(ウォーキングC71)
※ブログ全体の記事数の整理のため、分割していた本編の記事を一つにまとめ、再投稿するものです。写真84枚。
↓ショートVer
本日は2019年6月1日。菜の花の時期に南コース、桜の時期に北コースに続いていよいよ全区間走破ということでやってきましたは近鉄桜井駅です。これまでの2コースは共に南に向かっていましたが、今回はその逆、北方向に向かって進んでいきます。
では、山の辺のルートの始点となる看板の脇を通り過ぎて張り切ってスタートです。
これまでとは逆方向に歩いているからなのか、意外とたくさん山の辺の道と記された看板やら、
石柱やらを見かけることができます。南ルートは変化が多いので良い道なのは確かです。
とはいっても最初の2㎞程は広くはない歩道歩きということで比較的地味。
大和川を渡ってからが本番となります。6月ともなればまた2月に訪れた際とは季節的な意味で景色が変わってきていますので、その辺を中心に紹介していきます。
緑の屋根に覆われた道。枝だけだった2月とは印象も全然違います。
大和川から離れて文字通り山の辺を進みます。
金屋の石仏とミロク谷石棺付近を通過。
山の辺の道の看板を通過。
大神神社も通過。現在時刻は午前7時54分ごろなのですがこの人出です。山の辺の道を歩く人はさすがにいませんが、何かイベントの時期だったのでしょうか。
狭井神社を通過
この辺から6月らしい草花が多数登場してきます。
この時期の路上販売は梅のようです。10月頃に行けば柑橘類も販売されていますので、何が売っているかを見るのも季節感を楽しむうえ良いかもしれません。
田植えして間もない田んぼです。収穫時に訪れてみたいですね。
スタートから55分ほどで桧原神社までやってきました。これまでのウォーキングコースでは最長歩行距離が25㎞で、今回は30㎞前後になると予想され、最長距離になるとこともあり、歩ききることを最優先に写真撮影は要所+αと意識的に少なくしています。
境内はこんな感じ。砂利がキレイに慣らされており、踏み込むのがちょっともったいないような。
写真少な目とはいっても、色鮮やかな花が目に飛び込んでくると、
つい撮影したくなるんですよね・・・。
歌碑を見ながらその場で歴史観を味わってみたいなんて欲望にかられる時期が来るかもしれないし来ないかもしれないし。
小さい花びらを咲かせた花を撮影するのは難しいなぁと自覚したのもこの時かな?APS-C機で「寄れない」という意味が良く分かっていなかったので・・。
こちらは田植え前の苗床の状態の田んぼの様子です。
これはブラックベリー・・・?
スタートから約1時間10分で歌碑に到着です。2月に来た際は相撲神社に寄り道したというのもありますが、同区間は1時間40分ほど掛けていました。
ここにも道しるべが。ここにも路上販売するブースがあるのですが、何もありませんでした。
蝶が飛んでいるのを発見。
古墳の説明書と山の辺の道の案内板です。観光地としても整備されています。
色とりどりの花を見れるというのも眼福で良いですよね。
歌碑から19分で長岳寺を通過。前回は奥まで行ってみましたが、今回はスルーです。
この写真の真ん中位に休憩スポットがあるのですが、その手前にはビニールハウスがあり、
ナスが栽培されていました。中々ナスを栽培しているところは(個人的には)見かけませんので新鮮です。
燈龍山古墳のある墓地の間を通過していきます。ウォーキングルート数あれど、正規ルートで一般の墓地の横をかすめるようなルートはありますが、ど真ん中を通過していくのはやはり珍しいですね。
波多子塚古墳を通過し、
そのすぐ近くには梅が身を付けていました。丁度収穫中のようで、そういえば梅の路上販売もあったので、身は今が旬ということなのでしょう。
歌碑から40分、スタートから丁度2時間、1回目の休憩です。
こちらで糖分補給です。これが発売されて以降はリュックの中の大切なお友達になっています。
小休止後、出発です。ほどなくして今度は玉ねぎ畑発見です。歩行者が多いこの道で手の届く範囲に農作物が植えられているこの状況、平和ですね~。
2月に来たときは菜の花で埋め尽くされたポイントになりますが、さすがに何もありません。ここまでスタートして2時間10分経過しています。なお、同じ区間、2月に来たときは寄り道もあって2時間50分掛かっていました。
ふと見つけた虫ですが、何だか青くて色鮮やかでしたのでつい一枚。
そして、今度は大量の玉ねぎが吊り下げられている軒下を発見。個人的にはインパクトがありました。
茅葺屋根が特徴的な夜都伎神社を2時間18分で通過です。
時々車線のあるやや広めの道路を歩きます。交通量が少ないのが救いです。
金柑?でしょうか小さな実がなっていました。
意外と急な石段が見えてくれば、中間地点の石上神宮はもうすぐです。
2月は枝だけだったのですが、6月通過時は葉っぱが生い茂るようになっています。
桜井駅を出発して2時間44分で石上神宮に到着です。2月は同じ区間を寄り道込みで3時間30分かけていました。
山の辺の道の石柱の周辺にもたくさんの鶏がたむろしています。
そのまま通過して、山の辺の道の北ルート区間に入ります。
この辺でも梅が実っているところを見ることができます。天理市・・というか奈良県に梅のイメージが無い(和歌山の南高梅が強烈すぎる?)のですが、どこかに出荷しているのでしょうか。
天理教設施設の裏手にある側溝のふたの上を永遠と歩かされる非常に歩きにくい道です。
何だか自分の足音以外にもガサガサ音がすると思ったら、蛇がうろついていました。
何かが飛び出てきそうな道ですが、山の辺の道のルート通りです。
看板はこの奥地に城跡があることを示しているのですが・・・獣道を指されてもw
竹藪道を通過して、
桜井駅から3時間30分、石上神宮から47分で白川ダムに到着です。4月に来たときは石上神宮まで55分かけていました。
桜井駅から約17.5km、白川ダムに到着です。しばらくはまともな休憩スポットもないので、ここで昼食休憩です。 桜井駅前にあったコンビニで購入したおにぎりを頬張ります。
眼下には綿上になった草が見えます。
休憩後出発です。交通量には見合わない高規格な道を進んでいくと、
天理大学のグラウンドの横を通過していきます。丁度野球部とラグビー部が練習しているようでした。この約4か月後にWがある(書いた時点ではあった)んですよね。
弘仁寺へと続く階段を登って、
桜井駅から約19.3km、弘仁寺を通過です。あとで地図を見ると天理大学の前の道をそのまま道なりに進んでも同じところに出てくるようで、距離的にも若干短くなりそうです。
万葉集からの歌碑の一つです。比較的わかりやすい歌ですね。そのナデシコがどこにあるのかは分かりませんが。
この道が交通量も比較的多く、要注意な区間となります。
見つけたバス停です。はてさてどんなダイヤかな?・・・1日1本?
景色は変わりまして圓照寺へと続く参道(圓照寺自体は参拝出来ず、手前のハイキング道を入る)
桜井駅から約22.8km、崇道天皇陵の前になった石の塊です。看板等もないので、何なんでしょうか。
ちなみにここまでは桜井駅から4時間56分、石上神宮から2時間12分となります。4月時は石上神宮まで2時間38分掛かっています。
嶋田神社の横からの様子を撮影して、
久々に視界が広がる場所に出ました。畑は耕された後はありますので、何かが植えられる直前というところでしょうか。
一方で田んぼには水が張られ、稲の苗も植えられた後のようです。この辺は用水路の流れを見てみるのも面白いかもしれません。
前回は竹藪経由で右から出てきましたが、今回はそのまま真っすぐ進んでみます。同じところに出てきますので。
竹藪コースはそれなりのアップダウンがあったのですが、こちらは比較的フラット。
竹藪のへりを進んでいる感じですね。
とはいえ、池の堰堤に登る必要がありますので、写真右上の案内板に向かって進んでいきます。道はちゃんとあるのでご安心を。
池の堰堤部分からの一枚です。細い道だけが刈り取られています。
白毫寺と「奈良」と書かれた看板が出てきました。もう一息のようです。
桜井駅から5時間39分、26㎞地点で鹿よけの柵を通過です。
畑と山並みの様子です。
そして大量に天日干しにされている玉ねぎです。
桜井駅から27.4km、山の辺の道の奈良市側の始点に到着です。
奈良駅までは春日大社の境内を経由してみます。入り口はこちら。
最初は無人の参道だったのですが・・・
奈良駅と春日大社を結ぶ参道に出ると人(と鹿)出が急増します。
道のはずれに鹿の着ぐるみに身を包んだどーも君発見です。何かのイベント用でしょうか。裏からテントの中に入っていきました。こちらは足がギリギリなことになっているので、そのまま真っすぐ進みます。
外国人と修学旅行生比率が高いかな?人々の間をかいくぐって、
桜井駅から29.8㎞、6時間35分で終着点の近鉄奈良駅に到着です。
石上神宮からだと3時間54分掛かりました。逆ルートは白毫寺を経由したというのもありますが、4時間39分掛かっています。
コース図と高低表です。
30kmを越えるかと思いましたが、真っすぐ進み過ぎたのか、30㎞ジャストという距離でした。それでも未経験の距離と所要時間でしたんで、今後のコース選定の参考にするには良いウォーキングだったのかと思います。
出発 | 桜井駅(78m) |
到着
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近鉄奈良駅(88m) |
経由 | 山の辺の道(東海自然歩道) | ||
歩数 | 39.853歩 |
距離
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29.8km(GPS) |
時間 | 6:35(7:30-14:05) |
日付
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2019.06.01 |
最高点 | 弘仁寺付近(156m) |
最低点
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