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カメラ(Sony α6500+SEL1670Z メイン)を手に絶賛(?)徘徊中。

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ウォーキング

大洲城攻略と臥龍山荘(ルート図付き)

(四国周遊その10)

23.宇和海9号(松山→伊予大洲)

本日1区間目の移動になります。引き続き予讃線をひた進んでいくことになり、乗車するのは宇和海9号となります。

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で、ホーム中央付近にはようこそ松山駅の看板とアンパンマンの人形が飾られていました。この2つの縁は良く分かりませんが、これもあってか、広島カープ所属の松山選手の愛称がその体型と合わさって「アンパンマン」だったりするわけです(本人の出身地は鹿児島県なので、出身地つながりではない)。

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乗車位置です。JR四国の一般気動車特急の外観になります。これで120km/h出すわけですから中々化物列車ですね。

 

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改札内キオスクで購入したドリンク?ゼリー?です。他にも数種類の選択肢がありましたが、関西では余りお目にかかれないこれを選択しました。

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列車は定刻に出発です。松山坊っちゃんスタジアムの横を通過し、

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重信川を渡り、

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何だか工事中の線路が現れます。

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よくよく見ると車両基地を建設中のようでした。また、架線用の鉄柱もあることから、ここまで電車を連れてくるようです(松山から先の列車はすべて気動車なので)。

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こんな感じの田舎な風景を眺めながら進んでいくと、

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途中内子駅にやって来ました。列車は夕陽で有名な下灘駅経由ではなく、より線路が直線的な山線側を通っていきます。

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のんびりとした田園風景の中を猛スピードで列車は駆け抜け、

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次の目的地である伊予大洲駅に到着、下車します。

・区間:48.8km、乗車券950円、特急券520円、計1,470円

・合計:243.2km、乗車券4,590円、特急券3,260円、計7,850円

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では、早速大洲駅を降りて次の目的地に・・・と思っていたら、車内放送の乗り継ぎ案内で「伊予灘ものがたり」とあったので、ターゲットを変更します。

 

24.伊予灘ものがたり

 乗車した宇和海9号から伊予灘ものがたり号の発車までは僅か3分。ということで急いで跨線橋を渡ってホームまでやって来ました。ただ、乗り換えのための跨線橋の入口で伊予灘ものがたり号のアテンダントさんがこちらですと声かけられた時は(乗らないので)少し申し訳ないと思う半面、そんなことまでしますかこの片田舎の駅で・・とも思ったりしました。

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車両は2両で各々カラーリングは異なっていました。車内はさっと見た感じでは満席のようです。

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定刻になったので出発です。アテンダントの方もお見送りです。で、よく見たらドア付近の所にその車両の色に合わせたマットが敷いてありました。徹底的におもてなすというわけですね。

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時間的には双海編ですね。乗車券+特急券(普通車指定席かな?)+食事代で6430円也。

改札を出ます。駅名板はおしゃれにも木板でできていました。

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25.大洲城へ

この旅6ヶ所となる伊予大洲城に向けて歩を進めていきます。駅からお城までは看板がところどころ立っていますので、それに沿って進んでいくだけです。お城は川の畔に建っていました。

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大洲城への案内板です。

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この先にお城があります。

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丘の上なので、その坂を登りつつ、銅像とその後ろにある大洲市内の様子も合わせて。

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道はお城を回り込む形で高度を上げていきながら近づいていくことになります。

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丘のてっぺんに到着です。駅からここに向かうときに渡った橋が見えます。で、その後ろの山が少し気になります。なんか山頂が妙に色付いていますが・・・

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山頂付近がツツジで埋め尽くされていました。そう言えば途中、そこへと上がるための登山道の案内もあったなぁ。

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というわけで大洲城に到着です。この建物自体は2004年に再建された比較的新しいものになります。

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では、大洲城への侵攻を進めていきましょう。

 

26.大洲城内

では、お城に入っていきましょう。新築のお城らしく中は博物館風になっていて、建設時の様子や、

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在りし日の大洲城及びその城下町の模型が展示されていました。

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再建されたお城の階段昇降はビルの中のようなごくごく普通の階段が多いのですが、ここは昔のお城らしくわざと急階段で建設されていました。最初っから狙っていたのか、場所の都合上こうなっただけなのかはよくわかりませんが・・。

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天守閣に上がり、大洲城も攻略完了です。天守自体は普通の部屋でした。また、ここの天守は展望台があるタイプではなく、窓から顔を出すタイプとなっています。横を流れる肱川(ひじかわ)と予讃線の鉄橋の様子です。おや?警笛の音がする・・

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特急列車が橋を渡っていきました。伊予大洲駅ではいつまでの動かない普通列車が停車しているのが見えていたので、交換待ちのようでした。

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ということで、今度は1両の普通列車が鉄橋を渡っているところを撮影です。普通に撮影すると代わり映えがしないので、瓦と一緒です。

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27.大洲の街並み

大洲城を後にして今度は大洲の街並みということで、この地区も大洲市としては観光地としてアピールしていました。

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途中、ポコペン横丁という昭和30年代をほうふつとさせるような場所がありましたので、その様子を撮影です。こういうのは、

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後ろの建物ともどもこんな感じのほうが雰囲気が出るのでしょうか(その年代はいかんせん産まれていないので・・)。

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また、大洲市のご当地マンホールも見つけましたので、こちらを撮影します。

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町並みを抜けた先に次の目的地があります。

 

28.臥龍山荘

大洲市が大洲城に並んでアピール(大洲城+ここで共通割引券を発売していました)していたのがここ、臥龍山荘(がりゅうさんそう)です。この建物の一部が2年前に重要文化財として指定されたとのことで、この名前は「大洲藩3代藩主加藤泰恒が「蓬莢山(ほうらいさん)が龍の臥す姿に似ている」ことから”臥龍”と命名したとのことです(大洲市HPより)。

まず、この濃い緑が目に飛び込んできました。

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この緑の中ですから、ここで寝転がったらさぞかし気持ちいいんだろうなぁ、なんて考えながら・・・というか、欄干に座ってのんびりしているほかの客もいたので、あながち間違っていないかな?

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ここでは、どこかで見たことがあるような光景・・・中秋の名月・・って言えばその光景が浮かぶ方がいるかもしれません。中央の円形の窓から光を通せば満月、段々となっている棚に餅でも置けば・・ね。

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いったん外に出て庭園を経由して敷地の一番奥に進みます。不老案という場所で、ここには畳敷きの部屋が一つ。で、そこから見えるのが、

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肱川と

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沈下橋でした。ということで、川の情景を味わうための場所になります。

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案内によるとこの建物の裏手にも見どころありということで、回ってみました。メインは岩の隙間に咲く花・・・ではなく、

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この建物の立ち方が非常に特殊とのことでした。こんな断崖絶壁に木枠を組んで建っていることもそうですが、もう一つが柱の一つが木材ではなく、生きた槙の木であるということが特別ということです。

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庭園側から見た臥龍院(一番最初に入った建物)の様子です。やっぱり、欄干で景色を堪能している人が多いですね。

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臥龍山荘を後にして、伊予大洲駅へと戻っていきます。その途中で水害から守ってくれるお地蔵さんや、

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赤レンガでできた建物の横を過ぎて、

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伊予大洲駅に帰ってきました。

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散策タイムはこんな感じで

伊予大洲駅10:51→11:15大洲城11:36→11:58臥龍山荘12:18→12:38伊予大洲駅

歩行ルートはこんな感じでした。

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