこで合流したかは分からずじまい。

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緑が濃い木々の中を進んでいきます。

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畑が見えてきました。所々看板が立っていましたが、柚でしょうかね。

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道のすぐ脇にも木があったので、実っている柚の写真をパシャリ。

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保津峡の駅から約40分で水尾の里に到着。いよいよここまで歩いてきた車道を外れて愛宕神社方面へと舵を切ります。

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京都市立水尾小学校の横を通過して、

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愛宕神社からのお願いの看板が見えてきました。そして、目に見えて坂がキツくなっているのが分かります。

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坂を登り切るとコンクリ道はここまで。愛宕山と書かれた方向を見ると登山道らしい土の道が見えてきました。

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 保津峡の駅からここまで約50分。小休止とトレッキングポールを引っ張り出して登山道に備えます。登山口入り口で小休止を行い、突撃です。まず目指すは表参道との合流地点となる水尾の分かれです。道自体は安定して広くもならなければ狭くもならないという、不自然なほど整備されている道でした。

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こちら側は台風の影響が少なかったのか、目立った倒木はありませんでした(その代わり(?)表参道は悲惨なことになってましたが・・)。

この道、100m毎に距離表示と防災標語の書かれた看板が立っていました。200mの位置はこんな感じ。

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900mの位置はこんな感じ。淡々と同じようなそれなりに急な傾斜の道が続いていきます。快適に下れそうな道に感じました。

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1200mの位置。景色が余り変わらないので、本当に水尾の分かれに近づいているのかと不安になったり。

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1500m通過。

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展望もあまりなく、時々わずかな隙間から高度が上がっているのだけは実感できる景色が広がる程度です。

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水尾の登山口から約50分で水尾の分かれにやっと到着。高度的には2/3位ですので、もう一息って感じです。この小屋の中で小休止を挟んで先を進みます。

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表参道と合流したということもあって人は多少増えていきます。道は相変わらず狭くのならず広くもならずです。

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この辺まで来ると台風の爪痕が至る所に現れます。

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台風通過直後はグチャグチャだったんだろうなぁと想像できる状態です。復旧に携わった方々には感謝です。

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黒門の前も後ろも倒木です。

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ようやく神社の輪郭が見えてきました。比較的平坦な道&広場もあってその広場ではたくさんの方が昼食休憩をしていました。

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あとは参道をダーッシュ・・・と思ったら最後の関門ですw

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階段途中の鳥居を通過し、

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てっぺんにある愛宕神社の本堂に到着です。

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 水尾の登山口からここまで、小休止を挟みながら1時間半での到着です。目的地が愛宕神社なので、境内の中を散策します。思っていたよりも奥行きがあり、その奥に行くことも出来ます。

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天井の方を見ると鳳凰でしょうか、かなり作り込まれた壁画を見ることが出来ます。

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天井から下がっている照明の柄にはイノシシの絵が。

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その近くにはイノシシに乗るイノシシの絵までありました。ということで、このとき、来年の干支はイノシシだし、初詣に来てみようかなと思った瞬間です。

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その結果がコレw

参拝を済ませた後は今度は愛宕山の三角点を目指して進むことにしました。この裏にあるはずなのですが、まずはその裏に行く道へ行くために階段道を下っていきます。ふと青空も顔を覗かせてきましたので、再度鳥居をパシャリ。

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広場からは京都市街地を一望することができ、朝通過した渡月橋を中央にして一枚。嵐山地区が山裾に広がっている場所だということがよく分かります。

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裏へと続く道を進んでいきます。すると突然景色が変わり、今度は標高の比較的低い山々が連なる絵に。

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再び森林に入るところで分岐が。はて、右?左?地図とにらめっこした結果、

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左!と言うことで車も通っていそうな道を進んでいきます。

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この道の途中で山頂との分岐があるのですが、特段看板があるわけでも無く、道はあさっての方向行くし、なんだか不自然に丸太が転がっているし・・ってことでここかな?で、踏み跡がありそうな坂道を登り切った先に、

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無事山頂の三角点を発見です。撮影する方向を変えて、背景に山並みが写るようにして・・・

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良い感じで撮影できたかな?愛宕神社からここまでは道を確認しながらと言うこともあって30分ほど掛かっています。ちなみに、勝手知った2回目は雪道の中で20分強でした。

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ところで、この三角点、素直な場所に立っていません。広場から少し上がったところにあり、意外とたどり着くのが面倒な場所にありました。

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 そして、この三角点、愛宕神社(924m)よりも低い場所(890m)にあるという謎w

では下っていきましょう。当初は月の輪寺経由で下ろうとしましたが、台風の影響で通行止めとなっていたため、諦めて表参道から下ることにしました。

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水尾の分かれから表参道を見た様子です。こちらは相当悲惨な状況になっているのが分かるかと思います。通行する上での最低限の処置はしていますが、それでも追いついていないようでした。何故かといえば、倒木をくぐったり、跨いだり、迂回したりと言う箇所が多々あったためです。

寂れた登山道であれば日常的な光景なのですが、愛宕神社総本山の表参道となればそのまま・・というわけにはいかないでしょうね。

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こういう場所も潜って通過していかなければなりません。

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表参道側には丁目を示す石柱と有志(?)が建てた距離看板があります。大体100mおきで、二の門~神社入り口(だったかな)まで続いています。

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こちらの倒木は跨いで通過する必要があるようです。

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ここも左から潜るか、右から跨ぐか・・・

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標高が下がってきて、直線的にも嵐山に近づいてきましたので、再度渡月橋をセンターにして一枚。

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途中にある休憩小屋の屋根の上にも容赦なく倒木が襲いかかります。

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頭上にある木はそのままですが、目線の高さにある倒木は切り刻まれていました。

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と、こんな感じで、倒木だらけの表参道を下っていきます。もちろん、通れるレベルまで回復していただいた方々には感謝です。

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倒木自体は標高関係なく、そこら中に転がっており、気持ち、標高が高い方が多かったような気がしたくらいでしょうか。

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まだまだ倒木は続きます。

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最終版のしっかりした階段道に差し掛かっても倒木はまだまだありました。

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旧ケーブルカーの線路跡と合流し、表参道のゴールまではもう少しです。

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ということで、愛宕山山頂から約1時間半で表参道の入り口となる二の門に到着です。この間の高低差は800m弱となります。

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 で、ふと目の前に東海自然歩道の看板が見えたので、何となくそれに釣られてみることにしました。

二の門から東海自然歩道の看板に沿って落合方向へと進みます。

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その前に愛宕神社表参道の登山口を示す大きな看板をパシャリ。この看板の裏を登った先にケーブルカーの駅があったと思われます。

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集落を抜けて猿飛橋を渡ります。

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この橋を渡ったところで、川辺へと降りる歩道と清滝バス停へと続く登る坂に分かれますが今回は川辺に降りた道を進んでいきます。

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先にある横断歩道を渡って再度対岸へ。後は川沿いに普通の道が続きます。そして、落石注意の看板がしっかり立っていました。川辺に降りてバーベキューを楽しんでいるグループも。

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しばらく進むと整備状況が急に悪化します。まともに流木が片付けられていない橋を通過した後が顕著になります。

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この辺は川幅が狭く、なんだか渓谷を歩いているような感じです。

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少し進んだところから上流をみるところです。

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で、歩道はと言うと・・・この岩の上にありました。よーく見ると跡と思われるコンクリ道がちらほらと。増水していたらまぁ、通れませんね。

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更に進んで沈下橋を通過してようやく川から離れるように上り坂が現れます。増水していたらここで確実にアウトです。

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登った先には東海自然歩道の看板と車道が現れます。猿飛橋からは30分弱で到着です。

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 車道との合流地点から保津峡方向へと進んでいきます。ここから終着の保津峡駅まではひたすら車道歩きですので、車にさえ気をつければ快適に歩けます。

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再び保津峡下りの船を発見。向こうも気づいたらしく、こちらに手を振ってくれます。船からは車道の上では無く、断崖絶壁の細道を歩いているように見えているのか、しきりに注意喚起してくれていました。

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再び車道歩きに集中。すると再び分岐に差し掛かります。トロッコ保津峡へと続く道でした。すでに終電が行った後ですので、ひっそりとしています。

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この先、そのまま線路に降りて歩き続けた様子はこちらから。

この吊り橋の上から下流方向を見ます。こっちの方向から来たわけです。

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トロッコの駅からは少しアップダウンを経て朝通過した交差点へと戻ってきました。右に行けば2週目スタートですw

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落合からトロッコ保津峡駅を経由しても20分強で終着となる保津峡駅へと帰ってきました。

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ということで、保津峡駅を発着として周回した様子になります。一部違うマーカーが居ますが、1㎞間隔でマーキングされています。

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標高グラフです。こう見ると表参道の登りもきつそう・・。ところで、今回は高度精度がかなりいい加減ように感じました。歩行ペースを確認するのにトレッキングモードではなく、ランニングモードにしていたのがダメなのかな・・。

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表にするとこんな感じ。

出発 保津峡駅(95m)
到着
保津峡駅(95m)
経由 水尾ルート→愛宕神社→三角点→表参道→京都一周トレイル
歩数 25,514
距離
16.8km(GPS)
時間

5:42 (10:01-15:43)

日付
2018.10.20
最高点 愛宕神社(920m)
最低点

清滝付近(61m)

 

駅に到着したものの、タイミング悪く、しばらく電車までの時間がありましたのでホーム内をウロウロ。というか、ベンチがあるのが駅のど真ん中(=橋のど真ん中)という、半ば嫌がらせの場所にあります。対向の園部行き普通電車を見送ります。

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こちら側のホームでもチャイムが鳴り出しました。えーっと、特急電車が通過するようです。お、遠くからその明かりが見えてきました。

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トップスピードで轟音と共に通過していきます。ホーム幅の狭さと相まって圧迫感がすさまじいです。

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いよいよこの駅に停車する普通電車がやってきました。

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さすがに減速中ということもあって、暗闇の中でも「京都」の文字が読める位のシャッタースピードで撮影できました。