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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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52番ゲートの罠 AA2994(LAX→PHX) & 機長は何処?AA3035(PHX→FLG)

(2017R休 その3)

5.LAX ターミナル5 52番ゲートの罠 AA2994(LAX→PHX)

次に搭乗するのはフェニックス行きのAA2994便です。搭乗ゲートは52Gとのことですが、ターミナル5には52番ゲートはありますが、52Gはありません。看板付近には下り階段があるのでバス搭乗なのでしょうか。・・・と思っていたらここに落とし穴が^^;

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・当初予想:階段降りる→英字の番号に付随した改札がある→改札を通過してバスに

      乗る→搭乗機に到着

・実際 :階段降りる→バスに乗る→「リージョナルジェット用のターミナルに移動」

     する→英字の番号に付随した改札がある→「徒歩で搭乗する」

 

つまり、ここにアサインされた飛行機に乗るには、「ターミナル5の52番ゲート」に30分前の集合するのではなく、バスに乗った先の「リージョナルジェット用のターミナルの52◯(記号)ゲート」に30分前に集合する必要があるのです。

せめて「別ターミナルへ移動します」位の案内がっても良いような気がします^^;

初見ではターミナル5の52番ゲートは「リージョナルジェットターミナル行き」だなんて分かるわけ無いでしょ^^;

 

ということで、連れてこられたのはこんなところです。見事なまでの隔離ターミナルでした^^;。

 

搭乗機は15分程度の延着で到着したらしく、定刻間際になって搭乗開始です。

機種はCRJ-700で、個人的には初めて搭乗する機種になります。

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 席は後方に指定されていましたが、その影響から(エンジンがすぐそこ)か窓が汚く、機内からの様子が撮影できませんでした。

また、フェニックスでの乗り換えがわずか35分と短く、この遅れで果たして乗り継ぎにも間に合うのかという心配も加算されながらのフライトでした(結果的にはどうでもいい状況になりましたが・・・)。

 

6.機長は何処?AA3035(PHX→FLG)

ロサンゼルスから搭乗したAA2994便は遅れを少し取り戻し、定刻より数分遅れでフェニックス空港に到着。とは言え、降機した頃には既に次便の搭乗開始時刻となっていましたので、搭乗ターミナルを急ぎます。(ターミナルC→ターミナルBに移動)

だがしかし、いざ到着してみると1時間遅れの案内ということで、とりこし苦労をさせられました。そして、遅れの原因は到着便が遅れているからかと思いきや飛行機は既にゲートに付いているし、何故かなーと思っていたら・・・

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「本便の機長の手配を忘れてました、サーセン」

 

 

・・・はい?

 

そして、「今、機長が手配できました。自宅からここまで飛ばしてきていますので飛行機は飛ばせそうです。」

ということで、案内板の時刻が更に修正され、こうなりました。

日本だったら行き先空港の運用時間外を理由に確実に欠航になる(+新聞沙汰にもなる?)事案ですね、これ。

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この間、空港内の売店でサンドウィッチを購入して夕食として時間を潰していました(他の乗客も似たような感じです)。10時を回る頃には・・・

 

「機長が今駐車場に到着しました。すぐに出発できるよう、乗客の皆さんは飛行機に搭乗しちゃましょう♪」

 

ということで、飛行機に搭乗し、機長の到着を乗客が首を長くして待つという摩訶不思議な光景が広がっていました(普通でしたら先に機長が搭乗して出発準備をアレコレしているハズなので・・・。)。

機長が無事に到着し、いよいよ出発です。こんな時間ですので外は当然のように真っ暗ですが、フェニックス市街地の夜の明かりを何とかシャッターに収められました。(ISO25600での撮影なのでノイジーなのは勘弁ください。)

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ドアクローズしてから僅か35分後、目的地の空港である、フラグスタッフ空港に到着です。タラップでの降機でしたので、振り向きざまに搭乗機の撮影です(機種はCRJ-700)。こんな時間(P.M11:00頃)ですので、ターミナル内は空港職員を含めて警備員以外誰もおらず、照明もほぼ落とされて薄暗い中でも乗客は特に気にする様子もなく、荷物を受け取り、各々の方角へ散っていきました。

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こちらも、ここからホテルの送迎車に乗って日付が変わる頃に何とかホテルに到着し、初日は終了となります。

 

ちなみに、CAから本件の顛末を含めて機内でこんな話をしていました。

「この便を操縦した機長は(勤務時間の関係で)翌朝の始発便には搭乗できない」

「なので、フェニックスから別の機長を車でフラグスタッフ空港まで(約300km位)

 連れてくる」

「この便に搭乗した機長は、翌朝のフェニックス行きの便の一乗客として戻ることになる」

「二十数年のCA歴でこんなことは初めて・・・」

更に、

「機長は会社に対して臨時ボーナスの支給を主張できる権利を有したんではないでしょうか」と乗客の前で平然と言えるのはアメリカらしいというかなんというか・・。

 

・・・ということで、中々破天荒な展開に(良いんだか悪いんだか)遭遇できました。

 

※ 運行会社について

  スカイウエスト社がアメリカンイーグルのブランド名で運行していますが、この会

  社、MRJを最大で200機程発注した会社でもあり、MRJを発注している最大の顧客

  でもあります。まぁ、延期続きで破棄される可能性もあるとのことですが・・・。