(平成と令和その4)
8.出雲大社連絡所→日御岬
出雲大社に到着しましたが、参拝は後程・・・まずは休憩のソフトクリームを頂きます。
ちなみに、出雲市駅から出雲大社まで歩いて向かった理由は2つ。1つは「大社線跡を歩いてみたい(距離も良い感じですし)」ですがもう1つが「日御岬灯台へ行くバスに乗り継ぐ」でした。出雲市駅から直接日御岬灯台へ行くバスはあるにはあるのですが、いずも1号が出雲市駅に到着する数分前に出発するという鬼畜ダイヤでした。で、次発は約3時間後に「出雲大社連絡所バス停始発」だったので、”徒歩乗り換え”には良い感じの時間ということもあり、出雲大社まで歩いたわけです。
結果論的には出雲大社周辺の交通渋滞激しく、バスもマヒ状態でしたので、出雲市駅から日御岬灯台へ乗り継げるバスに乗っていたら確実にアウトでした。
その一方で出雲大社連絡所始発の日御岬灯台行きは定刻通りに出発です。
道は海岸線に沿って進んでいくのですが、山もすぐそこまで迫っていました。
晴れていたらさぞ絶景なんだろうなぁと思いをはせつつ、約23分で終着の日御岬灯台に到着です。そこからは遊歩道沿いに進んでいき、沿岸に出ました。
複雑に入り組んだ岬が登場です。
引くとこんな感じ。地形マニアには楽しそうな感じに見えるのですが、どうなんでしょうか。
足元にある岩はこんな感じです。ひび割れた踵のようなそんな感じの姿で、1600万年前に流出した溶岩の冷却収縮によってできたもののようです。
海岸沿いはこのような陸(噴火とか)によるものか、海(浸食とか)によるものでできたのかを想像しながら進むのも楽しいですね。
所々溶岩の空気だった場所でしょうか、穴がありますが、鳥の巣とか・・・は無さそうです。
9.日御碕灯台
いよいよ日御碕灯台がお目見えです。
1903年に設置された灯台で、海上保安庁管轄の場所となります。
看板との写真を改めて。
では、土足禁止ということで靴を脱いで上に上がってみましょう。こういう時トレッキングシューズってキツイですよね・・・。簡単に脱げないし、靴箱に入らないしw
螺旋階段を登って一番上までやってきました。まぁ、分かってはいましたが、周囲は山です。
ふと下を見ると人だかりが。多分灯台が映えるスポットなのかな?後で行ってみよう。
階段を下ります。頂上までは163段あったんですね。
くるくる降りていきます。何とかすれ違える幅ではありますが、急階段ですので、階段途中ですれ違うのはちょっと怖い。
くるくる~
上から見て人だかりのあった場所にやってきました。なるほど。崖の淵に座って灯台を撮影するとさぞかし迫力のある写真になるんですね。
周回を続けます。日御碕と書かれた石柱を発見。えっと、ここが岬の先端ということでよかったのかな?
その先にある岩の小島、案内にも掲載されているので、何があるのかなというと、
ウミネコの群生地でした。この島一面にウミネコがギッシリ埋まっていましたので、いったい何羽いるんだ?と思ってしまいます。
島の真ん中には鳥居もありますが、何だか参拝する気が起きないw
10.日御碕神社
群生地を抜けて海岸沿いの道を下っていくことにしました。
その下った先にあるのが日御碕神社となります。1644年に建立した神社ですので、なるほど、あの灯台があの(山の中の)場所にあるのはここ神社の影響もあるのか。
朱塗りの境内が印象的な神社になります。入り江の隙間を縫っている割にはそれなりの広さはありました。
この神社はバスの車窓からも見ることができるのですが、独特の雰囲気が出ている感じがしました。
では、神社の様子を何枚か。
この後、再び来た道を戻って日御碕灯台バス停から戻りのバスに乗るわけですが、実は日御碕神社も経由するため、日御碕灯台→日御碕神社→バスという行程も取ることができます。
出雲大社連絡所バス停に帰ってきました。とうとう帰りのバスの中で雨が降り出してしまいましたが、本日の行程で残っているはこの出雲大社参拝だけでしたので、何とか持ってくれた・・と言った方が良いのかもしれません。
この独特の屋根の形状、日御碕神社にもありました。歴史的な意味があるとは思いますが、その辺は専門家に任せますw。
現在時刻は16:00過ぎ、ここまでの食事は朝食の柿の葉寿司と乗り換えの時間で食べたソフトクリームだけという”いつもの”旅行時の食事風景ですが、ここで遅い昼食・・・というか早い夕食にします。出雲そばが良いなぁと思ったものの、有名店は観光地名物の「16:00にはもう店閉めてるよ」状態で、空いていた店に駆け込んでとりあえず出雲そばを堪能しました。
この日はそのままバスで出雲市駅に戻り、翌日に備えることにしました。
こんな天気では外にも出たくなくなりますしね・・・。
1日目終わり