(四国周遊その21) いよいよこの旅も最後となる神戸港までの船旅を残すのみとなりました。乗船券です。片道1990円と船便ならではの価格設定です。 高松港から船がやってきました。高松港発小豆島経由神戸港行きのようです。 他の乗船客も船の到着を雨が降っているということもあり、搭乗橋の下で見守ります。 船が近づいてきました。時々衝撃映像でそのまま岸壁に衝突!なんていうものを見かけますが、この位置から見ると迫力満点です。 乗降口がだんだんと搭乗橋に近づいてきました。 あともうちょい! 無事接岸を終え、下船客を先に通したと、いよいよ乗船です。まず向かった先は最上階に当たる展望デッキです。すると、オリーブを抱えた宇宙飛行士らしき謎なオブジェがお出迎え。 雨もパラパラ降っていますが、雲が低い低い。そして、その間にも坂手港から乗船する車がどんどん入ってきます。さすがはフェリー、貨物トラックの割合が高いです。 再度客室に戻って居場所探しです。良い席は高松港から乗船された方や展望デッキに上がらなかったほかの客に先を越されてしまい、確保したのが、なぜかござが敷かれていたホールの端っこ部分でした。 出航後はこんな天気も相まって、窓から見える景色といえばこんなどんよりとした曇り空で、うっすらと対岸が見えるかどうかという感じがしばらく続きました。 ここで一息ということで、道の駅で購入していたオリーブ茶を頂くことにしました。やや苦みがあるクセのある味で、常飲できるかと問われると勘弁してください・・という感じでした。この量で充分です。ハイ。 しばらくは景色含め変化が少ないので、リュックを枕にして横になっていました。 1時間ほど横になったところで、ふと外を見ると陸地=淡路島の影がだんだん大きくなってきました。ということで、そろそろあれが見られるかもということで再度展望デッキへ。 お、明石海峡大橋発見です。ここからゆっくりと撮影・・・と思っていたら強烈な風と落ちる雨でレンズに雨粒が。ということで風下となる明石海峡大橋通過のタイミングまで待ちます。 橋の真下を通過します。 海峡の真ん中から明石市内方向を見ます。 反対側の淡路島方向を見ます。 引いた角度からの橋の全景です。船の上から見る明石海峡大橋も別の迫力がありますw ところで、動いている船の上からパノラマ撮影するのはやめておきましょう。下の写真がそうなのですが、橋の左端付近がズレてしまいました。 橋の撮影を楽しんでいる間、今度は上空から何やら音がしたので見上げてみると神戸空港への着陸態勢を整えて滑走路へと向かうスカイマーク機が捉えられました。70㎜のレンズではこれが精いっぱいでした。 で、その航路を下にくぐる際に誘導灯の上に光る飛行機の主翼先端のライトを何とか捉えられました。 神戸港の波止場を通過していよいよ到着まであとわずか。 着岸する船着き場のすぐ横まで来ました。空が一気に暗くなっていきます。 間もなく接岸、お世話になったござとはここでお別れです。 最終的な接岸と搭乗橋の開通を待っている間、神戸ポートタワーが見えていたので、撮影です。 坂手港から神戸港まで航路はこんな感じでした。おおよそ3時間20分かけて96㎞の航路となります。100km無かったんですね。思っていたよりも近い。で、航路の南端は関空と同じ。中々面白い航路図となりました。 旅路もあとは下船後、神戸三宮駅へ向かう連絡バスに乗車し、 帰途に就きました。これで3泊4日の四国お城巡りの旅は終了となります。61.乗船
62.そして、旅路は終わる。